東濃IFR

ACARS,グライダー、航空機

ドッキリを仕掛けに(9月2日群馬県総合防災訓練 前編)

2017年09月27日 22時24分51秒 | 航空機
話は8月中旬頃に遡る。
悪い大人数人でメールでやり取りしていたところ、izumisweetさんから
「群馬県総合防災訓練では、防災ヘリにデブが吊られることになりました。」(原文ママ)
と爆弾発言が投下された。要救役をやるのだ。

9月2日で群馬は遠いし、参加機体もな~なんて考えていた。
そんなとき、グライダー協会からウインチ巻き上げ機改修部品の製作依頼があった。
自分の会社と取引があり、精度も申し分ない加工屋さんがあるのでそこで加工をしてもらう。
そして納期は9月2日とのこと。
霧ヶ峰から群馬なら近いだろう。
行くことに決めたのだった。

とはいえ全線高速で行くには高すぎる。
ある程度は下道で行ってから高速で行くことにする。
同じ岐阜県民であるHMさんも仕事がらみで前日から群馬入りするとのこと。
それはizumisweetさんには内緒だ。

早朝より移動開始。
国道19号を北上し、国道20号、142号と乗り継ぎ佐久へ。
そこからは高速に乗って群馬入りする。
まずはこちらへ行ってみようか。



7:07 ようやく到着したのは群馬ヘリポート。すでに「はるな」が出されていた。


 正面に戻りまずはヘリコプター学習館へ。
 Bell206L-3がお触りできるのはうれしいね。



7:39 朝日航洋のハンガーもオープン。群馬県ドクターヘリJA6910が中にいた。


7:49 こちらもハンガーアウト。訓練開始の時間にはまだまだ。



機体外観確認を行い準備はほぼ整う。


8:29 群馬ドクターヘリはフライトドクターとナースが格納庫に来る。ここで待機が基本なのかな。


8:30 電源車接続、電源オン!アンチコリジョンライトが点灯し間もなくエンジンスタート。


8:32 エンジンスタビライズ。電源を取り外し。


8:39 それじゃ行ってらっしゃい。


JA01GP AW109E 群馬県警「あかぎ」


8:41 訓練会場へ向かってエアボーン。まずは被害状況伝送訓練。


 HMさんと共に群ヘリを離脱、本会場近くのヘリポートへ向かう。
 車のナビ通りに向かっていたが何だかおかしい。
 高速を降りてから南下するのはいいが…。
 行き過ぎた気がすると思っていたら帰投する「あかぎ」に後ろから追い抜かれる。
 やっぱり行き過ぎていたか。
 慌ててUターンしてgoogle先生のお導きに従う。
 そこには赤い車が数台と同業者と思われる人が数人。
 ようやく到着できた。



9:23 消火訓練の補水は消防団の車両で行うんだ。


JA01CG R44 湯本自動車サービス  赤十字飛行隊として飛来。ここから会場までは結構あるな。


 場外の位置と補水態勢を確認。
 あとは主役が来るのを待つだけだ。
 この待機中にHMさんがizumisweetさんにメール。
 ここに来ていることにビックリしているようだった。
 


9:43 お、来た来た。


9:44 時計回りで旋回しつつ高度処理してアプローチ。


9:44 地上を確認しつつ高度を下げて…


9:44 JA200G Bell412EP 群馬県防災航空隊「はるな」  着陸。


 すぐに撮影場所を移動。
 離陸するルートを考えつつ位置取り。



9:45 送水開始!


9:46 あっという間に400Lが給水される。


送水ホースを取り外して安全圏に退避。


9:47 退避完了、上がるよ~。


9:48 離陸。


やはりちょっと重そうに上がっていく。 


 撮影場所を移動して会場が見えそうな場所へ走る。
 そのとき上空からは独特の音を響かせてある機体が近づいてきていた。



9:49 JG- CH-47JA 相馬原からのチヌーク様が航過。


9:50 散水した「はるな」はライトターンブレイクして群馬へリポートへ。


9:51 チヌークも散水したということにしてレフトターンブレイク。相馬原へ。


 要救さんは車から救出されたところだと言う。
 もしかしたら会場から見えるかも?
 この後は県警ヘリによる救助活動がメイン会場にて行なわれる。
 こちらの要救さんはそのまま群ヘリに向かうようなのでメイン会場でしかヘリに近寄れない。

 どうしようか迷いつつ駐車場に戻るとすでにHMさんの車は無かった(笑)
 時計とエアバンドを気にしつつ自分もメイン会場へ向かったのだった。


後編へ続きます。



AX
コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする