AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

6月19日(木)のつぶやき

2014-06-20 03:06:01 | 今そこにあるメディアのリスク

LEGO✖︎Child連鎖反応(1)

2014-06-19 22:11:56 | アイディアのIdentity



カンヌライオン 2014受賞作品が決まりつつあります。その中でGold Lionを受賞したTHE WORLD'S FIRST ALL-LEGO AD BREAK
WARNER BROS.
THE LEGO MOVIE
PHD London, UNITED KINGDOM
LEGOの可能性を再認識させてくれました。時代はデジタルへ、それもバーチャルか、リアルか判らないくらいに進んでしまいました。きっとより戻しの時代がくるでしょう。オーディオにしても、高額な真空管のアンプや、凄いターンテーブルも売れています。映像メディアの先を目指す者は、ルミュエール兄弟やエジソン等、先人達を学ぶべき時かも知れません。
われわれの時代の「チロリン村とクルミの木」「ひょこり瓢箪島」これ等がCGだったらどうでしょう。「面白くない。」はずです。
レゴの世界は新しい立体アニメのポジションを獲得した様に思います。


広告主の一流のアドマン

2014-06-18 01:14:04 | アイディアのIdentity









辻堂図書館で借りたCDを返却にまいりました。けっこう広い図書館ですが、センター図書館は湘南台にあります。慶応湘南キャンパスも藤沢市民は利用可能ですが、ちょっと遠いですね。この図書館に広告関係の書籍もございました。
「あ、小宮さんの本だ!」「広告主 アドマン 春秋」借りてきて一気に読んじゃいましたです。森永製菓担当の頃、小宮部長(その後常務)にも色々と教わりました。
S先輩のことも触れてらっしゃいましたです。S先輩と私は、プレゼンコンテを争って描いていたことを思い出しました。先輩は早稲田の漫画研究会、私の絵は先輩にはかないませんが、私も絵を習っていました。競って夜 遅く描いていて、当時のCDから、「絵コンテマンにオーダーしなさいよ!残業代を考えてよ!」そんなことを思い出しましたです。
小宮部長に絵コンテ持っていくと、ちょっとまっててね。このところ修正してよ。そこでその場で修正すると「いいじゃないか!有難う!」と社長に持って行きました。いろんなクライアントから学ぶ事が多かったです。その後、広報室で社内テレビ担当となって受賞パーティをカメラマンと撮影していますと丁度小宮常務が, 私の上着の裾を引っ張って「なにやってんの?ねえ教えて?彼は色々とやってくれたんですよ。」その隣にはライオンさんのM役員「うちもいろいろやって貰いました。」いやはやこの方々には本当に学ばせていただきましたです。
社内も社外も目指お手本となるべき方々が多くいらっしゃいました。私は何時もその方がお亡くなりになられてから、その方にもっと聞いておけばよかった、、、。日本映画界の魔術師と言われた?小津安二郎(オズの魔法使い)の師匠 であり、チャップリンの弟子 牛原虚彦先生にも、もっと聞いておけば良かった、、、。
小宮さんにも聞いておけば良かったことが多くありました。宣伝部長の頃の小宮さんのオリエンシートには何時も制作費 ○○○○万円、この制作費のためにエンゼルパイを100万個売らなくてはならない。
広告主のアドマンとして一流の方でした。


洗練と悪辣(4)

2014-06-16 00:37:07 | 今そこにあるメディアのリスク



の「サメのヒレ」に悶着をつけてきたのが化粧品会社でした。サメのヒレ 要は高級食材 「フカヒレ」ですが、コラーゲンですから化粧品にも使われております。イギリスのドーセットに本社を置く「LUSH」が、ヒレだけを取ってその鮫の残骸を放棄するfiningの防止キャンペーンをはじめたのです。



化粧品・入浴剤の輸入販売を行う「LUSH JAPAN」のキャンペーンが物議を醸しているのです。火種となったのは、同社が5月30日から実施予定の「残酷なフカヒレ漁反対キャンペーン」だ。サメの背びれだけを切り取って残りを捨てる「フィニング」という漁への批判を目的としたもので、店舗でのパフォーマンスやサメの背びれをイメージした石鹸の販売などを行いました。
これに反発したのが、宮城県気仙沼市だ。東日本大震災からの復興のため、特産品であるサメ製品に力を入れていた同市は、このキャンペーンに対し「フィニングは行っていない。肉や骨なども活用している」と反発。一方のLUSHジャパンは「特定の地域を批判するものではない」と説明しているが、同社がキャンペーン売上を寄付する団体「パンジアシード」は、「フィニングの有無にかかわらず気仙沼のサメ漁は認められない」と発表しており、意見の食い違いが見られている。ネットでは不買運動の声も起きているこのキャンペーン、あなたはどう思いますか?



確かに言えることは、映画「ソルジャー イン ブルー」「AVATAR」に描かれた様に、白人至上主義という事は、原住民達を殺戮し、居住区に追いやった。インディアンに限らず、アボリジニー達、アイヌ民族にしても当時松前藩にしても同じことをしていたと言えよう。ペリー来航以来おおよそ260猶予年の鎖国から開港への道は、明治維新 列強国へと進んで行った。当時アジアの各地は、フランス、イギリス、スペインにドイツが支配していたのである。それを免れたのは、日本人の道徳の良さと知識欲、更には熟成し切った江戸幕末時代の文化が大成していたことだと思う。
タイにしても、中国共産党にしても政治文化はまだまだ安定していない。


洗練と悪辣(3)

2014-06-12 21:38:22 | 今そこにあるメディアのリスク



グリーンピースの活動は、横断幕を掲げて違法に建物によじのぼったり、活動家が自らを鎖で木に縛り付けて、森林伐採を違法に妨害するなど、ある意味で、「目立ってなんぼ」とでもいうべき、あたかも自然保護の分野でのイベント業・広告代理店とでも言うべき戦略を採用してきたわけです。グリーンピースが活動拠点とする欧米では、公害問題が事実上ほとんど解決したため、地域に密着した環境問題は少なく、結果として地球温暖化、捕鯨反対などのロビー活動が環境組織の主要活動となるのです。またこのためにボランティアの無償労働さえあれば十分な小規模な福祉関係の組織と違い、相当量の活動資金が組織の運営に必要となります。このため活動資金を一般市民の募金に頼っている事情からマスコミの注目を集める活動によって存在をアピールして組織の運営を維持せざるを得ないという事情です。




グリーンピースよりも過激なのが、シーシェパードです。彼等はFBIからも「テロ集団」とみなされています。捕鯨で一悶着したら今度はサメです。







毒々しい表現です。如何にも、ワトソン船長の腹黒さを表しているようです。
捕鯨にしても、サメにしても数百年間培われた食文化を無視し、土足で入り込んでくるのが、おおよそ白人至上主義です。彼等は自分達が一番だと思っているのでしょうね。既にそう言う世界経済ではないのですが、、、、。寄付金目当てに派手なアピールをさせられるのもうんざりです。
WWFの表現とシーシェパードの表現を比較しますと、「洗練」の反語は「野暮」かと思いますが、このポスターを見ているだけで「辛辣」よりも毒々しい「悪意」を感じざるを得ませんので、「悪辣」としたわけです。


6月10日(火)のつぶやき

2014-06-11 03:07:16 | 今そこにあるメディアのリスク

洗練と悪辣(2)

2014-06-10 22:40:48 | 今そこにあるメディアのリスク


両手のしわで表現したのは鯨の尻尾でしょう。

the fate of the blue whale lies in you hands

「シロナガスクジラの運命はあなたの手の中にある。」

同じく



The fate of the Indian Barasingha lies in your hands

「インディアン バラシンハの運命はあなたの手の中にある。」

WWFの広告表現は常にアテンションとなるビジュアルとタグラインが洗練されています。だから観る者を魅了するのでしょう。
この洗練された表現ではなく、辛辣、いや悪辣な表現もご紹介します。