今年は2月の大阪マラソンを走ったので、秋のフルマラソンまでちょっと間が空いています。細々と練習は続けているものの今一つモチベーション上がらず、アクセントとして夏前のレースにエントリー。
ベジタブルマラソンは随分前に埼玉の彩湖でのレースに参加したことがあります。参加賞がお野菜の詰め合わせ。持って帰るには重いが、家族には喜ばれる品々です。
天気は梅雨入り目前の東京としては、幸運の曇り空で、気温も最高気温25度予想。晴れても暑さにやられそうだし、雨では楽しくない。蒸し暑さはあるものの、この時期としてはベストの天気といって良いでしょう。
ハーフの部のスタートエリアに並んだのは200名ぐらいかな?黄色と黒の色柄のTシャツのいかにも早そうな若者グループが目に入りましたが、箱根にも名を連ねる東京国際大学の陸上部メンバーとのことでした。
この日の個人的目標は3つ。1つ、ハーフとは言え25度前後の気温なので、無理はしないで完走第一。2つ、できればタイム1時間55分以内を目指す。3つ、前半スローで入って、ピッチを上げるネガティブスプリットで走る。
12時5分にスタート。最近、練習では、基本に返って腕をしっかり振って、肩と腰の回転で自然と脚が前に出るようなフォームを意識してます。レースでもしっかり実践しようと思い、走り始めました。
小規模とは言え、やっぱりレースは練習とは全然違います。周りのランナーにつられていきなり最初の1キロが5分12秒。明らかに早すぎます。「いかん、いかん」と思いつつも、ペースを下げようにも下げられない。早々にネガティブスプリット戦術は断念しました。
コースは園内を外縁に沿って1周5キロを4周します。小さいですが、所々アップダウンがあって、適度なアクセントになります。先日のNHKのBS番組「ランスマ」でトレイルランの練習で、坂道は腿上げの要領でとアドバイスされていたのを思い出し、(トレイルランからすれば単なる平地ですが、)坂では腿を上げることを意識。結構、楽に走れたので一つ収穫。
コースは木々の緑の深まりが感じられる美しいものでした。ところどころ、紫陽花が満開でこれも風雅で、蒸し暑さの中のランに彩りを添えてくれました。
(走りながらのスマフォ撮影なので綺麗に撮れませんが、雰囲気だけ)
2周めの途中で、3周目の東京国際大の若者たちに追い越されます。フォームやストライドなど走りが全然違いますね。思わず見とれてしまいますが、あっという間に姿が見えなくなりました。
気温こそ25度を超えることは無かったようですが、やはり蒸し暑さは辛かった。1周途中で2箇所給水エリアと水をかけてくれるところがあって助かりました。ただ、水のぶっかけコーナーでは、お酌で水を頭からぶっかけてくれるお姉さんと私のタイミングが合わず、左から半分がずぶ濡れになっただけ。却って走りにくくなるは、シャツが変に体にへばり付いて気持ち悪いはで閉口しました。これもレースならではのトラブルです。
もう一つ、トラブルと言えば、トイレマネジメント。フルマラソンの時はレース前から相当気を遣うのですが、今回はハーフということで完全に舐めてましたね。詳細は省きますが、2周めぐらいから違和感が発生し、その後最後まで心身に影響ありでした。
結局、ネガティブスプリットどころか、16キロまでは1キロ5分10~20秒ペース、17キロ以降キロ5分20~30秒ペースというありがちなペース展開。ただ、汗びっしょりでのゴールしたタイム(ネット)は1時間52分台。3つの目標のうち2つは達成でした。まあ、よく頑張った。
これで、夏は体力落とさない程度に練習し、秋からの新シーズンに気持ちを向けていきます。いいタイミングでのいい練習レースでした。
2023年6月10日
PS:久しぶりに訪れた国立昭和記念公園ですが、雄大で緑一杯で良い公園ですね。西立川駅からの入口を入って、すぐに大きな池がありプレジャーボートが出ていたりしてます。私の間週末のランニングコースであったロンドンのハイドパークの趣も感じられ、なんかとっても懐かしくもありました。ビールと文庫本で1日いたいぐらいです。
(とっても長閑)