その後の『ロンドン テムズ川便り』

ことの起こりはロンドン滞在記。帰国後の今は音楽、美術、本、旅行などについての個人的覚書。Since 2008

アガサ・クリスティ、鳴海 四郎 (翻訳)  『ねずみとり』 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

2011-01-03 14:52:27 | 
 昨日ご紹介した「マウストラップ」の原作です。200ページ弱の戯曲なので、2時間もかからないで読めます。英語で読んでもきっと、そんなに難しくなさそうです。この戯曲がどんな舞台になるのか想像しながら読むと、より舞台が楽しめます。この文庫版の表紙はちょっとおどろどろしいですが、中身は、スピーディでスリルはありますが、この表紙とは違ってもっとホンワカ、暖炉のそばで読んでいるような読み物です。

 何かに書いてありましたが、世界で一番読まれている(発行巻数の多い?)英文作家は、シェイクスピアではなくて、アガサ・クリスティなんだそうです。
コメント
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