咲とその夫

 定年退職後、「咲」と共に第二の人生を謳歌しながら、趣味のグラウンド・ゴルフに没頭。
 週末にちょこっと競馬も。
 

NHKドラマ「精霊の守り人」・・・

2016-03-23 23:02:15 | レビュー

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 前日のブログの冒頭にも書き込んでいたNHKドラマ「精霊の守り人」。
 珍しくファンタジー・ドラマの実写化。
 それも3年をかけて制作との報道。

 「坂の上の雲」(原作:司馬遼太郎)も、そのように数年かけて制作する手法だった。
 かなりリアリティに作り込んであり、見ごたえもタップリだった。
 視聴率の方はどうであったか不明ながら、重厚なものに仕上がっており堪能したことを想い出す。

 今回のドラマ「精霊の守り人」、架空の国が舞台の幻想的な物語。
 王子を守る用心棒が主人公。
 用心棒と言えば、常識的には男であるが、何と・・・“女”。
 うら若き女用心棒。

 ある時、陰謀により新ヨゴ国の第二王子・チャグム(小林颯)が谷底に落とされる。
 通りがかった用心棒家業のバルサ(綾瀬はるか)が、王子を川底から助け上げる。
 その時、見てはならないものを見てしまった。
 チャグム(小林颯)にとりついた妖精か、魔物か。

 新ヨゴ国の帝(藤原竜也)に仕える狩人のリーダー・モン(神尾佑)と配下のジン(松田悟志)たち。
 その狩人たちによって、捕縛されたバルサ(綾瀬はるか)は牢獄に繋がれた。
 ここまでのシーンでも、相当のロケとかVFXとCGなどが入り混じったかなりのものだった。
 映画の都・ハリウッドばりの映像美。

 チャグム(小林颯)の母・二の妃(木村文乃)が、息子の命を守るよう用心棒としてバルサ(綾瀬はるか)を雇いあげて、密かに牢獄から出して城外へと逃がしてしまう。

 女用心棒・バルサ(綾瀬はるか)は、チャグム(小林颯)を守る遥かなる旅が始まる。
 2人を殺害するために刺客の狩人たちが追跡。

 これまで見たことのない世界、その中で奇想天外なドラマが繰り広げられる。
 今回の出演者の中で、異彩を放っている女優さんがいた。
 呪術師のトロガイを演じる高島礼子さん。
 言われなければ、全く誰が演じているのか・・・見わけもつかない。
 これには度肝を抜かれた。


(出典:NHK公式HP 抜粋)

 昔の忍び・「くノ一」が老婆に化けるとは、このようなものであろうか。
 真田太平記の草の者・お江。
 
 物語は、バルサ(綾瀬はるか)の幼少期、養父で短槍の達人・ジグロ(吉川晃司)が、その武術を教えながら旅をするシーンも挿入。
 過去と現在が交錯しながら、物語が展開するから目が離せない。

 やってくれるね、NHKドラマ制作部。
 そのような感嘆の想いが出てくるドラマだった。
 残り、3話を堪能するかな。(咲・夫)


(出典:NHK公式HP 抜粋)

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コメント (2)
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