写真紀行

日々の風景と将来に残したい風景を求めて

都電荒川線沿線散歩

2010-04-02 11:14:01 | 都会の風景

桜の開花宣言が出たこの日、都電荒川線に乗り神田川の桜を撮りに」出かけました。

東京都営の路面(軌道)電車は、最盛期には41系統、総延長は213kmに及んでいましたが、現在は荒川区三ノ輪〰新宿区早稲田間の12.2kmを結ぶ路線だけが細々と息をつないでいます。
現在、都内の路面電車は都電荒川線と東急世田谷線が残るのみです。
なお都電の駅は停車場(所)と言うのだそうです。

ファイル:1985toden.png
1985年に荒川線を走っていた都電、黄色の車体が懐かしいですね、車の台数も少なく時代を感じさせます(Wikipediaより)

                                            
              始発の三ノ輪駅は関東駅百選に選ばれています                                  三ノ輪駅商店街入口、まだ下町の風情が残されていました


          
無人の三ノ輪駅、運賃は車内で清算します           ホーム脇には懐かしい看板がありました             車内の路線図、駅の数は30

         
路線の殆どが専用の軌道を走ります            新庚申塚駅を降りるとおばあちゃんの原宿(巣鴨地蔵)です 本妙寺には遠山金四郎、千葉周作のお墓がありました

    
荒川車庫、車輛は新型に更新されて出番を待っていました                                王子停車場はJR線に隣接しています

        
王子〰飛鳥山間は一般道を走ります、勿論、赤信号では停車です                           桜の名所飛鳥山を車内から撮りました

         
運行はワンマン、運賃は160円均一です、車両はいずれも新しく、乗降者は地元の人が殆どで下町の貴重な足となっている様です


              
早稲田に近づくに従ってアップダウンが続きます                            学習院下停車場、奥に池袋のサンシャイン60が見えます

            
                新宿副都心の高層ビルのシルエットが浮かび上がります


神田川沿いは桜の名所  
                                           


             
                   神田川を渡る都電

         
終着点の早稲田停車場、三ノ輪と同様に無人でした

資料

東急電鉄旧玉川線
1969年5月10日、モータリゼーションの流れに逆らえず、渋谷ー下高井戸間を走っていた玉電は60年の生涯を終えました。
しかし、その後玉電は地下化されて渋谷ー三軒茶屋間は新玉川線として現在も同じ路線を走っており、三軒茶屋ー下高井戸間は軌道線の世田谷線として復活しました。
 



 
   
            
                            
                       

                                     
                                                              ペコちゃんとして親しまれた丸い鼻の電車が見えます、前を走るスバルの「テントウ虫」が懐かしいですね

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 江戸川堤の菜の花と流山 | トップ | 墨堤の桜とスカイツリータワー »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

都会の風景」カテゴリの最新記事