AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

VR ARの狭間⑶

2019-05-09 20:02:23 | Virtualのactuality

 

 

Michael Jackson - Slave To The Rhythm

 

Horogramを応用した虚像の世界は、更に実像と虚像とのコラボレーションまで表現できる時代となった。以前ご紹介した2014年のMusic Video AwardのMicheal Jakson Horogramはバーチャルとリアリティの融合と言っても過言ではない。Wiredでも当時この様に述べていた。

 




1983年にマイケル・ジャクソンが約14分間のミュージックヴィデオ『Thriller』をつくったときには、50万ドルという巨額の費用が話題になった。時代は移り、2014年5月18日(米国時間)にラスヴェガスで開催された音楽の祭典「ビルボード・ミュージック・アワード」では、いまは亡きマイケルのホログラムによる4分間のパフォーマンスが行われたが、これには「数百万ドル」もの費用がかけられたという。

 

制作期間は6カ月

これは、ショーのプロデュースを担当したPulse社のフランク・パターソン最高経営責任者(CEO)が明らかにした話だ。正確な金額はまだ計算できていないという。

パターソン氏は、マイケルの遺産管理団体「マイケル・ジャクソン・エステート」から仕事の依頼を受けた。オファーから6カ月をかけ、数え切れないくらいコーディングをやり直し、「マイケルのヴィデオ作品を何千回と見直した」末に、「キング・オブ・ポップ」は再び蘇った。

 (https://arstechnica.com/information-technology/2014/05/minutes-long-michael-jackson-hologram-show-cost-multiple-millions/から引用させて頂きました。)

Michael Jackson - Slave To The Rhythm [Prove Rehearsals / Live]

 

 Pulse社では、自作のコードと「Autodesk Maya」や「Nuke」のような3Dアニメーション・ソフトウェアを使って、マイケルを何度となくリメイクしたそうだ。