バイユー ゲイト 不定期日刊『南風』

ブルース、ソウルにニューオーリンズ!ソウルフルな音楽溢れる東京武蔵野の音楽呑み屋バイユーゲイトにまつわる日々のつれづれを

今夜は金曜日ですが W.C.カラスLIVEを開催します!たっぷり聴いてただきます。

2017-11-17 | イヴェント案内
今夜11月17日は金曜日ですがライブ営業。
富山からW.C.カラスがやってきます!!!
11月17日(金)
W.C.カラス

開場19:00 開演20:00 料金2500円(+1drinkオーダー)
★バイユーゲイトを東京のホームとHPに表記してくださっているご存知富山在住で木こりでありつつも全国各地で活躍中のブルース、ロックシンガー
大屋 W.C.カラス 清さん。
関東近辺では久々のソロワンマンLIVE!たっぷりやっていただきます。
これまでバイユーで色々な形態でのライブを開催してきたカラスさん。バイユーはいつでも待ってるし、毎回とても楽しみにしているのです。ソロでたっぷり!存分に味わえそうで楽しみです。

もし、まだ未体験の方がいたら勿体無いですよ〜
バイユーの看板スターの一人です!

三浦雅也を祝福!の夜

2017-11-17 | ライヴ報告
少し日が経ってしまったけど日曜日は夜のストレンジャーズ三浦雅也ソロアルバム『冒険王』発売記念LIVEでした。

堪能しました。皆満足気でした。良いライブでした。
と同時に、いやぁライブってやっぱり生き物だ。面白いもんだなぁとつくづく思いました。

ギターインストゥルメンタルで穏やかに始まったこの日のライブ。
その空気感からはそこからの展開が読めなく僕は「ん?」と思いました。
というのもここ最近の三浦くんのバイユーでのライブの感じと新作CDの内容から漠然と、
固唾を飲んで見守るような緊張感ビンビンのレコ発ライブになるのでは?と思っていたからです。

でもこの1曲目からはその感じも、かといって親しみやすい感じもどちらも読み取れず、
なんだか自らに言い聞かせるというか慈しむような響き具合で「これはどういう展開になるのかな?」と興味深く聴いていました。

その後はいつも通り、緊張感とやりたいことを存分にやっている凄みの感じられる歌声。
そしてロックを愛するものに親近感を持たせる彼のカッコつけない大らかさとが音楽に説得力を加味する、そんなTHE三浦雅也といった演奏が続きました。

それが少しずつ、いつの間にか。いつもより柔らかな、というか親しみやすい「楽しい手触り」に変わってきたのには、最初少し戸惑いました。

そうなってきた理由は彼の音楽を笑顔で迎えるこの夜のお客さんの雰囲気もあったと思うし、そしてそれを受けて三浦くんが感じたところもあったのだと思う。
自然な感じで、良い意味の緩さも出てきて店内にリラックスした雰囲気が広がってきたのでした。

そんな状況をしっかりと掴んで時に朗らかに、時に厳しく激しく歌う三浦雅也は素晴らしかった。
勝手な予想とは違って、少し戸惑って観ていた僕もいつしか幸せな気分で聴いていました。

※盟友、夜のストレンジャーズ宮坂哲生も参加!ボーケンオー!(ロッケンロー!にも聞こえてくる)

終演後話すと本人からも「楽しいライブになってしまった」というような感想が聞かれました。
そう、最初から「今日はこうしようと」と考えたのではなく、時と場所が作ったこの夜の幸せな空気でした。
誰もが彼が作り上げた素晴らしいソロアルバムの完成を祝福していました。

『三浦雅也/冒険王』傑作です。
是非多くの方の耳に届くよう願ってやみません。

おめでとう!これからもよろしくお願いします。