咲とその夫

 定年退職後、「咲」と共に第二の人生を謳歌しながら、趣味のグラウンド・ゴルフに没頭。
 週末にちょこっと競馬も。
 

ゴルゴ13の秘密基地に潜入せよ・・・探検バクモン

2013-01-17 22:35:05 | レビュー
 昨夜、NHK歴史秘話ヒストリアの放送終了後、22時55分からスタートした「探検バクモン」。何と今回は日本の劇画界を席巻しているといっても過言でない、人気連載劇画「ゴルゴ13」を制作している「さいとう・プロダクション」にカメラが潜入。

 案内人は、同番組進行の“爆笑問題”の2人、それに今回は、大の「ゴルゴ13」ファンという女優・岩佐真悠子さんが同行し、「さいとう・プロダクション」へ向かった。

 この劇画、45年間も連載が続いているが、驚くことなかれその間一度も休載がなかったとのこと。関連書籍の発行部数・・・2億冊以上とか。なお、ストーリー性のあるマンガでは、日本最長連載記録を更新中であるらしい。

 いかに多くのファンが支えているのか、ということであろう。当方もほかの漫画は読まないが、この「ゴルゴ13」は何冊も読んだことがある。今でも、漫画本が置いてあるお店などに行った際に手にすることもある劇画・・・。

 関連書籍の2億冊以上、これには驚いた

 今回は、リアリティあるストーリーと劇画、それがどのようにして制作されているのか・・・。その制作現場に3人が潜入し、様々な角度から取材していた。「ゴルゴ13」の生みの親である“さいとう・たかを”氏は、分業制をいち早く取り入れて、これまでず~っと作画してきたとのこと。

 通常であれば、中心となる漫画家が、アシスタントを補助的に使って、絵を完成させるが、さいとう・プロダクションでは、アシスタントとは言わないで、スタッフと呼んでいるとか。その劇画の最後に制作者名が掲載され、作画をしていたスタッフ名もキチンと掲載されている。

 そして、例えば背景専門のスタッフ、その背景でも自然ものと人間の工作物を分けているとか。人物専門、車専門・・・などの8人のスタッフ制で一つのストーリーが完成。

 中心となる“さいとう・たかを”氏が主人公・ゴルゴ13を描いているとのこと。脚本もさいとう氏が手掛けるが、それ以外に脚本を手掛ける様々なジャンルのその道のプロが、密かにいるとの謎めいた話もあった。

 今回、制作現場の舞台裏に潜入した3人、驚きの連続であった模様・・・。この番組を見ている視聴者の当方も驚きの連続で、とても面白い番組であった。

 次週は、ゴルゴ13のモデル的な人がいたらしいこと、それらの内容も盛り込んだ完結編が放送されるらしい・・・NHK総合テレビ[1月23日(水)22時55分 ~ 23時25分]とのこと。

 見逃せない (夫)


[追 記]~あらまし~
 不可能を可能にする孤高のスナイパー『ゴルゴ13』。その物語が、2013(サーティーン)年で45周年を迎える。

 関連書籍の発行部数は2億冊以上、ハリウッドでの映画化も実現に向けて動いている。『ゴルゴ13』は、45年にわたり、マンガ大国日本の荒波の中、常にトップを走り続けてきた唯一無二の最強ヒーローだ。
 なぜゴルゴ13は最強であり続けられたのか!?その謎を解くため、爆笑問題が『ゴルゴ13』の秘密基地=劇画家さいとう・たかを率いる“さいとう・プロダクション”に、二週連続で潜入する「ゴルゴスペシャル」!?
 
 『ゴルゴ13』最強の謎を解くカギの一つが、ストーリーと絵の持つ圧倒的なリアリティだ。

 世界情勢の裏を描き、ときに現実のニュースを先んじて描いてきた超リアルなストーリーは、どうやって生まれるのか?なぜ冷戦時代の東側の秘密施設など、世界のあらゆる場所をリアルに描けるのか?そして、なぜそのクオリティーを維持しながら、月に2回の連載を一度も休まず、45年という日本最長連載記録を打ちたてて来られたのか?これらゴルゴ最強伝説の謎が次々明かされる!

 “大ボス”さいとうによる、超ハードボイルドなゴルゴのペン入れの瞬間も目撃!さらに、さいとう自身が今まで明かすことのなかったゴルゴ制作秘話を語る!

 『ゴルゴ13』に人生を学んだと語る著名人にも直撃。今回は、ジャーナリスト鳥越俊太郎が登場。「ゴルゴは世界を学ぶ教科書」と語る鳥越のゴルゴ論とは!?
(出典:NHK公式HP 抜粋)



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歴史秘話ヒストリア「白虎隊 奇跡の生還劇」・・

2013-01-17 22:34:34 | レビュー
 昨夜、NHKの歴史秘話ヒストリアは、先週の「新島八重 不屈の会津魂」に続いて、幕末の会津藩が舞台となっていた。すなわち、大河ドラマ「八重の桜」がスタートしたことで、幕末の悲運、朝敵とされた会津藩に焦点があてられていた。

 何としても大河ドラマを成功させたいとの制作者側、その熱き気持ちが伝わってくる・・・と、いっても過言ではない。

 徳川幕府に忠誠を誓い、幕府を最後まで守るとの強い意志を持っていた会津藩、徳川幕府が大政奉還をなしたことで・・・260年以上続いた徳川幕府も終焉を迎えた。

 幕府とともに新政府軍に恭順の意を表した会津藩であるが、京の都で煮え湯を飲まされた長州藩は、会津をせん滅するつもりであったとか・・・。となると、強引に朝敵にされたのだろうな

 新政府軍と戦うために会津藩主松平容保は、部隊を再編制したとのこと。その中で、15歳から17歳の藩士の子弟で構成され予備兵力として作られたのが白虎隊とのこと・・・将来の会津藩を支える少年兵。

 実戦部隊は、朱雀隊(18~35歳)、青龍隊(36~49歳)とのこと。さらに高齢の玄武隊(50~56歳)なども組織化されていたらしい。

 白虎隊は、銃火器の扱いをあの新島(山本)八重に教わり、そのほか新選組の副長土方歳三からもいろいろと戦闘に関して学んだとか。

 ちなみに、白虎隊の構成は、次のようになっていた。

 「士中一番隊 49名、二番隊 42名、寄合一番隊 106名、二番隊 67名、足軽隊 79名  ・・・から成り、合計343名である」

 会津戦争の情勢が悪化し、遂に白虎隊の士中二番隊に出陣命令が下り、最後は戸ノ口原(戸ノ口原の戦い)で決定的打撃を受けて、隊がバラバラになった。その中の19名が飯盛山の高台にたどり着いたが、眼下に見える会津の市中が炎に包まれている情景を見て、敗戦したと思いお互いに胸を刺し合うなどして・・・自刃。

 会津藩の「什の掟」を守っていた少年兵たちは、悲運の死を遂げることとなった。その士中二番隊の中で生き残った酒井峰治は、何とか会津城まで辿りついて、新島八重などと共に最後まで戦って・・・1ヶ月後、新政府軍に降伏。

 その隊士・酒井峰治は81歳まで生きて、昭和7年に亡くなったらしい。その後、平成5年に酒井峰治が、明治時代に白虎隊の動向について書き記していた書面が発見されたとのこと。

 この歴史的価値ある資料により、白虎隊のことがより詳細に判明したと・・・放送されており瞠目した。

 我が家では、20年くらい前に子供たちと東北旅行をした際、会津若松城や白虎隊の少年兵にまつわる展示会館などを訪れた。その時、少年兵が着ていた余りにも小さな衣類、さらに携行していた武器類などを見た。そして、飯盛山における自刃の模様などを眺めて、涙したことが思い起こされた。

 昨夜の白虎隊の逸話などを胸に刻み、これから展開される大河ドラマ「八重の桜」を1年間・・・じっくりと観てゆきたいと改めて思った。(咲・夫)

[追 記]~あらまし~
 幕末、悲運の会津藩の中でも有名な「白虎隊」-15歳から17歳の藩士子弟で結成された少年部隊です。この少年たちに銃の操作を教えたのは新島八重。そして、新選組・土方歳三も深い関わりが。
 白虎隊士19人自刃の悲劇と、平成に発見された隊士の手記から明らかになった生還劇をお送りします。



 参考資料:NHK公式HP、フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』他

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コメント (2)
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