バイユー ゲイト 不定期日刊『南風』

ブルース、ソウルにニューオーリンズ!ソウルフルな音楽溢れる東京武蔵野の音楽呑み屋バイユーゲイトにまつわる日々のつれづれを

新宿ロフト、熱い夜でした!

2006-11-15 | ライヴ報告
去る(もう一週間経ってしまった!!)11/8に、かの新宿ロフトで行われた『琉球魂~オキナワロック・ヒストリー』について少しばかり報告を。。。遅くってごめんなさい。
3ヶ月以上(4ヶ月?)に渡って、ロフト・Uズくんとふたりで準備してきた一大イヴェントも終わってしまえばなんともあっという間で、「ああ、もっとゆったりと味わえば良かった」などと思ったりしています。
そして今思います。Uズくんの情熱から始まったこのライヴは新宿ロフト30周年記念イヴェントの中でも屈指の熱さを生み出したのではないでしょうか。そう、作り側と演り側、そして聴き側すべてに熱さが感じられた希有なイヴェントだったと思います。超満員!とまではいかなかったけれど、大盛況!といってなんの差しつかえもないでしょう。その証は全編終了時にステージから見たお客さんの表情、客席の空気に…そして終演後の出演者、スタッフの顔にはっきりとあらわれていました。

トップを勢いよく務め、イヴェントの空気をつくりあげてくれた『シャオロン・トゥ・ザ・スカイ』。3人の違ったスタイルの演奏が混じり合いながら勢いを増して行くサウンドは個性的でした。
その会場の温度を上げる役割を果たし、キャリアに裏付けされた貫禄のようなものさえ感じさせてくれた『ノーズ・ウォーターズ』。「ブギウギノブアキ」?という最近の新技も初めて観ることができました。
そして問答無用、やっぱりこういう場には強かった!会場の隅々まで熱を行き渡らせて最後は大きく大きく盛り上げた『寿(エレクトリック)』。民謡のカヴァー等を交え、十分に声を行き渡らせておいて~その後丁寧に、時に強く届けるメッセージは観客の心に火を点したように感じられました。
その熱気の中登場し、強烈な演奏で(ローリー初体験者も多かった!)場内をどよめかせ、そして金縛り的な空気さえ漂わせた『ローリークック』。ローリークックは「永遠の詩」~「偽りの英雄」と続け~どよめきがついに大きな歓声に変わる頃に…いつにも増してキテレツでアバンギャルドな「ゲレンノーパー」を炸裂&爆裂させて終了。呆然と立ち尽くす人々。あまりにキンキーな所業。これも聖職者ゆえか。あの状態でアンコールの拍手が起こったというのもなかなかのものでした。
そして最後は『ハーフビーツ』。ダブルメイン、とはいえやはり彼らが本日の大トリ。『ハートビーツ』ナンバーで始まったステージは当初、熱心なファンが前方に詰めかけ盛り上がり、後方でその他の人々が「どんなもんだろ?」と眺めるという様相でしたが…。いつにも増して!反則技的な説得力で迫るShyさんに加え、いつもと違った?クールでロックンロールなキャラでエレキギターをかきならすジョニーさんをフロントにおくハーフビーツの格好よさと熱はかなりのもので、じわじわと凄いスピードで(この感覚わっかるかなぁ~)観客の温度を上げ、あっという間に大歓声、この日最大の盛り上がりとなったのでした。アナーキーの寺岡さん、元BOOWYのまことさんも含めこの年代のミュージシャンの持つ地力の凄みに触れた気がしました。なんというか、ありきたりですが胸を熱くさせるものがありました。

大歓声。大きく盛り上がる場内をゆっくりと見回してUズくんとふたり、成功を確認しあったのでありました。
出演者の皆様に感謝です。いいものを観させていただきました。そしていい経験をさせていただきました。ありがとうございました。加えて同じ感謝をお客様におくります。

その後はロフトで打ち上げ~何故か笑々へ。さらに何故か朝方に赤ワイン。疲れましたぁ~

最後に、やっぱり此処はバイユーブログ。
新宿ロフトのローリークックセットリストを

2006 11/8 at 新宿ロフト

1. 情熱の橋
2. ユグリハイカラ
3. ベール・ベル
4. 特別な夏
5. 永遠の詩
6. 偽りの英雄
7. ゲレンノーパー



2 コメント

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ゆうさんの熱いレポートを待ちわびておりました。 (masako)
2006-11-15 18:51:13
ゆうさんの熱いレポートを待ちわびておりました。
この日どうしても行けない理由がありロフトを断念。
しか~~~し、ローリーさん
「特別な夏」を歌われたんですね。(号泣)
いえ、いいんです。待ちますから。
まだファン歴浅いですからしょうがないですね。
いつかきっとこの曲を生で聴ける日がくると信じています。。
うーん残念でした。コレはオキナワに行くべき!か... (ゆう)
2006-11-16 11:05:36
うーん残念でした。コレはオキナワに行くべき!かな(笑)
かくいう私も「ウーマクーカマデー」を生で聴くまで7~8年かかったはず。なんせ膨大なレパートリーを持つ方です。待つほどに感激も大きいものですよ。

考え方を変えれば今回三鷹で「新・ホリディ・モーレー」や「僕はクリスチャン」を聴けたのも結構貴重かも!?ですね♪

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