バイユー ゲイト 不定期日刊『南風』

ブルース、ソウルにニューオーリンズ!ソウルフルな音楽溢れる東京武蔵野の音楽呑み屋バイユーゲイトにまつわる日々のつれづれを

難産?初鰹。

2014-06-09 | ある日の出来事

土曜日のバイユーは恒例『初鰹宴』。開店以来続けている~春と秋に高知からカツオを大量に空輸して(いつも8~10Kg)食べ放題!タタキをたっぷり食べよう♪という催しでした。バイユーの催しでは唯一HPやブログで情報を発信しない完全予約制のこの宴。今年も直接情報をゲットした皆々様と楽しく初夏の味覚を満喫いたしました。
開店以来一貫してカツオは久礼の田中さん(グレイト!)から頂いています、が今回はいつもの感じで!とはなかなかいかなかったようです。新聞やテレビの報道にあったように黒潮蛇行が原因か今シーズンのカツオは記録的不漁。果たして手に入るのか!?とハラハラさせられたものでした。
4月中はとにかく漁獲量が少なく年末年始(数が少なく、そして高い!)を上回る記録的高値だったとのこと。そのままなら今年は食べ放題は無理でした。しかし5月中頃から獲れはじめたとのことで一安心、だったのですが…。発送してもらう日の漁当日に電話で話すと「獲れましたけんど、小さいです。」
しかし初鰹、小さいのは特に問題はありません。大ぶり過ぎるほうが「初」の味わいが薄いのではと思うくらいです。
「かなり小さいサイズながです。」「しまきり(「き」にアクセント)と呼ぶようなサイズです。」
初鰹、鰹の新子(こども)を指す「しまきり」。でも一般に初鰹、として流通するのは2キロは越えた大きめの新子、あえて「カツオ」じゃなくて「シマキリ」と呼ぶ今回のモノはかなり小さいサイズのようでした。
「小さいけんど~初、らしくみずみずしくって美味しいですよ!」と女将さん。
初めての「しまきり」に不安がなくもなかったですがそこはそれ、もう15年近いお付き合いの田中さんの太鼓判に楽しみに到着を待ちました。

で、届いた魚。わかってはいたけどあまりに小ぶり…。と思いましたが。

2014

流石の新鮮さ!!
バッチリ初夏の味でありました。

お客様の評判も良く一安心。今年も良い宴でした!
ご来店いただいた方々ありがとうございました。そして残念ながらご都合のつかなかった方々、次回は是非!
※写真はMエダくん撮影です。