ようこそ地獄へ。…じゃなかった。PS4の最新アイドルマスター、プラチナスターズの世界にようこそ。
まあ、いろいろありましたが今は普通に凡ゲーですのでご安心ください。しっかりバンナムの安心品質ですから、理不尽なバグとか不可解なバランスは無いです。ステージシーン、安定しているし。
本来はアイドル育成ゲームです。765プロダクションという小さな芸能プロダクションが13人の新人アイドルを抱えていて、社長自ら売り出したものの最初の数カ月間はぱっとせず。なぜかというと、この高木順二朗社長、人柄が良すぎてすんでの所で押しが弱いのです。そこで、変態である…、ではなくてしっかりアイドルをトップアイドルまで導いてくれるあなた、つまりプロデューサー(P)が採用されました。
なのですけど、様子が変です。強化合宿になったのですけど、そこから抜け出すことはできず、ひたすら強い衣装の獲得を目指して単調なステージをこなしながら、何年間も何十年間も過ごすことになりました。衣装の獲得は、基本はごくつまらないレベル上げで達成しますが、たまに行商が来て実の資金で売られていたり(ダウンロードコンテンツ (DLC))、流しの賭博場がやってきて勝てば衣装などが手に入ります(DLライブとPドロップス)。
まあざっと言えばこんな感じ。つまらないゲームみたいですって?。その通り。しかも、最初はその賭博が詐欺と言えるほどの悪質なもので、開発部隊に苦情のメールが殺到。普通のゲーマーはさっさと離れて行きました。以前からのPでも多くは衣装獲得をあきらめてしまい、そうなると全然お金が動きません。アイマスの恥、面汚しです。
しかし、さすがに我が国のゲーム界のトップメーカー、バンナムだけあって、何とか粘りました。その結果が今のプラチナスターズです。数度の調整を経て、初期のプラチナスターズとは違って、しっかり課金要素はあるものの、普通の感覚の値段の上限がある感じになっています。
じゃあ、なぜお前はずっと続けているのか、と言えば、もちろんステージシーンがあるからです。仮想世界の仮想ステージで、美少女ポリゴンが歌って踊ります。単に見ているだけでは無くて、少しですけど演出が可能です(ステージフォーユー (S4U))。プロデューサーがうまく指示を出すと、アイドルたちは見事にそれを表現してくれます。
まあ、PS4の最初のアイドルマスターということで、ステージシーンにも難点はいっぱいありますけど、一見豪華で迫力があります。さすがにPS4と言ったところ。
新楽曲は5曲で、どれも秀逸です。これをPたちの思い入れがいっぱいの13人のキャラが演技してくれます。DLCを合わせると36曲。これとは別に2つのメドレーがあります。
ライターは優秀なようで、いわゆるコミュは楽しいです。他にも細かいところでさすが大手のバンナムと思わせるところがあって、発見の楽しみはあります。層が厚く、中にはものすごく優秀なスタッフがいる、ということ。熱い思いが伝わってきます。
昨日、1月30日から一週間のセール、2月5日(日)までです。Pの方々、ご決断を。
PS4の最新アイマスゲーム、プラチナスターズ。本体が35%引きでダウンロードコンテンツ(DLC)が20%引き。ダウンロードコンテンツは全部が値下げ対象のようです。
本体は買うとして、DLCのどれを買ったら良いかですが、メール、楽曲と衣装とアクセサリの全部です。セット商品があるので重複購入にはくれぐれもご注意ください。
マニーとDLC06に含まれる加速アイテムは考えどころです。分からない方はパスしてOKと思います。
DLCは全く買わなくてもゲーム本編には影響がありません。でも、メールが無いとかなり寂しくなります。
楽曲は買っておかないと、他のPのPVが途中までしか見られないはずです。かなりのストレスになるので、続けるつもりならば買った方が良いと思います。衣装とアクセサリのセットの中に入っていて、こちらが多少お得なので、結局は全衣装とアクセサリが揃うことになります。
全部買ったらお高いんじゃ無いの?、との意見もあるでしょうけど、その通りです。めちゃ高価です。そのようなゲームなのです、アイドルマスターは。
で、DLCを買って後悔しないかどうかですけど、ここは大切なので稿を改めて述べる予定です。簡単に言うと、公式ページなどで公開されている、春香などのポリゴン美少女が仮想ステージで歌って踊っているのを見て、ずっと楽しめそうなら大丈夫。そうでないならば、よくよく考えることをお勧めします。
必ずしも評判が良くないプラチナスターズですが、粘り強い先輩Pはいるし、新人さんも時々やってきます。資金に余裕がある方は、この独特の世界を体験してみる価値はあると思います。