もう一つの経済ニュースはニコンの一般向けカメラの販売が苦戦しているとのニュースです。なんだか最近、ことあるごとにこんな感じのことがアナウンスされています。
ニコンと言えば、ここのカメラを買っておけば絶対に安心、みたいな感じが私にはあります。私はたまたまミノルタのカメラを使っていたので、現在は買うならソニーですが、もちろんニコンは常に検討します。
いわゆるコンパクトデジカメが需要のピークを過ぎていて、その前が一眼レフカメラだったと思います。盛んに宣伝していて印象的だったのはキヤノンAE-1です。1976年発売なので、もう40年以上も前の話。この頃、手頃な価格の一眼レフカメラが広く日本国内に浸透して行きました。その前はファインダー式のややごついカメラで、この後はジャスピンコニカ(1977年)だったはず。35mmのライカ判フィルムが主流でした。
つまり高級アマチュアやプロが常時携帯するカメラでは、一眼レフが50年ほど前から現在までの主流ということ。
今はスマホがなかなか差別化できないのでカメラ機能に力が入っている印象で、そのあおりで安価なコンパクトデジカメがやや主流から離れて行っている感じ。
ただ、ニコンの私の印象は、カメラも良いですけど、特定用途の光学系に圧倒的に強い印象で、一般向けカメラは事業の一つだと思います。
うーん、私にできることと言えば、量販店などで時々チェックするくらいでしょうか。今は4K撮影は当たり前で、ニコンのパンフレットを見ても非球面レンズであることが瞬時に分かるような時代です。つまり、私のような古い人間から見ると、今の紹介画像は驚きの連続。どこが、って細かい話になりそうなので省略。