半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『藁のたて』を観ました。

2014-10-28 05:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 7歳の幼女が惨殺される事件が発生。8年前に少女暴行殺人事件を起こし出所したばかりの清丸国秀(藤原竜也)に容疑がかかり、警察による捜査が行われるが、一向に清丸の足取りは掴めずにいた。事件から3ヶ月後、事態が大きく変わる。殺された幼女の祖父・蜷川隆興(山崎努)は政財界を意のままに動かす大物で、彼が大手新聞3紙に、清丸を殺した者に10億円支払うとの全面広告を打ち出した。この前代未聞の広告を見た国民は一気に殺気立ち、身の危険を感じた清丸が福岡県警に自首。東京の警視庁まで清丸の身柄を護送する最中に彼の身を守るために、生え抜きのSP5名が配置された。いつ、どこで、誰が襲撃してくるかわからない極限の緊張状態の中、護送が始まる……
MovieWalkerより)(公式サイト
 色々な海外の警察ドラマを観ている中なんで、この作品の殺人事件後の警察の捜査が、なんとトロいことか・・・と思いました
そんな警察の行動をすっ飛ばす、蜷川の広告で、物語・・・というか、日本の国が大きく動きます
そりゃ10億ですから・・・一般の人も、そして刑事さんも、目がギラついちゃいますよね
清丸を護送するために、SPがつくは、パトカーの大挙並走するは・・・「犯人をどうにか守る」という、なかなか前例が見当たらない展開になりました。
信じていた刑事さんでさえも・・・「(少女を殺した)犯人を許せるのか」という(裏切り)刑事さんに対しても、「(10億という)金の話をしたら、そんな言い訳も薄っぺらい」と一蹴するSPのリーダー(大沢たかお)、彼がどこでキレちゃうのかが興味の的でしたが、最後までもってくれました。
話のテンポも良いんで面白かったですし、何より、役者さんの力ってのを凄く感じました
大沢たかおさん、山崎務さんは勿論ですが、今回は、やはり凶悪犯役の藤原竜也さん、こりゃすごいですわ
タイトルからは想像できなかったエンタメ作品でした。うん
ちゅうことで、氷室サンは声の力が強すぎて、映画のエンディング等には向かないと思います・・・で75点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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