「Law&Order」が好きだ!!(邪道にて)

海外ドラマ「Law&Order」が好きです。
とにかく叫びたいので、ブログに叫びます。

SW IN 『MindWalk』<3>

2013-06-22 17:08:03 | SW
・・・・・・・・続きです

Sam・Waterstonは、ジャック・エドワード役です。
・・・・・・・・ここでもジャック・・・・(笑)
当然マッコイのように激高することはありませんので、安心です(笑)

ジャックは、この作品の主題を教えてもらうって感じの人物です。
ソニアが講師役。
そしてトーマスは、詩人という発想に囚われない人物ということで、
物理の会話に、音楽や詩や神々を持ち出してくれます。
映像的にも、彼が最も動いたり、表情も豊かです。

・・・変化がないのは、ジャックとソニアの会話が主で・・・
<2>で紹介しました会話が、延々と・・・なんです。
アレは、まだ理解可能な方で・・・泣きますわ状態(笑)

でも、私が(勿論勝手に)思うんですが
「理解できる&できない」というより「好き&嫌い」かなって。
こういうことって本でも映像でも何でも、ですが。
いやいや、なかなか面白いぞって思う方もいるし。
いや、全然ダメだわった方もいると思うし。

私は、最終的には好き嫌いだろうなぁって思っています。
いや、それはそれぞれが思えば、良いことで。
良い悪い、という問題ではないので。

で、私は好きだから、まぁ楽しい訳で。
物理は???????ですが、まぁ日本語読めば何とか(と信じたいッ)
そして、詩や中世の言葉や、思想家の言葉や、神々は・・・好きだし。

物理や科学&化学等々、そういう方面は
中世では、ある意味神々の領域だし。
数字がね・・・・神々の領域だと思われていたんですよね。
そして、現代もそう考える方もいる訳で(私もだ・笑)

えっと、ちょっと御紹介。
ル・コルビュジュという超超有名建築家の方ですが。
えっと、スッゴク素晴らしい方なのね・・・初めて知ったわ(苦笑)
・・・・・興味を持った方は、検索を(おっと、得意の丸投げ一本!苦笑2)
ル・コルビュジュの著書『モデュロール』の言葉で・・・

「壁の向こうで神々が戯れている。
 神々は、宇宙を構成する数と戯れているのだ」

とまぁ、こういう思考があるんですよね。
だから、『MindWalk』の考えに神々が出てきても、まぁ頷けるってことで。
あぁ、私はですよ。個人的思考で。

Waterston、ここではインテリ度、マックス状態!
でね・・・何となく楽しそうで・・・悩む役じゃないのか??
でも、ソニアの話を聞いて、俄然やる気が出て(?)
ソニアを自分のスタッフに勧誘しているし・・・
トーマスも、そのバイタリティに呆れ脱帽状態(笑)

この作品、なかなか予算的にも厳しかったようで。
3人の主要役者さん方は、それも承知で出演したとか。
またWatetstonは、あるインタビューで
「この映画に出演することは、私の善行である」風に語っていたとか。
脚本にも積極的参加で・・・なかなかやる気あったようですね。
多分自身も環境問題に取り組む活動に参加しているので
この映画は、自身も楽しんでいたんでしょう・・・と推測。

まぁ真面目役ですが、トーマスに腕を振り上げたり
まぁ、ニマーと笑ったり。(「ニマー」「ニマー」)
笑うと、なかなか!ではなく、絶対可愛い&素敵だし(検事長===!!)

朝から夕方まで、会話は続いて・・・
美しいモン・サン・ミッシェルで・・・

そうだ!!石建築と検事長・・・・・・・そんな贅沢な・・・・(パッタリ)

内容も!映像も!!もうもう、私好み!!!!!!!!!!で。
そして、もう一度、ほんの木さんに御礼を!!
お蔭で理解できましたわ・・・って、本当かどうかは不明だが(苦笑)
とにかく!何を喋っているかは、分かりましたわ(おっとコレか)

検事長~!!地味でしたが、素敵でしたよ。
もう歩いているだけで、絵になる作品でした。
・・・・・・・・・・・・泣くほど、地味で素敵で・・・・これが最大級の賛辞で御座います!
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SW IN 『MindWalk』<2>

2013-06-22 17:07:50 | SW
・・・・・・・・・・続きです


物語は、大統領選に敗れた失意のジャックから始まります。
ジャックは、フランスのトーマスに電話をかけ、自身の失望を訴えます。
そして、トーマスの誘いで、フランスへ。
・・・・しかし、トーマスは、本心は熱烈歓迎ではない様で。
NYでの生活や人々、その他に嫌気が差しフランスへ行ったのに。
アメリカでの生活の象徴でもあるジャックの訪問は・・・

しかし、2人は朝早く、モン・サン・ミッシェルへ観光へ。
もう、この2人から、ちょっと難しめ会話はスタート。
ソニアは、多分モン・サン・ミッシェルに住んでいる様子。
日課の朝の散歩に教会へ。
この朝、彼女は大学の休みで来ている娘キットと揉めて
気分は低空飛行。
キットは、世捨て人のような母が、
娘である自分も捨てているように感じ、不満を漏らしたのだ。

観光客の声を聞きながら、散策する3人。
時計台で3人になり、
過去と現在の時間の流れに対する違いを語るトーマスは
同じ場所にいるソニアに話しかけ、3人の会話がスタート。

そこから・・・原子や電子や中性子、光、
それに加えて、様々な・・・・が始まります。

ウ~ン、私は、思考をテーマにしているように思えました。
だから「こうすれば良いんだよ」ではなく
「こう考えれば、良くなるのでは」という方向に、です。

だから『MindWalk』かぁ、と理解。思考しながら歩く。

この作品はまぁ20年前なので・・・
この作品の主題となっている考え方は、今現在では結構広まっていると思う。
しかし、当時・・・または原作発表時では、新しい思考だったのかも。

えっと、本から抜粋させていただきます。
「MindWalk マインド・ウォーク」(ほんの木)より抜粋

ジャック
「その全体的な考え方で、物事を有効に考えることができるんですか。
 僕には分からない・・・何かを具体的にするには、
 物事を切り離さないといけないんじゃないですか。
 根や葉や樹皮を語らずに、どうして木を有効に語れるだろう」

ソニア
「私にはできるわ。あなたが言った部分などの名前を挙げることさえなく。
 ・・・・・・・
 システム論者は木を見て、木と地球、
 地球と空の間の季節的な交流を見ることができるの。
 私達に酸素を供給している森林を通じて、
 地球がつく大きな一息である一年のサイクルを見ることができるわ。
 地球と空、私達と宇宙をつなぐ生命の息吹、
 そして木を見ることによって森全体の生命とのつながりから木の生命を見る。
 木と鳥の生息場所、虫の住処として見る・・・・」

・・・・・・・・・・唸ってしまいましたか??(苦笑)
全編、こんな調子です。
「分からない・面白くない」と言われた方々の心境も・・・納得ですね。

これは、とても良い例だと思います。内容のね。
部分ではなく、全体を見る。
部分だけの解決は所詮対処療法であり
全体を見て考え、解決を導き出す。
だって、全てがつながっているのだから・・・・と、私の解釈(あてにならん、が)

・・・・・ちょっと~!
検事長、いつ出てくるのよ~!と私も思っているので・・・・続きます(エエェ?)
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SW IN 『MindWalk』<1>

2013-06-22 17:07:37 | SW
以前、小さな記事で紹介しましたが、
今回はキッチリ鑑賞できたので、もう一度記事に(ペコリ)

1990年作品。映画ですね。日本未公開。
原作は、Fritjof Capra『The Turning Point』
フリッチョフ・カプラは、御存知の方がいるかも。
またこの本「ターニング・ポイント」も御存知の方も・・・。
カプラは、物理学者であり、エコロジーな思考&活動も。
また神秘主義的な思考も・・・
「タオ自然学」は、日本でも有名になったそうで。

・・・・・・・・・・・・申し訳ないが、私は全く知らないので(ペコリ×100)

この作品、私が調べた限りでは、評価が真っ二つ状態。
「素晴らしい・感動した」「全く分からん・面白くない」
これネェ・・・約2時間作品なのですが
2時間、殆ど3人の登場人物の会話なんですよ。
まぁ場面は変わりますが、もう3人が会話しているのを聞いているって感じ。
つまり「ターニング・ポイント」の内容を会話で表現しているってことなんですが・・・・。
会話を2時間・・・そして内容は・・・そう内容は!!

物理学、詩、音楽、神・・・
名前で書きますと、デカルト・ニュートン・パプロ・ネルーダ(詩人)
バッハ・ベートーベン・オッペンハイマー・ハイゼンベルグ
シバのダンス(ヒンズー教の神)
キリスト教・フェミニズム・・・・・
・・・・・・・・・・それにエコロジーをプラス・・・・

だから、鑑賞によっては、講義を聞いてるようだ、とも言える。

こういう作品だとは、知っていました。
だから、字幕無しでは全く理解不能だと思っていました。

しかし!偶然に発見!!
この映画シナリオの邦訳本があったんです。

『Mind Walk マインド・ウォーク』 (株)ほんの木

出版された、ほんの木さんは、この映画の主旨に賛同し
ぜひ、日本で紹介しようと、思ってくださったようです。
有難いですネェ。本当に、有り難う御座います(深々一礼)
また、ほんの木さん自身も、環境保全の活動等をされているようです。
アメリカでも、活動されているとか。
作者のフリッチョフ・カプラとも、活動されているようです。

さて、邦訳シナリオを入手。
読むが、それはなかなか難解で。
で、全部読んで映画を、では、理解不能。
この映画、27のシーンに分かれています。
もう!もう!!もう!!!
1シー分のシナリオを読んで、1シーン鑑賞。
この方法で、観賞開始!・・・・時間は当然かかる・・・
でも、恐ろしいことに、そうすると、かなり理解できる・・・

で、思ったのは、字幕では、多分理解できないのでは?ってこと。
この文字数の多さ&難解さ、では、字幕どうする??
と、思った次第で。

3人の登場人物。
ジャック・エドワード
  = アメリカの上院議員。
    大統領選に敗れ、仕事&自身を見失い状態。

トーマス・ハリマン
  = ジャックの友人で、スピーチ・ライターだったが
    自分自身や環境に嫌気が差し、フランスへ。
    詩人。

ソニア・ホフマン
  = 物理学者。高名な研究者。
    自身の研究が兵器に利用されていると知り、
    そのこと&それに気付いていなかったことに絶望し
    世捨て人状態に。フランスに1人移住。

舞台は、モン・サン・ミッシェル
ココを選んだのは、特別な思いがあったようで。

監督は、バーント・カプラ。フリッチョフと兄弟です。
このシナリオ本によりますと・・・
「ターニング・ポイント」が発表されたのが1982年頃で
それから1989年まで構想していたということです。
最初はドキュメンタリー映画にしようかと。
しかしそれでは、人々の記憶から消えてしまうと。
その後、フリッチョフと様々な人々の会話にしようかと。
実際撮影したが、どうも取り留めない印象になってしまった。
最終的には、原作を脚色し、3人の役者が話し手となる構成にした、と。
この手法が、最も適した、と判断したようですね。


・・・・・・・あぁ、長くなった!
で、続きます・・・・あぁ、面白い話じゃないので・・・(ペコリ)
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