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まったり アイマス2

アイドルマスター2 超ライトユーザーのプレイ日記

3489. データベース、続き^2

2021年08月14日 | 日記

 理系のデータ分析の話は後述します。

 ある会社の事務処理のやり方をまずはそのまま電子計算機に乗せるのが鉄則ですから(この際だからと余計なことをすると失敗する)、各部署の業務を分析して計算機が扱える形に単純に置き換えてゆきます。
 しかし、部品表など各部門で同じ規格表などを使っているものも多いはずで、それらを別ファイルにすると記憶域がもったいないだけで無く、企業というのは常に世の中の動向に合わせないと潰れますから、分散するとメンテの手間が大変になります。
 だから、同様に見える項目はできる範囲で統一します。複数のプログラム群が同一の基本データを使用する、これがデータベースの基本と私は思っています。

 今もこの用語を使うのかどうか、ファイルにはマスタとトランザクションの区別があります。個々の取引がトランザクションで、価格表など短期間にはあまり変わらないデータはマスタです。トランザクションファイルをマスタファイルを参照しながら、新たなトランザクションファイルに仕上げるのが、多分、事務系処理の基本です。この右から左への情報伝達が円滑で無いと企業活動は滞ります、…理系の私の認識です。

 経営判断には平均と標準偏差の算出、つまり一言で言えばどうなるのか、それはストレートに受け取って良いのかが問題になると思います。さらに、大小順に並んでいるとどれが重要かが分かります。この大小順に並べ替える操作はソートと言って、初期には本来のデータの流れとは別枠扱いでした。

 まあだいたいこのあたりで、ソフトウェアとして何が必要なのか、コンピュータの勉強を少しやった方には分かると思います。
 要は個々の対象に対応するコードを付けるのがまずは要点です。具体的な商品には今はバーコードが付いているので良いとして、中間部品にも製造機械にも、そして社員など関わる人々にも番号を付けます。これが計算機の初期にはガチガチの管理社会になるのでは無いかと危惧された事項ですが、しっかりやったところが勝ってしまうし、しかしそう簡単には統一というのは無理ですから、今は何事もバランスが肝心、の感じになっていると思います。

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