その後の『ロンドン テムズ川便り』

ことの起こりはロンドン滞在記。帰国後の今は音楽、美術、本、旅行などについての個人的覚書。Since 2008

寄席最高! @浅草演芸ホール

2023-05-14 07:35:13 | 日記 (2012.8~)

ゴールデンウイークに浅草演芸ホールに落語鑑賞に行きました。地元のホールで開催されるホール落語にはちょくちょく足を運ぶのですが、寄席は数十年ぶり。

いや~、楽しかったですね。お昼の部の途中から夜の部の途中までまるまる5時間、たっぷり笑いました。一人15分枠で入れ代わり立ち代わり芸人が変わりますから、集中力が途切れません。また、3~4人の落語のあとには、紙切りや漫才などが入りますから、それはそれでちょっとした気分転換にもなります。

この日は、林家時蔵、三遊亭白鳥、柳家三三、林家正蔵、古今亭菊之丞、林家木久蔵、林家木久扇などなど、私も聞いたことある、知っている落語さん達が多数出演し、夫々の個性を楽しみました。新しい落語さんとの出会いもあり、カタログ的に一度に多数の芸風にぐれることができるのは寄席の楽しみですね。

ゴールデンウィーク真っ只中ということもあり、会場は立ち見も多数で満員御礼状態。芸人さん達も、コロナで苦しい時期を振り返ってはネタにして、とっても嬉しそうでありました。私もこんな密なホールで、もうコロナ本当に大丈夫と言えるのか、と少々不安ではありましたが、こうした興行は満員の熱気に勝るものなしと得心。

17:00過ぎにホールを出て、せっかく浅草まで来たのだから仲見世や浅草寺にも寄っていこうかと思いきや、周囲は観光客らで凄い人出。完全にコロナ前に戻った感じです。人に酔ってしまうと、後に差し支えますので、この日は演芸ホールの一本勝負で留めました。



2023年5月4日


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