その後の『ロンドン テムズ川便り』

ことの起こりはロンドン滞在記。帰国後の今は音楽、美術、本、旅行などについての個人的覚書。Since 2008

2011 クリスマス イスタンブール旅行 (その4)

2013-01-01 09:11:28 | 旅行 海外
2011年12月26日 午前

 この日も天気最高。まずは、エジプシャンバザールへ。スパイスバザールとも言われているらしい。朝早すぎてまだ人出は少ないが、多種多様なスパイスが売っており、とってもカラフルだし、匂いも刺激的。







 続いて、路面電車を乗り継いでテオドシウスの城壁へ。ローマフリークの端くれとしては、イスタンブールに来たら訪ずれなくてはいけないところ。イスタンブルールを守ったローマ人の城壁である。



 かなり急だが一応上れるようになっていた。勇気を出して、登る。


 壁の上からはイスタンブールの絶景が臨めた。



《壁が続いてるのもわかる》


≪南側。逆光だけど海やイスラム寺院が見えます≫

 上ったは良いが下りてくるのは、本当に怖くて大変だった。足がすくむ。まだ年寄りの域には達してないが、年寄りの冷や水とはこのことだろう。

 続いて、テオドシウスの城壁の近くにあるカーリエ博物館へ。5世紀に修道院として建てられたのだが、その後オスマン朝時代にイスラム寺院に転用された。ここが素晴らしいのは、13~14世紀に描かれたモザイク画。イスラム時代に漆喰で塗りつぶされていたものを、20世紀になって考古学者たちによって発見されたとのこと。これが、本当に素晴らしい。ビザンティン美術に関心がある人は必見だと思う。博物館と言う名にはなっているが、修道院の遺跡だから、静かで、落ち着いた雰囲気は、何とも清められた気持ちになる。市街の喧騒に少し疲れ始めたところだったので、なおさらだった。



 

 





 「地球の歩き方」には所要時間30分と記載してあるが、1時間は優に楽しむことが出来る。ここは、本当におススメ。

 再び、路面電車を乗り継いで市街へ。

(つづく)

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