東濃IFR

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飛騨信濃直流幹線建設工事に伴う物輸(9月28日午前その1)

2018年11月13日 21時16分17秒 | 航空機
それは風の噂だった。
上高地に向かう間にヘリコプターを見た、というもの。
その時は山小屋物輸かドクターヘリだろうと思っていたがどうも違う。
具体的にどのあたりで見たのか調べると、どうやら飛騨信濃幹線建設現場と関係があるような感じ。
それでは前回は岐阜県側で途中になってしまった場外探しの続きをしてみるか。

前回の続きとなる野麦峠付近から松本方面へと抜けることにする。
しかし、いくつか分かれている工区なので塔体が完成している区間もあればまだ全然の所も。
林道を進んでいくと急に開けた場所に出る。



おお、場外見っけ。でも機体がいない。


 場外回りに荷物も無い。
 実際に使うのはまだ先のことだろう。
 早々に見切りをつけて移動を開始。
 
 しばらく行くと工事案内表示板があった。
 そこには「ヘリポート」の文字が。
 関係者に事情を話し、その車の後ろをついて行くと…



8:28 おお、ちょうどエンジンスタート!


8:30 No.2スタート!


8:33 スタビライズ。


8:34 上がれ~


ピューマのダウンウオッシュが襲う。


まずは現場確認へ。


 現場監督にご挨拶。
 しばらく撮ったら撤収しますので…。

 機体が現場確認に向かっているうちに地上では生コン運搬の準備が行われる。
 ミキサー車が待機位置に移動し、地上員がホッパーに規定量を入れる。



8:40 現場確認終了して戻ってきた。


一旦着陸へ。


8:42 バケットの準備をしている地上員。


8:43 お腹の下にあるフックにロープをかける。


8:46 再び離陸して…


フックの作動を確認してからバケットへ。


フックにバケットのワイヤーをかけて


8:47 ゆっくりとテンションをかけて行く。自分の方へもダウンウオッシュが(笑)


8:48 場外の上で向きを変えて建設現場へと向かう。


 お話を伺うと今日はほぼ一日生コン搬送とのこと。
 自分は次の用事のこともあるから1時間程見たら離脱することにした。



8:51 お、戻ってきた。1回3~4分くらいかな。


8:52 下の状況を見つつ機長にアドバイスする機上整備員


今日はベイパーマシマシです(笑)


機体真下に入ったわけではないのですがファインダー越しに「誤作動は勘弁!」と思う瞬間。


8:56 全体風景。


 地上員はずっとダウンウオッシュに耐えなければいけない。
 力仕事だけでなく、体で受け止める衝撃はかなりのものだろう。



9:00 あと3メートル…


バケット接地、ワイヤー切り離しして次のバケットへ装着。


9:01 テンションかけて…


現場へと向かう。


9:04 はーい、ゆっくり~


9:05 地上の状況を見つつ地切りして…


JA9965 AS332L1 中日本航空  ずっと同じ操縦をする機長も大変だよね。


同じコースをトレースして現場へ向かう。



続きます。
コメント (2)
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