まったり アイマス2

アイドルマスター2 超ライトユーザーのプレイ日記

2914. 陽子

2020年01月02日 | 日記

 お正月らしい話題は、と。
 なぜか今頃になって電磁気学の整理が行われているみたいです。
 そのためか何なのか、某ネット板で電流と電子の移動方向が逆だと話題に。

 電子は負の電荷を持っています。電子の正体が分かったのは、多分、ブラウン管が発明された1897年あたり。レントゲンのX線(電磁波)の発見が1895年とのこと。ですから、電子ビームとか陰極線(CRTのCR)だと実感が湧きます。熱電子は金属を熱すると容易に空中に飛び出して、陽極で引っ張ると簡単に離脱する、真空管の原理がこれです。
 家庭に引き込まれる電気は事情があって50Hzなどの交流になっていますが、電池は直流。ボルタ電池の発明は1800年とのことで、この実用電池の発明で電気実験が可能となったはずです。
 ですから、電気実験と電子の発見には100年もの差があって、導線を流れる電流の正体は電子で負電荷なのに、電流の方向は逆になってしまいました。…普通はそんな解説がなされます。ちなみに、普通の電流で電子の流れる平均速度はごくゆっくりしていて、ところてんみたいな感じだそう…、この例え、通じます?。歯磨きチューブと言った方がナウいかも。
 電子は普通の物質、つまり原子核よりもずっと軽いので、見えたとしてもチューブ歯磨きほどの迫力は無いと思います。

 陽電子も反陽子もありますから、どちらが正か負かはあまり気にならないはずですけど、言葉にすれば面白いかも。陽子は陰子になって、電子は電子か。
 そのネットではまずまず盛り上がっていましたが、文字にするとあまりにつまらないので、お終い。

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2913. 時代

2020年01月02日 | 日記

 で、早速訂正記事です。少し前にフランスの数学者ガロアの名前を挙げましたが、生きている時代を100年ほども勘違いしていました。今は文章は訂正しましたけど、見てしまった方には申し訳ありません。音楽で言うとベートーベンとブラームスの時代を混同してしまうくらいのとんでもない事態で、お恥ずかしいです。
 まあ、私の専門の生物学にしても、実感のあるのはせいぜい小学生時代から現代までで、つまり今から50年ほど前までで、それ以前はいわゆる歴史です。

 なので、私の勉強のために、数学上の人物とクラシック音楽の作曲家の時代を並べてみます。
 日本の学校の西洋音楽史ではバッハ(1685-1750)が最初の方に出てきます。ニュートン(1643-1727)、ライプニッツ(1646-1716)と時代が重なります。フランス革命の少し前、我が国は江戸中期で、8代将軍の徳川吉宗(1684-1751)の時代。蘭学の流行初期がこの時代だそうで、しかし田沼意次(1719-1788)、平賀源内(1728-1780)は一時代後の人々。まあでも、当時のお江戸がすでに世界屈指の大都会であったことは何となく分かります。

 次がオイラー(1707-1783)の時代で、ハイドン(1732-1809)やモーツアルト(1756-1791)と重なります。ハイドンは一般にはマイナーと思いますが、メロディーを聴けばどこかで聞いた感じがするはずですから、今でも受ける内容と思います。哲学ではカント(1724-1804)の時代。

 そして、フランス革命(1789)を経て、ガロア(1811-1832)が来ます。史上最も偉大な数学者の一人とされるガウス(1777-1855)と同時代です。音楽はおそらく商用音楽の創始、ベートーベン(1770-1827)が突出していて、その後にクラシックファンの間では燦然(さんぜん)と輝く、シューベルト(1797-1828)、メンデルスゾーン(1809-1847)、シューマン(1810-1856)、ショパン(1810-1844)が来て、こちらもメロディーを聴いたら、ああ、この人の作曲なのかと思うはずです。

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