買ったノートパソコンにはステレオスピーカーが付いていて、普通のステレオヘッドホン用のミニジャックも付いています。私はめったに使いませんが、無いと不便に感じると思います。
要は、基本機能は変わらないと思えるものの、この3年でずいぶん快適になったと思ったので記事にしました。
さて、3年後とか5年後にはパソコンはどうなっているのか。
業務用というか我が事業所の基幹システムでは、ミニタワー(CDドライブが横置きできる)の横幅が狭いスリムタワー(って用語あります?)が主流です。この一つ前のスリムタワーは電源が弱点で、3年ほどしたら壊れまくっていました。今のは大丈夫そうです。
モニターはフルハイビジョン(もちろんカラー)が普通になりました。ストレージはデスクトップタイプでもSSDに移行しつつあるようです。入出力端子は今回のノートパソコンとほぼ同じく、USB-A/C、HDMI、SDカード、ステレオミニジャック(マイク付き)、その他。違いはオーディオのライン入出力が有るくらいみたいです。CD/DVDドライブは付いています。
部署によってはノートパソコンがメインで、多分、場所を取りたくないからでしょう。端末として使っているので、そんなに高性能ではありません。こちらも画面はフルハイビジョン(2K)のようです。イーサは有線です。マウスを外付けしています。
使う姿は40年ほど前のVT100時代(1978年)からあまり変わっていない気がします。変わったことと言えばマウスが付いたことと、画像やグラフが出てきて便利にはなっています。しかしこれではXEROX Starシステム(1981年)をカラー化しただけに見えてしまいます。サーバ / ワークステーションの構成まで同じ。ただし、J-Starの「データベース」にはがっかりした記憶があります。Starは文書作成に特化したワークステーションでした。そういえば、表計算ソフトやペイントソフトも凡庸だったか。
たしか同社の人工知能用ワークステーションの表計算ソフトは今の表計算ソフトが裸足で逃げ出すくらいのものすごい出来だったと…、うろ覚えです。当時、(コンピュータ分野に関して) XEROXは明らかに商機を逃がしている、とIBMの関係者がつぶやいていたのを思い出します。
そんなこと言えば、我が国ではTRON騒ぎで目立ちませんでしたが、NTTがELISと呼ばれる人工知能用ワークステーションを販売していて、これは私は実物を見たことさえありません。第五世代コンピュータに関しては外見だけ見たことがあります。
うむ、今の時代に役立つかどうか、人工知能用ワークステーションというのがかつて存在しました。主流はいわゆるLISPマシンで、smalltalkと呼ばれる計算機言語もその範囲だったか。要は人工知能にはそれにふさわしいCPUが必要との考えの計算機です。これに関してはものすごい落ちが付いていて、機会があればぼそっと言います。
ただし、今の人工知能が指すのが統計学の応用、いわゆるオペレーションズリサーチ(OR: 作戦研究)風なのに対して、当時の人工知能は記号処理、つまり論理学の応用を指しました。
これに対立する用語が今は死語になったエンジニアリング・ワークステーション(EWS)で、こちらは要するにビットマップディスプレイのUNIXマシン、つまり今の普通のコンピュータです。
長話になったので、ここで切ります。