AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

広告主の一流のアドマン

2014-06-18 01:14:04 | アイディアのIdentity









辻堂図書館で借りたCDを返却にまいりました。けっこう広い図書館ですが、センター図書館は湘南台にあります。慶応湘南キャンパスも藤沢市民は利用可能ですが、ちょっと遠いですね。この図書館に広告関係の書籍もございました。
「あ、小宮さんの本だ!」「広告主 アドマン 春秋」借りてきて一気に読んじゃいましたです。森永製菓担当の頃、小宮部長(その後常務)にも色々と教わりました。
S先輩のことも触れてらっしゃいましたです。S先輩と私は、プレゼンコンテを争って描いていたことを思い出しました。先輩は早稲田の漫画研究会、私の絵は先輩にはかないませんが、私も絵を習っていました。競って夜 遅く描いていて、当時のCDから、「絵コンテマンにオーダーしなさいよ!残業代を考えてよ!」そんなことを思い出しましたです。
小宮部長に絵コンテ持っていくと、ちょっとまっててね。このところ修正してよ。そこでその場で修正すると「いいじゃないか!有難う!」と社長に持って行きました。いろんなクライアントから学ぶ事が多かったです。その後、広報室で社内テレビ担当となって受賞パーティをカメラマンと撮影していますと丁度小宮常務が, 私の上着の裾を引っ張って「なにやってんの?ねえ教えて?彼は色々とやってくれたんですよ。」その隣にはライオンさんのM役員「うちもいろいろやって貰いました。」いやはやこの方々には本当に学ばせていただきましたです。
社内も社外も目指お手本となるべき方々が多くいらっしゃいました。私は何時もその方がお亡くなりになられてから、その方にもっと聞いておけばよかった、、、。日本映画界の魔術師と言われた?小津安二郎(オズの魔法使い)の師匠 であり、チャップリンの弟子 牛原虚彦先生にも、もっと聞いておけば良かった、、、。
小宮さんにも聞いておけば良かったことが多くありました。宣伝部長の頃の小宮さんのオリエンシートには何時も制作費 ○○○○万円、この制作費のためにエンゼルパイを100万個売らなくてはならない。
広告主のアドマンとして一流の方でした。