半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『クローズド・ノート』を観ました。

2009-08-29 03:10:00 | えいがかんしょうの部屋
 大学生の堀井香恵(沢尻エリカ)は、引っ越したばかりのアパートで、前の住人・真野伊吹(竹内結子)が残した一冊のノートを見つける。それは、小学生の新任教師である伊吹が、万年筆で毎日書き綴った日記だった。香恵は、読んではいけないと思いながらも、そのページをめくってしまう。
そこには、伊吹先生の学校での出来事とともに、彼女の恋の苦悩が書かれていた。
読み進めるうちに日記の世界に引きこまれていく香恵は、いつの間にか、その日記に励まされている自分に気づき始める・・・
公式サイトより)

 これって現代の物語 
場所といい、様々な風景といい、登場人物の行動といい、なんだか妙にノスタルジックなんですけど
ま、そんな雰囲気が心地よい作品であることは確かです
香恵と友達の最初のシーンは正直要らないくらい、話に無関係です。で、すぐに伊吹のノートを見つけて・・・
序盤で、伊吹と隆の関係はバレバレっすよね あまりにバレバレなんで、最終的にどう持っていくのか、で、伊吹はどこに行ったのかってのだけに興味が集中してました
しかし、物語の半分以上は、隆との恋物語ってより、伊吹の生徒との触れ合いであり、こっちもベタとはいえ、良いですわ
昔の「熱中時代」風の小学校ドラマ、嫌いじゃないです
で、そんな伊吹の日記にパワーをもらい、自分の恋に頑張る香恵もストレートないい子だと思います
そんな物語を彩るアイテムもいいなぁと思いました。マンドリンしかり、万年筆しかり・・・
特に万年筆については、日記というアイテムとリンクしているので、もうちょっと「裏の物語」を期待してたんですが、あまり無かったですね
最後の伊吹の絵(というか、香恵を代役に見立てて描いたもの)、とっても印象に残ります。
最後の手紙もね ただ、紙飛行機は合成でやりすぎ
竹内結子、沢尻エリカ、永作博美が出演してるって、そりゃ魅力的にもなるもんだよね
いい作品だけに、あの沢尻エリカの「別に」発言、別なところで注目されちゃってるし、あの印象が強いだけに、そして、劇中の香恵とは違った姿を見せてしまっているのは、とっても残念かも知れません
ま、あの事件が無いと、ここまでこの映画も話題にならなかったから、集客効果はあったのかも知れませんね
ちゅうことで、翼をくださいの曲を聴くと、何故か狩野英孝がダブってしまうで70点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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