バイユー ゲイト 不定期日刊『南風』

ブルース、ソウルにニューオーリンズ!ソウルフルな音楽溢れる東京武蔵野の音楽呑み屋バイユーゲイトにまつわる日々のつれづれを

三鷹が八ヶ岳に!の夜

2009-03-23 | ライヴ報告

先週末、土曜日はジミー矢島さんの新作CD『森note』発売記念ライヴ。いつもブルージーに大いに盛り上げてくれるジミーさんなのだけれど、今回のライヴはほんの少しだけ手触りが違っていました。
前日夜から沢山の機材を搬入。新作アルバムは彼の現在の住まい八ヶ岳の自然の中に息づく音楽をギターと「森の音」で表現したインストゥルメンタル集。機材はその世界を再現する為にバイユーに森で録音した「音」を流し、それにあわせてライヴを行うという試みのためのものでした。
この用意した音がなかなかのすぐれもので、リハーサルの時点で早くもバイユーに八ヶ岳が出現しておりました。ただジミーさんは「飲んで騒ぐのを楽しみにやってくるお客さんに悪いかなぁ。。。」と思案顔。その後ろに流れる鳥や虫の声に川のせせらぎ。これなら気持ちよく飲めるような気がしたので「大丈夫ですよ~」と安易に応える私。

さて本番。悩んだ結果ジミーさんが選んだ構成はというと、最初はいつものジミーショウ!第1部の終盤がインストコーナー。そして御歓談~その後第2部の前半にもインストコーナー。後半はドトウのジミーズブギータイム。とこんな感じでした。
問題の?インストコーナーは予想通り非常~に心地良く、お客さんは静かに聴きながらもリラックスしていたように感じました。八ヶ岳の音とギターの澄んだ音色が入り交じりなんとも良い感じ。このあたりで既にみんなのココロは八ヶ岳?だったようです。そして後半のブギータイム!は八ヶ岳の自然の中を思わせる開放感に包まれ、最後は♪八ヶ岳へ行こう~♪行こう!行こう!の大合唱で幕を閉じました。
後味も爽やかな、なんだか不思議な気分の夜でした。そしてなんとなく八ヶ岳に行きたくなってしまったのでした。


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