劇場版アニメ・アイドルマスターの売り上げが、再上映にあたるVM版と合計して7.65億円を超えたそうです。(765はアイマスではナムコ(開発会社名)と呼ぶ)
この手のアニメ映画としては売れた方らしいです。もともと、5億円の売り上げを目標としていたそうで、そのラインは軽く超えました。
映画としては、人気が堅い恋愛ものや軍記物と違って、テーマはアイドル育成で、出てくるのは20人の美少女ですから、かなりニッチというかオタクな感じがします。
実際、元のテレビアニメは深夜放送でした。普通の時間帯に放映しても内容的には差し支えないと思いますけど、まあ、普通に見て美少女アニメです。
なお、見れば分かりますけど、プロデューサー以外にも男性は結構わらわらと出てきます。女性ファンが1割程度いつもいる、というのも特色と思います。
元々はゲームセンターの集客のためにアイドルゲームを作ろう、と言うことだったみたいです。このアーケード版(2005年)がアイドルを育成してトップアイドルを勝ち取るのが目的のゲームで、今のワンフォーオール(OFA)(2014年)にまで引き継がれています。
最初のブームは家庭用ゲーム機(Xbox360)に移植され、そのステージシーンがニコニコ動画などで紹介された時に起こったようです。
私はその頃はアイマスの人気など全然知りませんから、変わったCGが流行っているな、くらいでした。さすがに春香の名前は知っていましたけど、亜美が識別できず、ずっと名前の知らない女の子だった記憶があります。
このオリジナルのアイマスには対戦機能があって、リズムゲームで歌合戦です。担当アイドルから実の電子メールが送られてきたりして、アイドルとのコミュニケーションも、今から見たらかなり濃いものでした。
また、声優さんによるCDや声優ライブはごく初期から存在していたのも特色と思います。
アニメ化は何度かトライされたみたいです。でも、その頃のゲーム業界は弱くって、できたアニメはファンの一部を落胆させるものでした。
2011年はアイドルマスター2、シンデレラガールズ、そしてアニメ・アイドルマスターが始まった年です。アイドルマスター2は初代とキャラは同じなのに、かなり内容が違っていて、ファンの激しい内部対立を引き起こしたようです。いまだに引きずっていますけど、でも、コンテンツの一つとしては成功の評価で良いでしょう。ステージシーンが真剣に作られていたので、助かった感じです。
私がアイマスに合流したのは同年10月のPS3版アイマス2からです。
アニメの方は「けいおん!」(2009年、2010年)の路線を引き継ぐアイドルものの一つ、の位置づけのようです。しかし、アイドルマスターのアイドルたちは、歌って踊ってギャラをもらう、普通のプロのアイドル。芸能事務所に所属ですから、普通に社員で、主人公はゲームのプレイヤーに相当する、プロデューサー(赤羽根P)と呼ばれるサラリーマンの男性。
深夜アニメですから、見るのは高校生~大学生が主体で、ゲームのステージがニコ動で粘り強く人気を維持していたこともあって、新規層を獲得しました。
このアニメ・アイドルマスター(2011年)、監督の錦織敦史氏が逸材で、ゲームをやり込んでいたこともあって、アイドルの扱いが良く、絵がものすごく丁寧に描かれていました。今回の映画も、この監督あっての作品と思います。
話はゲーム(初代と2)のシナリオの無難なところを抜粋した感じらしく、また少々独自の誇張があって、多分、アイマス2/OFAのプロデューサー(プレイヤー)である私には合わないと思います。ええ、ゲームとの兼ね合いでBDは全巻持っているのですけど、ちゃんと見ていません。
(続く)
この手のアニメ映画としては売れた方らしいです。もともと、5億円の売り上げを目標としていたそうで、そのラインは軽く超えました。
映画としては、人気が堅い恋愛ものや軍記物と違って、テーマはアイドル育成で、出てくるのは20人の美少女ですから、かなりニッチというかオタクな感じがします。
実際、元のテレビアニメは深夜放送でした。普通の時間帯に放映しても内容的には差し支えないと思いますけど、まあ、普通に見て美少女アニメです。
なお、見れば分かりますけど、プロデューサー以外にも男性は結構わらわらと出てきます。女性ファンが1割程度いつもいる、というのも特色と思います。
元々はゲームセンターの集客のためにアイドルゲームを作ろう、と言うことだったみたいです。このアーケード版(2005年)がアイドルを育成してトップアイドルを勝ち取るのが目的のゲームで、今のワンフォーオール(OFA)(2014年)にまで引き継がれています。
最初のブームは家庭用ゲーム機(Xbox360)に移植され、そのステージシーンがニコニコ動画などで紹介された時に起こったようです。
私はその頃はアイマスの人気など全然知りませんから、変わったCGが流行っているな、くらいでした。さすがに春香の名前は知っていましたけど、亜美が識別できず、ずっと名前の知らない女の子だった記憶があります。
このオリジナルのアイマスには対戦機能があって、リズムゲームで歌合戦です。担当アイドルから実の電子メールが送られてきたりして、アイドルとのコミュニケーションも、今から見たらかなり濃いものでした。
また、声優さんによるCDや声優ライブはごく初期から存在していたのも特色と思います。
アニメ化は何度かトライされたみたいです。でも、その頃のゲーム業界は弱くって、できたアニメはファンの一部を落胆させるものでした。
2011年はアイドルマスター2、シンデレラガールズ、そしてアニメ・アイドルマスターが始まった年です。アイドルマスター2は初代とキャラは同じなのに、かなり内容が違っていて、ファンの激しい内部対立を引き起こしたようです。いまだに引きずっていますけど、でも、コンテンツの一つとしては成功の評価で良いでしょう。ステージシーンが真剣に作られていたので、助かった感じです。
私がアイマスに合流したのは同年10月のPS3版アイマス2からです。
アニメの方は「けいおん!」(2009年、2010年)の路線を引き継ぐアイドルものの一つ、の位置づけのようです。しかし、アイドルマスターのアイドルたちは、歌って踊ってギャラをもらう、普通のプロのアイドル。芸能事務所に所属ですから、普通に社員で、主人公はゲームのプレイヤーに相当する、プロデューサー(赤羽根P)と呼ばれるサラリーマンの男性。
深夜アニメですから、見るのは高校生~大学生が主体で、ゲームのステージがニコ動で粘り強く人気を維持していたこともあって、新規層を獲得しました。
このアニメ・アイドルマスター(2011年)、監督の錦織敦史氏が逸材で、ゲームをやり込んでいたこともあって、アイドルの扱いが良く、絵がものすごく丁寧に描かれていました。今回の映画も、この監督あっての作品と思います。
話はゲーム(初代と2)のシナリオの無難なところを抜粋した感じらしく、また少々独自の誇張があって、多分、アイマス2/OFAのプロデューサー(プレイヤー)である私には合わないと思います。ええ、ゲームとの兼ね合いでBDは全巻持っているのですけど、ちゃんと見ていません。
(続く)