で、早速訂正記事です。少し前にフランスの数学者ガロアの名前を挙げましたが、生きている時代を100年ほども勘違いしていました。今は文章は訂正しましたけど、見てしまった方には申し訳ありません。音楽で言うとベートーベンとブラームスの時代を混同してしまうくらいのとんでもない事態で、お恥ずかしいです。
まあ、私の専門の生物学にしても、実感のあるのはせいぜい小学生時代から現代までで、つまり今から50年ほど前までで、それ以前はいわゆる歴史です。
なので、私の勉強のために、数学上の人物とクラシック音楽の作曲家の時代を並べてみます。
日本の学校の西洋音楽史ではバッハ(1685-1750)が最初の方に出てきます。ニュートン(1643-1727)、ライプニッツ(1646-1716)と時代が重なります。フランス革命の少し前、我が国は江戸中期で、8代将軍の徳川吉宗(1684-1751)の時代。蘭学の流行初期がこの時代だそうで、しかし田沼意次(1719-1788)、平賀源内(1728-1780)は一時代後の人々。まあでも、当時のお江戸がすでに世界屈指の大都会であったことは何となく分かります。
次がオイラー(1707-1783)の時代で、ハイドン(1732-1809)やモーツアルト(1756-1791)と重なります。ハイドンは一般にはマイナーと思いますが、メロディーを聴けばどこかで聞いた感じがするはずですから、今でも受ける内容と思います。哲学ではカント(1724-1804)の時代。
そして、フランス革命(1789)を経て、ガロア(1811-1832)が来ます。史上最も偉大な数学者の一人とされるガウス(1777-1855)と同時代です。音楽はおそらく商用音楽の創始、ベートーベン(1770-1827)が突出していて、その後にクラシックファンの間では燦然(さんぜん)と輝く、シューベルト(1797-1828)、メンデルスゾーン(1809-1847)、シューマン(1810-1856)、ショパン(1810-1844)が来て、こちらもメロディーを聴いたら、ああ、この人の作曲なのかと思うはずです。
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