バイユー ゲイト 不定期日刊『南風』

ブルース、ソウルにニューオーリンズ!ソウルフルな音楽溢れる東京武蔵野の音楽呑み屋バイユーゲイトにまつわる日々のつれづれを

日曜の夜にたっぷりブルースを浴びました。

2014-06-26 | ライヴ報告

日曜日は『ロイキをたっぷり聴く夜』。お馴染み、個性的なデルタブルースを聴かせてくれる土佐人・ロイキを「ワンマンでゆったりたっぷり聴こう」という、 昨年に引き続き開催する大胆な企画でした。昨年拠点を大阪に移してしまったロイキにーさん、高校の後輩である店主も会うのは久しぶりでした。
久しぶりにじっくり聴いて、深みを増したブルース表現に改めて感激。この酔っぱらいのセンパイが素晴らしいミュージシャンであることを再確認しました。50代に入り、更に進化しているのには驚きです。スライドバーが中低音を唸らせるときの手触りの太くって繊細な音色には感服。デルタスタイルのブルースを歌い弾き、こんなにも個性的で表現力豊かな人ってそうそういるもんじゃありません。

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飲み

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弾き

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笑い

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歌も歌う。

まぁついつい悪く言ってしまいがちですが、聴く価値見る価値、大有りです。しばらく聴いていないという方々にも改めてお薦めいたします。ロイキ、いいッスよ!


ブルースから3歩進んで…4!我ながら良い企画です。

2014-06-26 | ライヴ報告

土曜日は『ブルースから3歩進んで2歩下がる』の第4回。ブルースをルーツとしつつもそれだけにとどまらない色を濃く醸し出している出演者を集めたこの企画。今回も楽しく、我ながら良い企画だなぁと思ったりしたものでした。

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出演はジャンプバンド、ドリンキン・ホッピーズの「富山浩嗣」と驚異的なゲイトマウスブラウンマニアとして名高い「さるげいと平山」を中心とした富平セッションに、バイユー店主大推薦!クラリネットとギターでアメリカ南部音楽絵巻を繰広げる「GOLDEN WAX ORCHESTARA」。そして先日アコースティックスウィング、ジャグバンド、ストリングスクラブを解散したばかりの小林勇介の新ユニット『DOWN HOME』

とにかく、店主の心をくすぐる、くすぐり、楽しませるゴールデンワックス・オーケストラ!

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果たして万人に受けるでしょうか??僕にとっては最高です!

結成間もない『DOWN HOME』。

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StringsClubとはかなり違った、しっとりとした楽曲を聴かせる彼ら。深いジェシ・エド愛を持つギタリストとの演奏はなかなか楽しませてくれました。なんというか、更なる発展の予感がしっかりとある新バンド。楽しみな存在です。最後は最近売れっ子の元Strings Clubのサックス奏者ココロちゃんが参加、ガツンと盛り上げてくれました。
そして期待の富平セッション。ドラムレスのジャンプバンド編成。キワドイ翻訳意訳の歌世界はお客さんを喜ばせ楽しませていました。

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途中から、サックス、ココロちゃんに参加を頼み込んで更にパワーアップ。さるげいと平山くんのゲイトマウスプレイも聴けて個人的にも満足でした!
盛りだくさん、お楽しみいただけたのでは?と思います。
次回もお楽しみに


激熱演☆カラス&コテツ!熱くっても長くってもギャラは同んなじ!!!

2014-06-26 | ライヴ報告

先週金曜日は楽しみにしていた噂のデュオ『W.C.カラス&KOTEZ』。
いやはや想像、期待以上の素晴らしいLIVEでした。熱さと繊細さの入り交じった極上の時間。ブルースとう音楽の枠をブルースマンの佇まいのまま自然に乗り越えたふたり。富山と東京と在所の違い故のセッション的スリルも素敵なスパイスでした。

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↑上の写真は山本章子さん撮影

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開演予定の8時から少し遅れて始まったLIVEは休憩を挟んで終わったのはなんと11時半!超長尺のLIVEでした。終盤はふたりともがステップを踏み踊り出す。

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踊り続けながらの演奏はまさにブルースはダンスミュージック!!
終わりの見えないような熱い時間。当然、お客さんは皆大喜び(終電の問題で帰らなくてはならなかった方々も後で聞いて喜んでいました♪)ですが…長く演ってもギャラは同んなじです!
なのに一緒に演奏する喜びに溢れ、まだまだやりそうなふたりでした。

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個人的に印象深いのは『See That My Grave Is Kept Clean』や『Members Only』そしてGerry Goffin逝去の報を受けて急遽加えられた『It's Not The Spotlight』どれも沁みました。

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このデュオ、また聴けるはずです!これからもお楽しみに。