昨夜大阪で行われたボクシング世界タイトルマッチ。IBF世界ミニマム級タイトルマッチで高山勝成選手がほぼフルマーク(全てのラウドで優勢ポイントを奪う)の完勝で初防衛を果たした。実際ジャッジのうちひとりはフルマークを付ける圧勝。スピードと手数だけでなく位置取り相手の打ち終わり、自分のデフェンスから攻撃へと攻防一体のボクシングをこれでもかというほど堪能させてくれた。一撃必倒のパンチ力がなくても、こんな魅せるボクシングができるんだとテレビを観ている人たちに知らしめた勝利でした。この試合は4年半ぶりの日本国内での試合、いわば凱旋試合でした。過去にWBAとWBCでミニマム級世界王座に就いた高山選手は3本目のベルト、当時日本未公認だったIBFのタイトルが欲しいと国内に引退届を出し(出さなければ挑むこともできないというニッポンの決まり)海外に主戦場を移して戦い続けた。そして今年、長い苦闘の末にメキシコでタイトルを奪取してその初防衛戦だった。彼の快挙についてはこちらを。高山選手の素晴らしいボクシングに感激しました。観た方、ああいうふうに相手が持ち味が出せない、なにも出来ないってのはなかなか凄いことなのです。
試合前の王者としてのコールや勝利者インタヴューがカットされてたのは流石テーベーSだったけど…テレビ放映もしっかりあって良かった~。でした。
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