写真紀行

日々の風景と将来に残したい風景を求めて

中央ヨーロッパを歩く (11)チェコ・プラハ

2013-06-24 20:44:23 | 写真紀行

バスは森の中のホテルを出て、高速道路に入り一路、プラハを目指します。


           
     道路の両側に咲く菜種油採取用の菜の花の黄色が、単調な風景に彩りを添えています  サントさん運転のバスは渋滞もなく快調な走り                                            

           
              プラハまでの所要時間は約2時間半                      

                
             
                ドライブインに止まっていたトラックの国籍は様々、国境を越えてEU域内を走るトラックが目につきます


           
              プラハが近くなってきました                            
  
 
              
                    プラハ市内を流れるヴルダヴァ川の水かさが増しており、一部地域では氾濫しているところもあります                  


プラハ市内
町の起源は6世紀までさかのぼる、1346年にボヘミア王カレル1世が神聖ローマ帝国皇帝に選ばれてカレル4世となると神聖ローマ帝国の首都がプラハに移された結果、市街地の整備、開発が行われてヨーロッパ最大の都市にまで発展「黄金のプラハ」を形容されました。
その後、幾多の変遷を経て第二次世界大戦後は社会主義国チェコスロバキアの首都となった、有名な1968年の「プラハの春」と呼ばれる民主化・改革運動がソ連をはじめとするワルシャワ条約機構軍の侵攻を受けて改革は挫折しています、しかし1989年の「ビロード革命」によって共産党政権が崩壊、1993年にチェコとスロバキアが分離、プラハはチェコの首都となり現在に至っている。
なお千年の歴史を持つプラハ市内は第一次、第二次世界大戦の戦火を免れ、ロマネスクをはじめ様々な建築様式の建物が現存していて街自体がユネスコの世界遺産に登録されています。
 

     市中には様々な建築様式の建物が見られます、また市内を縦横に走るトラムも絵になります。 

    

 
           

                   
                 
                   改修中のプラハ駅                                レンタルのセグウェイを何度か目にしました     

    


        
                              

                
    共和国広場にある火薬塔                     スメタナホールは火薬塔の隣に位置しています    

市民会館「スメタナホール」
1916年に建設された大ホール、「プラハ春の音楽祭」会場となります、この日もコンサートの準備中でした。

                 


                       


           
                                  ガイドの塚原さんからホールの説明を聞きます

            
                     ホールのドームの明り取り     

             
                                                                 ホールの窓からウィントン マルサリスの大きな写真が  

            
                         ガイドの塚原さんからホール内各部屋の歴史的な逸話を聴きました

               
                                                 ミュシャの作品もありました                  

               


王宮地区
ヴルタヴァ川西岸の小高い丘フラッチャニにあるプラハ城などが集まるのが王宮地区、今日の昼食はここのビアレストラン(昔は修道院)です。

            
                 様々な形のトラムが丘を登ってきます           

      
               王宮地区には古色然とした建物が目立ちます

   
       王宮美術館でマリリンモンロー展が開催中でした               昼食はビアレストラン「Lelka Klasterni」

 
          
     
       メニュはトマトとハムの前菜、ポークの黒ビール煮込み、チョコレートプリン +ビール・ワイン

                      


                                   
                                                                   

食後は王宮地区の観光です
 
           


              


             
                   聖ヴィート大聖堂 
       
   
      プラハ城

          
                       正門、衛兵が二人立っています


 王宮内にある聖ヴィート大聖堂
          
          930年築のゴシック様式の大聖堂、尖塔の高さは96.6mあります

          
         教会内部に見事なステンドグラスが多く見られました、中にはアールヌーヴォーを代表するミュシャの作品もあります

             


              


           

    
              
  


        
          

          


      


          


       

       
    
黄金小路 
聖イージ教会を通り過ぎ、坂を降りる途中に細い路地があります、ここを入ると色とりどりの小さな家々が並んでおります、1579年に出来たもので元々は城に仕える者が住んでいたが、その後錬金術が住み、この名が付けられたと言われています。
どの家も狭く数坪の広さで現在は土産物屋になっています。


       


               
        この家はチェコ人作家フランツ・カフカが一時期住んでいた家だそうです

 
          
           城門を出てバスに戻ります
                  
    坂を下る途中にプラハ市内が一望できる場所がありました。   

          
         大雨の為、カレル橋が交通止めになっていました

          


               
                                    茶に統一された屋根が歴史を感じさせます

          
                                坂を下っていくと傾斜地に葡萄畑が広がっていました


バスは王宮地区からヴルダヴァ川を渡り、今日から2連泊する、ヴァツラフ通り(広場)にあるHotel Ambassadorにチェックインしました。
       
      
           
             国立博物館から旧市街につながるメインストリートであるヴァツラフ通りに面しています


                   
               星五つだそうです                  部屋はロビーの上、団体客(中国人)がバスから降りています

     
                        
                            近代的な設備ですが、何故かシャワーが別になっています

   

チェックイン後、まだ夕食に時間がある為、ヴァツラフ通りをぶらつきました。

       
  

             
         ヴァツラフ通りの突き当りにあるのが国立博物館                        博物館前の騎馬像からの眺め

     
                                   
                 中央が広場になっています                                    国立博物館正面


国立博物館前に1968年「プラハの春」言われた民主・改革運動が起きた際、侵攻したソ連軍はこのヴァーツラフ広場に戦車を乗り入れ、民衆と対峙しました、その時、戦車の前に立ちはだかり焼身自殺をした青年の記念碑がありました。

              
                       記念碑                                        旧市街           
               

          
                       ホテルは右手奥です                                  夕闇が迫ってきました
   

               
                    女性のストリートシンガー                                1€を寄付



          

          
          ステーキ、鮨の店KOBEの看板(日本人経営か疑問)                        ホテル前でお仲間達と
              

夕食はチキンスープ、ローストビーフとクネードツキ、モラビア風パイ + ワイン
                                                                              
                               
                              

             
明日は終日プラハ市内観光です。

コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 中央ヨーロッパを歩く (10... | トップ | 中央ヨーロッパを歩く (12... »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
プラハ (リチャード)
2013-06-27 22:19:55
大体同じところを観光しましたが、すっかり忘れています。
市内が見渡せるところからの景色はいいですね。
赤い屋根に統一された家並みがヨーロッパらしい雰囲気です。
返信する

コメントを投稿

写真紀行」カテゴリの最新記事