2588. 冬休み

　本年最後の出張は午前だけ。今年前半の我が国はプチバブルの感じで、本日行った事業所も若い社員が多いような気がしました。ここからしばらくは勝負どころになる感じです。
　で、かなりふらふらになって職場近くのショッピングモールに昼食を摂りに行きました。冬休みなのか買い物客が多いです。学生も見ますが、年末を良いことに家族も出かけている感じです。小売りはかき入れ時でしょう。小さなアニメイトもなぜか賑わっていたし。

　解析学(数学)の新書を読んでいます。内容はフィーリングでは分かっていたつもりのことが多いのですがこれくらい、かんで含める感じの解説は若い頃に出会いたかったです。今の私の仕事への姿勢も変わっていたかも。最後はリーマン面から量子力学に移行して、おお、あと少し進んで欲しかったけど、分かりやすいところで終了してしまいました。専門書はがちで難解だし、どうしようかな。
　他方で、一般向けの数学雑誌は日本にはいくつかあって、この状況は世界的には珍しいらしいです。内容は編集者が面白いと思ったら、あからさまな間違いを除いては載ってしまうので、学会大会と同じく玉石混交(多分。物理学の学会大会にはかろうじて参加したことはありますが、数学はありません。まだ黒板使っているのかな)。著者の趣味がもろに出てきて、たしかに楽しいですけど、読後感と言えば、せっかく必死で頭を使ったのにこの結論は何よ、みたいなことも多いです。いや、私が専門家では無いから値打ちが分からないのでしょう、きっと。