半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『ブラックリスト(全22話)』を観ました。

2014-06-26 21:00:00 | どらまの部屋
 世界中の犯罪者たちの裏取引に協力をし、「犯罪コンシェルジュ」と呼ばれる国際的な最重要指名手配犯レイモンド・レディントン (通称レッド)が突然FBIに出頭、彼がこれまで関わってきた凶悪犯罪者達に関する情報を提供し、彼らの逮捕に協力すると申し出る。ただし、彼がFBIに突きつけた条件は新人捜査官のエリザベス・キーンを担当にすること、というものだった。面識すらないはずの二人。レディントンの持つ情報とはいったいどんなものなのか。彼の真の狙いは何なのか…。
スーパードラマTV番組紹介より)

 序盤は、レッドが何でリジー(エリザベス)だけを「ご指名」するのかが「謎」なのですが、正直、そんな話はそっちのけでした。
というのは、レッドがキーンに情報をもたらす「ブラックリスト」の面々が、かなり魅力的ですね。
爆弾犯罪にドラックディーラー、産業スパイにバイオテロ犯、錬金術師や人身売買・・・多彩なワルです。
そんな極上のワルたちに対して、レッドの断片的な情報のみで捜査、解決していくFBIの面々・・・これだけでも十分面白かったですよ
そして、中盤以降、底辺に流れている「謎」がジワジワと盛り上がってきます。
1つは、リジーのフィアンセであるトムの存在。
序盤から彼が「普通の人ではない」というのが垣間見えるものの、ナカナカ素性を出さない・・・
彼を信じながらも真実を追求し、終盤は彼と対峙してしまう・・・ひ弱に見えたトムですが、後半は強いです
2つ目は、もちろんレッドの「謎」ですね。
リジーを「ご指名」する理由は、もちろん予想はしてましたし、そうなるものだと思ってましたが、ラストを見る限り微妙です・・・ただ、この微妙が次シーズンに繋がるとなると、「絶妙」にも思えるのです
この2つの謎のつなげ方もGood
FBIの連中も途中まではなんかキナ臭くて、こちらも見逃せませんでしたしね
ラスト2話で、次に続けるような伏線はあったものの、一応納得のいく結末を見せてくれて、その点も有難かったです
ちゅうことで、ジェームス・スペイダーもただのオッサンになっちったなぁ・・・で75点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『ピンポン(全11話)』を... | トップ | 『外事警察 その男に騙され... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

どらまの部屋」カテゴリの最新記事