さそりのらびりんす~たわごと~

慢性膵炎持ちのあゆが気ままに書く、たわごと日記です。

ごあいさつ

ようこそ、いらっしゃいました。あゆと申します。
2005年に慢性膵炎を発症いたしました。
闘病記録に日々のあれこれ、趣味のこと。
たわごとに寝言、なんでもありの内容となっております。
時折現れる、さそりの毒にはご注意を。(^_-)-☆

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膵臓に関する記事は、あくまで素人の作った内容です。
間違いが含まれている可能性はありますので、あくまで自己責任ということで情報を利用してください。

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嵐がやってきた

2008年02月16日 18時57分19秒 | 医療・健康
昨夜10時頃、弟が1人で帰省してきました。
学会があった帰りらしい。
長い長い大学生活からそのまま大学に入った弟は、いわゆる『社会人』の経験がないため、時間の感覚が狂ってます。
そんなもので、帰省のたびに我が家の時計を狂わせてくれます。
大嵐です。
とはいえ、帰省するのは年に数回だけなので、色々話すことがあって、深夜になってしまい結局寝たのは2時半でした。
普段は、体調のために遅くても11時にはお布団に入ることにしてるというのに。

安定剤飲む時間が遅れちゃったせいもあって、起きたのは10時でした

体内時計が狂ったこともあってか、吐き気が結構強くて病院行こうかなあ?
と思ったけど、だんだんマシになったので良しとしました。
夜遅くに安定剤を飲んだせいだったのかも。

さて。
弟と色々話してたんですが、未だ医学部だけは大学の中でも特別な存在らしいです。
自分たちは他と違うという感じでプライドが高いとか。(笑)
同じ大学でも、医学部の教授と関わることなんかないので、大学の付属医大病院があっても恩恵は別にないそうな。

で、医学部に絡んで、昨今の医者不足の話をしてました。
弁護士増やすより医者増やすべきなんじゃないの?
医者が少ないのに弁護士が増えたら、医療訴訟が増えるだけで余計勤務医が減ってしまうじゃないの?

という私の疑問に対して、弟は
「厚生労働省は医者を増やすつもりはないよ。増やしたら医療費が膨らむと思ってるから」
と言ってました。
ま、厚生労働省はそんなものかも。
私など、厚生労働省は医者が足らなくて国民が十分な治療を受けられないことで、医療費を抑制する狙いがあるんじゃないかとまで、思ってました。

ただ、勤務医が減ってるのは、患者のせいも大きいんですよね。
昔に比べて、無茶な欲求をしたり、たいしたことないのに救急に来る患者が増えたから。
それに、どうしてすぐに医者を訴えたがるのだろう?
明らかに悪意のある医療過誤でない限り、訴訟する必要はないというのが、ずーっと病院でお世話になり続けている私の気持ちです。

この間NHKで「訴訟におびえる医者」みたいな特集してました。
人は必ずいつか死にます。
この「死生感」が日本人からなくなったのが、訴訟が増えた原因だと、どこかのお医者さまが本に書かれてました。
医療は万能じゃありません。
医者だって人間なんだから、完璧はありえない。
ベストを尽くした結果、残念な結果が起こったのであれば、それはもう仕方がないことなんじゃないの?と思ってしまいます。

私など、もの凄い確率で重症急性膵炎を引き当ててしまいましたが、ERCPをする前に
「もし、これで死ぬようなことがあったとしても、先生がされたことなんだから私は別に構わないと思ってるからね。」
と母に話してました。

・・・でも、まさか半分現実になるとは思わなかったですけどね。

結局、医療訴訟の増加は患者が患者のクビを絞めてるだけのような気がします。
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