バイユー ゲイト 不定期日刊『南風』

ブルース、ソウルにニューオーリンズ!ソウルフルな音楽溢れる東京武蔵野の音楽呑み屋バイユーゲイトにまつわる日々のつれづれを

J.ガイルズバンドが演ってるってよー!!

2010-01-20 | 音楽

Jgeils_band J.ガイルズバンド!!大好きです。これといって特筆すべきところがないB級ブルース&ロックンロールバンド。だからこそどーにもこーにも最高なのです。85年の解散もデヴュ-15年、ようやく売れたとたんにボーカルのピーター・ウルフが「ここがチャンス!」とばかりに脱退するというB級さ加減でした。ちょっと安っぽいくってとにかくカッチョイーバンド。そんな彼らが再結集して活動しているという情報を得ました!「え!?」といきなり興奮していたのですがこの再結成がまたチープであまりにも「らしい」のです。
活動休止以降、99年、06年と散発的にライヴをやっていたJ.ガイルズバンドですが今回の再結成のきっかけは彼らの地元ボストンにオープンするHouse of Blues(全米チェーンのライヴ・ハウス兼レストラン)のオープニング記念イベントへの出演の為というチープな設定。もちろんかなりのデカ箱ではあるのですがそれにしたってねぇ…。かつては「アメリカのストーンズ」などとも呼ばれたことのある彼ら、月日を経てかなり離れた場所に辿り着いてしまったものです。。。

で、なんでも映像が観れてしまう昨今、ありましたよありました。youtubeにありました。その映像が。それがこちら加えてバイユーでお馴染みMヤケTさんの持ち曲
そしてこれ以降活動を続けているようでつい最近、去年の大晦日がこちら。どうだ!ってくらいのまんまのJガイルズバンド(引退したドラムのステファン・ブラッドは不参加)。なんだ泣けるくらいにロックンロールしてます。ああ、一緒に「baby baby~♪」って盛り上がりたいなぁ。
これらの映像は客席からの画質の悪いものでしたので。おまけに1999の Reunion Free Showのテレビ用の映像を(
こちら)。スーパーの駐車場のような場所でのフリーコンサートでのリユニオン。この映像を観て笑ってはいけません。感涙するのです。客席後方の若い女性たちに向かって走るピーター・ウルフ。とにかくカッチョイー映像だ~是非、日本でも観たいものです!

ただ一度の来日公演(日本青年館)のときにはなんと6回のアンコールに応えたというイカレた彼ら。このまま活動を続けて日本にもやって来て欲しいものです。

Jgeils_band2 しかし再評価とは無縁のバンドだなぁ…。これ(写真)じゃぁ仕方ないか。
ロックンロール!


初の試み晩餐会ライヴ!?de ハッチェル

2010-01-20 | ライヴ報告

先週の土曜日は初登場のハッチハッチェルバンド。お馴染み吾妻光良トリオさんたちの紹介で来店し意気投合したハッチハッチエルさんがトリオでやってきました。前日から「歌以外はナマ音でやりましょうかね?」とは聞いており…。
当日顔をあわせて雑談していると「今日はそんなに大入りにはならないかもなぁ」と言うので。なんとなく「ふーん。店の何処で演奏します?超満員でなくてナマ音なら結構なんでもやれるかも」と言ってみるといきなり嬉しそうに食いついて来たハッチさん。ステージの場所設定をああでもないこうでもないと4人で盛り上がっていると「あ!俺やりたいスタイルがあったんだ!」と天才ハッチハッチェル。そのスタイルとは…100116
彼がいそいそとテーブルを動かして作ったセッティング。
それがコレ。「この状況で自分もテーブルに座ってお客さんも一緒にテーブルを囲んで…マイクもなしで完全ナマ音で」ええ!?と驚きましたがベースのトネーロさんもアコーディオンのまゆみさんも笑っています。「じゃあ一遍演ってみよ!」と歌い出すと、すぐに「いいねぇ!これでいこう!」と決定。名付けて「晩餐スタイル」。「今日は晩餐会ライヴだ!」となったのでありました。
ただひとつ…「もしお客さんがたくさん来たら聴こえないかなぁ」と。しかし「その場合はその場でマイクをセッティングしましょう!」といういいかげんな感じでリハーサルは終了。晩餐テーブルの周りに折り畳みイスをセットし本番を待ったのでした。
で、開演。お客さんは結構来て下さいました。翌日も下北でフルバンドでのライヴがあるというのに流石は人気者です。
入場して店内の様子に少々戸惑い気味のお客様方でしたが~スインギーでジャイヴ感覚の歌謡ショーといった趣きのライヴは序盤から大きな盛り上がりを見せ、幕間?には宴会タイムがとられ11時近くまで続く晩餐会ライヴとなりました。楽しいライヴでした。

帰り際「このスタイルでまた演りましょう!恒例ですね」とハッチさん。
お客さんの「ハッチェル、ハッチェル」(ハッスル風に)の声が耳に残っています(笑)100116_2
時々やってみるナマ音のライヴですが、なんとも気持ち良いものです。ハッチハッチェルトリオはナマ音でもドッシリとしたいい音でした。

次回の晩餐ライヴをお楽しみに!というわけで
なかなか伝わらないかとは思いますが、携帯で撮影させていただいた晩餐中の画像を掲載しておきます。