バイユー ゲイト 不定期日刊『南風』

ブルース、ソウルにニューオーリンズ!ソウルフルな音楽溢れる東京武蔵野の音楽呑み屋バイユーゲイトにまつわる日々のつれづれを

素晴らしき若手バンド2組を堪能!

2019-12-05 | ライヴ報告
昨夜12月4日は今年バイユーが熱く推してきた20代ブルースロックトリオ『ザ・メンフィスベル』にお薦めの対バンを連れてきてもらうという企画の夜でした。
そうしてやってきてくれた『グソクムズ』!素晴らしかった。

抑制の効いた演奏に、良い曲たくさん。一部ではっぴいえんどの継承者と囁かれているのも納得のロックバンドでした。

20代前半。様々な音楽を咀嚼してたどり着いた渋いサウンドの中に隠せない若々しさ。
おお!名曲だな。って曲も見受けられ。もっと聴きたいと思わせる「久しぶり(1年振り!)のライブ」でした。来年、また来てもらいます!

後攻はメンフィスベル。

よくあるブルースロックの形とは一線を画し、ブルースに憧れた英国の若者たちの創作意欲をそのまま継承したかのような等身大のブルースロックを(当時と同じ様に)若者ならではの心情と言葉で紡いでゆくというありそうでなかった真摯なスタイルはやっぱり刺激的。

熱量の高さ、志の高さに圧倒されます。良いバンドです。30代に入ろうかという彼ら、一般的な若手という範疇からは外れつつありますがブルースというくくりで言えば若手も若手。まだまだ伸びしろたっぷりのはずです。来年もバイユーは推していきたいと思います。
メンフィスベルのみんな、ありがとー!