東濃IFR

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長野県喬木村における林野火災対応(2023年12月2日午前その2)

2024年03月29日 07時16分17秒 | 航空機
前回からの続きになります。

ヘリでの活動はおおむね1時間半くらいで一区切りと考えられている。
もちろん燃料満載ならもっと飛べるが、今回は火災対応。
機体重量が重くなればその分燃料消費が早くなる。
また、運ぶ水も少なくなるので非効率。
その辺りは物輸も同じかな。


給油開始。対応は長野県防災航空隊。


その間にバケットの確認。


電動ポンプでの給油は時間がかかる。


 この間にご挨拶。
 すると先日の関東ブロック訓練のことを覚えていてくれてお礼を言われる。
 山梨の格納庫まで来るのは大変だろうからと機体見学をさせてくれた。
 


S-76Dを間近で見るのは初めて。本当にありがとうございました。


 給油が終わり長野防災のトラックが退避場所まで移動する。
 自分も同時に移動して撮影場所を探す。



開口部に異常が無いか確認。


出発準備。


操縦士が乗り込み。整備士からもサムアップ。


11:08 NO.2エンジンスタート。


回して~


NO.1エンジンスタート。


整備士が外観確認。


バケット取付準備よし。上がれ~


少し浮上して


機体は前進。


腹下のフックにバンビバケットのリングをかける。


続いてもう一つ何かを接続。


接続完了。さらに浮いて~


よっこいしょ、と持ち上げたら


地切りして


バックしつつ場外を離脱。


JA223Y S-76D 山梨県消防防災航空隊「あかふじ」


11:15 ぐるっと回って高度を稼ぐ。


 これにて場外を離脱。
 次の予定もあるから長居はできない。
 地元の同好の士にDMで離脱する旨を連絡する。
 本当にいつもありがとうございます。

 帰り道も現場近くを通る。
 そろそろ鎮火しそうな状態と聞いており、実際煙は少なくなった。



11:51 水面にアプローチ。


フレアをかけてストップ。


吸水完了。上昇~


スポット散水で対応。やっぱり煙はもう見えない。


お、正面!からの…


右旋回で天竜川へとアプローチしていく。


南アルプスはもう白い。


このコントラストが好き。


 これにて完全離脱。
 結局この日も鎮火までは至らなかったようで、翌日である12/3に鎮火報が出た。
 延焼範囲が狭くてよかったよ。
 従事された皆様、本当にお疲れ様でした。
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