まったり アイマス2

アイドルマスター2 超ライトユーザーのプレイ日記

2860. M理論

2019年11月06日 | 日記

 ステラステージは何だかのんびりしてきました。プラチナスターズから数えると、もう3年以上経っているし、シャイニーフェスタみたいのすら出ないし。
 初代から2までは4年間で、PS3版まではさらに半年でした。今度はあったとしてもPS5以降でしょうから、まだずいぶん先のような気がします。
 現在のアイドルマスターのゲームの主力は相変わらずシンデレラガールズ・スターライトステージと思います。あと元気なのは声優ライブくらいか。ミリオンライブ・シアターデイズは今年の春くらいから緩やかな改良が続いていますけど、本当に緩やかです。

 まあだから、このブログもこの有様。ネタ提供と称して舞台とはかなり違った話を投入するだけ。
 少し前から読んでいた2012年刊のその時代の超弦理論のまとめ。DブレーンからM理論に進む、という筋立てです。元々のアイデアは体積の無い点(0次元)ではなく、素粒子の実態に弦(ひも: 1次元)を使おう、と言うアイデア。この話を進めると、必然的に弦の相手となる膜が必要になるそうで、それがDブレーン。M理論に進む直前に、その弦が閉じた円みたいのが重力子であることが確定して、要するに超弦理論は微小な重力理論であると。Dブレーンはブラックホールの事象の地平線であり、これで開いた弦の超弦理論が統合されて、M理論というのが現在の研究対象とか。そして、弦は一次元の紐では無くて少し広がりを持つのだそうな。

 私が新しく分かったのは、その微小ブラックホールのエントロピー(情報量)が整数値を取ることです。んー、ここのところはせっかくだから、重力子が一つDブレーンを横切ったら、Dブレーンの情報量が1ビットずつ増減して、みたいな話に突っ込んで欲しかったです。というのも、かなり壮大なまとめを300ページに詰め込んだためか、物理学にしてはいわゆるスケール感覚が乏しいです。
 ブランク長(10^-35m)あたりの話では無かったのか?。本の冒頭付近で、以下、数式は光速(c)とブランク定数(h)を1とする単位で表す、と言ったきり、具体的な数字がほとんど出てきませんでした。この大きさの世界の話なので、いわゆる揺らぎというか空間そのものが保持できる情報量(エントロピー)は限られていて、そりゃあ広がっているように見えるのは普通だとの感想しか、私には思いつかなかったです。
 まあでも、ここまで分かっているのなら、あとは天才が来れば先に進みそうな気はします。もうすでにこの本の時点から10年ほど経っていて、その元の大学の授業からはさらに10年経っているそうです。

 一応、私の感想を言っておくと、対称性と群論は良いとして、積分などの解析系はアイデアはともかく本当に通用しているのか多少疑わしいと思います。むしろ情報理論というか対称性の相手としては論理学が役立つと思います。ただ、私が思うだけで、私の数学力と物理学力ではどうにもこうにも。まずもって論理学を数学エンジンに使う話がずいぶん以前に立ち消えていて、これを物理エンジンに当てはめるなんて、もっとずっと先の話のような気がしてきて、そもそもそんな学問分野があるのかな。

コメント
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