なんだか7月中旬から仕事量が結構有って、今回の3連休は助かりました。やっと2日目にして落ち着いてきた感じがします。私は夏バテというのを経験したことがないので、それとは違うと思います。
東京オリンピックは本日が最終日のはずで、ネットではメダル獲得数で盛り上がっている感じです。アメリカと中国の頂上対決は、私は前回東京の時あたりの東西の覇権争いを思い出しました。日本も頑張っていて、あの頃(1964年)もスポーツ振興はあったと思いますし、しかし現在の方が普段からいろいろ賑やかな感じと思います。
元に戻って。今回買ったおそらく普通の普及帯のノートパソコンには光学ドライブと有線のネットワークコネクタが有りません。おそらく厚さを抑えるための措置です。光学ドライブは無理しない設計だと12mm程度はありますし、有線ネットワークのコネクタも意外に高さを食います。どちらも必要ならばUSB経由で外付けしろ、ということ。
ネットワークは無線が使えるので困らないし、外付けCD/DVDドライブは時に必要なので安い純正品を買いました(4000円程度だったか)。
有線LAN (イーサネット)は便利なので当分消えそうも有りません。このノートパソコン(無線のみ)にしたって、2m先に有線→無線のマッチ箱(死語)くらいの大きさの変換器を用意しているので、あまり有線と変わらない感じです。
ディスクドライブは本体からは外されましたが、こちらも当分消えそうにありません。元のCDがいかに優れた発明で有ったかを物語っています。買ったドライブは安いと言っても今は安定した技術なので非常にしっかり動作します。
CDプレーヤーは1982年に発売開始だそうですから、実に40年もの歴史が有ります。普及したのはソニーのポータブルCDプレーヤー(1984年)頃からだと思います。
その頃の音楽媒体はLPレコードかカセットテープでした。レコードは音の波が相似形として物理的溝に記録されている、今から考えると驚異の発明で、SP時代を含めて売れに売れ、レコード産業がすさまじい影響力を持つに至りました。1980年頃になるとレコードプレーヤーはダイレクトドライブでサーボが効いて、回転数は極めて正確になったと思います。周波数特性やダイナミックレンジもクラシックのオーケストラ演奏に耐える水準で、アメリカの一部でリバイバルブームというのも納得できます。弱点はネットで散々見ると思うので割愛。CDは音の良さと言うよりは取り扱いの簡便さで普及したと言われています。
CDとパソコンとの関係は、日本でIBM PC-AT互換機がDOS/Vとして普及し始めた頃、サウンドブラスターと呼ばれるFM音源PCカードとCD-ROMドライブのセットが、これがマルチメディアだっ!、と言うことで売り出された時だと思います。たしか私はPS/V (1992年)と呼ばれるIBMの「純正互換機」を手に入れ、できうる限りの「改造」をしていて(当時のIBM互換機では普通の行為)、その一つがサウンドブラスターの拡張ボードだったと記憶しています。
それは素晴らしい装置でした。CDは16bitステレオ信号を圧縮なしでそのまま記録した媒体なのが幸いし、CD-ROMの640MBのデジタル信号配布媒体として応用され、それが成功しました。CD-ROMの(当時は)すさまじい容量は動画の配布を可能としました。FM音源はYAMAHA DX7の6オペレータとは比べものにならない2オペレータでした。しかし、当時のゲーム音楽家の腕は並大抵では無く、ピコピコ音楽で慣れていたためか、それはそれは素晴らしい音響を披露しました。ナムコのゲーム音楽などはカセットテープで売られたほどです。