さそりのらびりんす~たわごと~

慢性膵炎持ちのあゆが気ままに書く、たわごと日記です。

ごあいさつ

ようこそ、いらっしゃいました。あゆと申します。
2005年に慢性膵炎を発症いたしました。
闘病記録に日々のあれこれ、趣味のこと。
たわごとに寝言、なんでもありの内容となっております。
時折現れる、さそりの毒にはご注意を。(^_-)-☆

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膵臓に関する記事は、あくまで素人の作った内容です。
間違いが含まれている可能性はありますので、あくまで自己責任ということで情報を利用してください。

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膵臓の病気の本

2008年02月10日 13時23分18秒 | 慢性膵炎と日常生活
膵臓が悪いかもと最初に言われた時、
膵臓って何ソレ!?というのが、正直な感想でした。
胃や腸に比べて、どうもマイナーな臓器です。
しかも、東洋医学じゃ五臓六腑の中に入れて貰えてないし(笑)

幸い、今はネットがあるので、膵炎疑惑が出てから必死で調べました。
その時に遭遇したカオルさんのHP「慢性膵炎ノート」には随分と助けられました。

それ以外に、私が独自に勉強?するために買った本を、今日は紹介したいと思います。

『膵臓の病気』小泉 勝著<保健同人社>
・・・初心者向きでわかりやすい内容となっています。
   明らかに膵炎っぽいのに診断基準を満たさない膵炎についても詳しく書かれています。

『膵臓の病気』近藤孝晴著<講談社>
・・・上記の本よりは少し専門的です。

『生活習慣とすい臓病』伊藤鉄英著<海鳥社>
・・・teaful rinkoさんのオススメで購入いたしました。
   最新の慢性膵炎の治療法が書かれています。目から鱗の内容でした。

『名医の図解 肝臓・胆のう・すい臓の病気をよくする生活読本』横山 泉著<主婦と生活社>
・・・細かい生活についての注意事項が書かれていて、とてもわかりやすいです。
   その一方で病気についての解説はとても少ないです。
   病気を理解した上で購入する本と言えるでしょう。

『胆石・膵炎の食事と食べ方』<主婦の友社>
・・・症状にあわせて色んな献立がレシピつきで紹介されています。
   お弁当の作り方まで載っていて便利です。

『五訂増補食品成分表』<女子栄養大学出版部>
・・・栄養士になれそうな本です。
   どの食品に脂質が何グラム入ってるかしっかり載っています。膵炎患者必需品!

あと、最近気になっていながら買っていないのが
『消化器病セミナー90』慢性膵炎-診断と治療のコンセンサス<へるす出版>
・・・これ、読んで果たして素人に理解できるのかどうか?
   理解できるのなら買うんですけどね。


話は変わりますが、先日病院に行って、採血に30分以上掛かった時。
「ここは取りすぎでタコができてるから無理です」
「ここは血管出るけど、細いです」
「逆血があっても漏れることがあるんです」

とか言ってたら、臨床検査技師のおっちゃんに「看護婦さんですか?」と言われてしまいました。
モノの言い方で誤解されるほど、病院と縁が深いってことですね。
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雪組公演「ジュテーム~君を愛してる~」「ミロワール」

2008年02月10日 11時58分28秒 | 宝塚
木村氏、初のオリジナルに挑戦。
・・・という文字を見た時、多くのヅカファンは不安に陥ったのではないでしょうか。
お正月公演がキムシンと中村A。

うわっ、ハズレひいた

・・・とその瞬間思いましたよ。
といって、谷、キムシン、植爺の3連投の悲劇にあった月組のみなさまからすると「甘いっ」と怒られそうだけど

でも、キムシンは『鳳凰伝』でバラク、『スサノオ』でアオセトナ、と水さまとは相性がいいことは証明済み。
ならば、話は終わってても、水さまにはイケてる役をアテガキしてくれるかもしれない。なら、許してやってもいいか・・・と思ってました。

『ジュテーム~君を愛してる~』
・・・タイトルから終わってる・・・のはいいとして、見事に私の期待はハズされました。
話そのものは今までの説教臭い作品に比べると、考えようによってはマシだった。
現代のフランスの舞台にして「結婚」をテーマにするというのは、あまりにも現実に即してないけどね。
だって、フランス人って籍入れないし、個人主義だから他人のことになんて構わないんだよね。
それでも、団体客のおばちゃんにはわかりやすいだろうし、正月公演ということを考えると明るく楽しいハッピーエンドで悪くないといえるかもしれない。

しかし、しかし。

私は
「結婚できない・・・僕はひとりぼっち」

なんて、歌う水さまを見たくないんだよー。
水さまのどこを見たら、結婚相手に悩んでどうしようってタイプに見えるんだよー。
そりゃ、ホントの水さまは乙女だけど(笑)、『男役水夏希』はそうじゃないの。

私は体調のこともあって、千秋楽の前日にようやく見られましたが、正直「1回しか見られないのがこの作品で良かった」と安堵しましたよ。
これが「エリザ」や「星影」だったら、悔しくて耐えられなかったもの。
でも正真正銘ディープな水ファンにこういう思いをさせるような作品を作るんじゃねー。

そして、となみちゃん(白羽ゆり)もハマリ役とはいいがたい。
先日、星組のべるばらを見ていたけど、彼女はアントワネットが最高のハマリ役。
姫or女王役者に、お金に困ってるような役柄当ててほしくないです。

そして、二番手のハズのゆみこちゃんは、一体いつになったら出てくるのか?ってぐらい出番少なっ。
ま、水さまもトップになるまでは20分しか出番ないことよくありましたけどね。
初見で先入観なしに見たら、二番手がキム(音月桂)、三番手がかなめ(鳳稀かなめ)に見えるんじゃないかしら。
・・・劇団の意向が反映されてるのかもしれないけどね・・・

ただ、今回唯一キムシンをほめてあげようと思ったのは、とにかく役が多いこと。
組子みんなに見せ場があって、今までの作品は役が少なくて下級生はその他大勢ばっかりだったので、その点ではやりがいもあっただろうし、下級生ファンは満足だったのでは。
とくに、きたろう(緒月遠麻)ファンでもある私としては、今回の大活躍は嬉しかったなあ。

ただ、歌詞のセンスのなさは相変わらずで、誰でもいいから代わりに書いて!と真剣に思いましたわ。

ショー『ミロワール』

中村A!やればできるじゃん!

こっちは期待してなかったので思ったより良かった・・・を越えて、なかなかの佳作でしたよ。
昔の小原先生の作品・・・いや、好調だったときの三木先生の作品を見ているような気分かなあ。
オーソドックスな場面もあり、かつこれぞ男役!というかっこいい場面もあり。
久々にとっても楽しいショーでした。
特にメデューサの場面は、トップになってからの水夏希の代表場面になること間違いなしでしょう。ここでもきたろう大活躍で嬉しかったし。
振り付けのヤンさんに感謝

そして最後の黒エンビ。
トップになってから初ですよね。
こちらは羽山先生かと思うと、御織ちゃん振り付けでした。
ゴスペラーズの曲も良かったし、ひと味違う格好いい場面でした。
でも、黒エンビを前座にデュエットダンスをするのは、某女帝を思い出してしまいました・・・。(笑)
個人的な好みとしては黒エンビで決めたら、その後はもうパレードに入って欲しいです。

中村A先生、今後はショーに専念したらどうでしょう?
・・・といって「サジタリウス」みたいなの作られても困るけど(爆)
次のショーも佳作なら、芝居作家ではなくショー作家だったってことが証明されて、ヅカファンの評価も代わることでしょう。

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