バイユー ゲイト 不定期日刊『南風』

ブルース、ソウルにニューオーリンズ!ソウルフルな音楽溢れる東京武蔵野の音楽呑み屋バイユーゲイトにまつわる日々のつれづれを

講談の魅力を満喫!双六亭はアコースティックも良い!!の夜。

2018-06-04 | ライヴ報告
5月15日火曜日は5回目のバイユー演芸会でした。
講談師・宝井一凛さんが毎回違う音楽ゲストと共演するこの会。
今回のゲストはファンキーでグルーヴィな歌モノロックバンド『双六亭』でした。
日本の演芸一般を愛し造詣が深い彼らからの「我々も出たい」とのラブコールを受けて実現した今回の出演。
生の声で語る一凛さんに合わせてアコースティックアレンジを用意して臨む(マイクやアンプはうっすら使いましたが)という気合の入りようでした。

恒例、一凛さんのMC(これで既に喜びマックスだったようです)に導かれライブスタート


レアな双六亭アコースティック!

楽曲の良さ、楽器の響き、コーラスの素晴らしさが際立つ魅力たっぷりのライブでした。

そしてお待ちかね宝井一凛の講談。

今回は廓もの?高尾花魁のお話。人情物になるのかな?
純情が報われる浮世のおとぎ話のような内容で、ストーリー的なリアリティは薄いのですが
それを説得力を持って聞かせるのが講談の力。
客席が引き込まれてゆくのがありありと感じられ感激しました。


思わずジーンとしてしまう俺でありました。

個人的に今回のはとても良かったなぁ。
女性講談師としての一凛さんの語り口の魅力が十二分に感じられる内容だったように思います。
いや、女性としてというより一凛さんの芸にあってるのかな?
とにかく言葉や内容を超えて胸に迫ってきました。講談の力を感じたものです。

双六亭の由貴ちゃんは特に感動してましたね。

毎回、ほんと楽しいバイユー演芸会。リピーター率の高さが物語っていると思います。
次回は7月開催。
お楽しみに。未体験の方は特にぜひ!

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