バイユー ゲイト 不定期日刊『南風』

ブルース、ソウルにニューオーリンズ!ソウルフルな音楽溢れる東京武蔵野の音楽呑み屋バイユーゲイトにまつわる日々のつれづれを

なまず兄弟初舞台

2006-06-19 | ライヴ報告
週末土曜日は古田光郷Vo&Gの新デュオ、なまず兄弟のデヴューライヴでした。曇り空からやがて雨~という天候にも
かかわらずバイユーは賑わい、熱いライヴが繰り広げられました!
まずはオープニングアクトはコンタンズ(バイユーでCDを聴いた方も多いはず、未見の方は次回こそ是非!)。この日はVo&Gのタクゾーにパーカッションとドラムス(サカイ&カワサキ)を加えた3人編成。ミニソウルレヴューな趣きでなかなかいい感じ。お客さんのウケも良く、手拍子も起こっている、ヤルナ!コンタンズならではのソウルフルでポップなナンバーをテンポよく連発、最後は名曲『夜の真ン中』で終了。アンコールさえ予感させた盛り上がりでした。うん、あれは誰かが始めれば賛同者多数だったろうな。それくらい店内の空気を熱くし、そして緩めてくれました。

そしてあまり時間をおくことなく、なまず兄弟が登場。デヴューライヴ?とはいえキャリアのなせるわざか古田氏は余裕たっぷり、最も最近のアルバムの1曲目『Blue Head Girl』でゆったりとスタート。ギターのエフェクト具合が気持ちいい。CCRなんか思い出してしまいました。そう、この日はアコースティックデュォかと思いきや!なんとエレキデュオ。しかも古田さんはストラト!…なまず兄弟油断なりません。中野さんのギターの絡み具合も絶妙で隙間たっぷりのバンドサウンドな趣きでした。
…ギターの中野靖之さん、ブルースな人でした。まだ若いのに。。。永井ホトケ隆さんのバックも務めているとのことでブルース若手では注目の人材のようです。要チェックですね。

古田さんの最近のライヴではソウルミュージックのカヴァーを挟み込んで進行するというカタチが一般的なようなのですが…バイユー・なまずショウ!ではオリジナルをたっぷりと聴かせてくれました(今後もなまずはこのカタチだそうです)。前述の~現時点での最新作『Roll on River』のタイトル曲など発売直後以来久しぶりに歌う、とのことでしたが、ハモリも気持ちよく2人のシンプルながらコシのあるビートに抱かれたメロディは「CDのバンドバージョンよりいいんじゃない?」とさえ思いました(あの完成されたバンドバージョンはもちろんイイという意味でです♪)。コンタンズの緩めた店内の空気はなまず兄弟への絡み具合もよく、歌ゴコロ溢れるゆったりとした時間が流れていきました。
店主のワタクシも登場する!古い下北時代の話のMCなどもあり、お酒もすすみ、バイユーはすっかりなまずワールドと化していました。アッパーな曲では両エレキが更に活躍。マジックサミーなブギーもあり、まさにロッキンソウルな夜でありました。アンコールは1回で終了、もっと!という方は次回ね。ということでバイユーは宴会タイムに突入。正に怒濤の…。

なまず兄弟&コンタンズに感謝。またやりたいです。
Kontanzu2_2
Namazu1_1_2



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