初視聴時記事<1>
初視聴時記事<2>
初視聴時 追記
これは、ちょっと気になっていたエピです。
と言いますのは・・・
原題は『Samaritan』=サマリア人
これを念頭に視聴したかったので。初視聴時、これを怠っていました(スマンです)
「初視聴時 追記」で書いていますが(って今確認したのだが)
弁護人の最終弁論、字幕と日本語吹き替えで、異なる言葉
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弁護士の最終弁論の冒頭から
スティールの「サマリア人」に呼応して。
字幕
「善良なサマリア人は、関係ありません。
他人の救護は、義務ではないのです」
吹き替え
「我が国に、善きサマリア人法はありません。
それはつまり、他人の救護は義務ではないのです」
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英語音声では、「Law」と言っていますので(と思うのだが)
これは、善きサマリア人法、でよいのだと思う。
レイがニックを助けなかった=英国では、善きサマリア人法がないので、罪ではない。
ということと
もうひとつ・・・
これが、ネック!と思っている。
このエピは、それ程~難関エピとは思っていない。
しかし、原題を念頭に置かないと、解釈に難が出てくるように思う。
つまり・・・善きサマリア人のたとえ、等々、知識が必要なのではないか?ってことね。
まぁWiki等々で調べて下されば、良いのですが(ペコリ)
このエピ、救助しなかった(今回は仲間を見殺しにしたってこともある)ことと
ニックがゲイという設定が、効いているように思えています。
レイがニックの救援を怠ったのは・・・
バーニーが言うには、「神に委ねて・・・“助けよ”という啓示がなかった」とか。
つまりは、神の啓示がなかった=助けるつもりが無かった、ですよね。
理由は、ゲイであるという嫌悪感から。
善きサマリア人のたとえ、では、
強盗に襲われ瀕死の状態で道に倒れている人を・・・素通りした人は、祭礼に関わる人々。
この話は、解釈は色々あるようで、今から書くものも、そのひとつと受け止めて下さいね。
戻って・・・
祭礼に関わる人は、人命救助より、祭礼(自分の都合)を優先した。
そして、助けたのは、差別される存在とされたサマリア人。
だから、差別される存在=サマリア人は、ニックでは、ないのですよね。
この解釈では・・・助けの手を差し伸べるのは、ブルックス&マット、スティール&アリーシャ。
まぁ、この主要4人が、自分の都合(利益)よりも、人を助ける行為を行なった。
善きサマリア人は、この4人・・・まぁ今回は、真っ先にということで、ブルックスかな?
邦題の「善良な心」は、原題の訳としては、良いと思うのですが(追記にはそう書いた)
しかし、「善良な心」が一体誰を指すのか・・・が、ちょっと不明?
ブルックスのこと?
それとも、反語的に、レイの善良な心は、どこに?ってこと?
多分・・・ゲイであるニック=強盗に襲われ瀕死の人、なんしょうね。
この助けられる側が、ある意味リスクを持っている・・・
そして助ける側は、自分も助けることでリスクを負う事を承知で、手を差し伸べる。
まぁ、ドラマでは、レイは無罪でしたが・・・
でも、その手を差し伸べる心が、キリストの教えに合致している・・・ということなのか?
あ~、キリスト教教義の????????に、ドップリと・・・(笑)
なかなか考えさせるエピ、だったよね(私は)
ウ~ン、私がもっと詳しかったら・・・ビシッ!と言えるのにナァ(無念)
でも、そういうことかなぁ~ってボンヤリとは見える気がした・・・
ので、再視聴に満足!満足!!で御座います。
UK版、シリーズ2の開幕に相応しいかと。
久しぶりに、UKのオープニングを聞いた&見た。
やっぱり、いいナァ・・・・これは、間違いなく好きだわ~
いつも通り、感想でもなんでもない独り言、ですね(笑)