岩井先生の「プロジェクションマッピング作品を通して見る技術」を拝読していくと、プロジェクションマッピングの可能性がどんどん広がっていく。
ジョン・アンダーコフラーが示すユーザインタフェースの未来
多くの研究者が机の上の書類にプロジェクションマッピングする研究に取り組んでいます。私達のグループもその例にもれず、いくつかの試みを行ってきています。例えば、机の上に広げている学習資料やノートに、遠隔の教育者による指差しや書き込みをプロジェクションマッピングする学習支援を実現しています8。この例では、互いの机の上に同じ書類が置かれていれば、たとえその配置が異なっていても、カメラによる画像認識を用い、指さした位置や書き込みの位置を互いの書類上で整合して相手側にプロジェクションマッピングします。また、目の前においたモニタに相手の正面映像が表示される一般的なテレビ会議を想定し、そのモニタ側から手が伸びてくるようプロジェクションマッピングすることで、自然な対話環境を実現しています。(https://shiropen.com/seamless/daisuke-iwai/projection-mapping/2より引用させて頂きました。)
この虚像の指し示す指を応用していけば、ハバード大学とMITのedXやスタンフォード大学のCouseraやUdemyの様なMOOK インターネット講義でのインタラクティブ性も随分と改善されていくと思う。