「Law&Order」が好きだ!!(邪道にて)

海外ドラマ「Law&Order」が好きです。
とにかく叫びたいので、ブログに叫びます。

ブリスコーの吹替え版

2014-09-30 13:09:20 | その他いろいろ
UKのロニーの二カ国語版が、ジョーク分かって、フムフムって感じだったので。
同じく!
ジョークな刑事と言えば・・・・勿論!グリービー!!だが!!(あれ、違った?笑)
まぁ、ココはブリスコーで、行きましょう(ペコリ)

今現在、日本でDVD化されている本家エピと言えば・・・

えっと~S1ですね。これはリージョン2で、日本でも視聴OK。
って、日本の発売、ですよね?(詳しく知らん・ゴメン)
字幕版しか、ないと思います。アマゾンさんで調べてきました。

そして、ニューシリーズ、ですね。S15~20。
これは、御存知の通り、日本語字幕&二カ国語、あります。

↑で、いうと、ブリスコーの吹替えって無い・・・あるんですよ。

これは、かなり有名な(どんな意味で?笑)DVDなんですが・・・

『デンジャラス・ウーマン』というタイトルです。
えっと、アマゾンさんの情報、書かせていただいています。
ジュリア・ロバーツのエピ、覚えていますか?
S9-20「法と権力」です。
当時ベンジャミン・ブラッドと恋人関係で・・・ってことでしたね。

この『デンジャラス・ウーマン』は
この「法と権力」そして、S7-5「腐敗」を、
何故か不思議につなぎ合わせた・・・そんな作品になっているそうです。

・・・・・私は、観賞していません。
いや~、イイでしょ・・・(笑)

明らかに!ロバーツ人気に~と言えるようです。
アマゾンさんのレビューに「なぜ、この2つが?」的書き込みもありますが
多分カーティスが目立つからかと・・・(笑)

で、このDVD、二カ国語版があるそうです。
だから~!ブリスコーの日本語吹き替え版があるってことでして・・・・
『L&O』の熱いファンの方々なら、
この2エピの謎な力技強引接着(笑)も、まぁ理解しつつ(笑)
ブリスコーの吹替えを楽しめるかもしれない・・・・ということで、御紹介を。

もう一度言いますが!
私は、観賞していないので、どんなレニーか謎でして~(笑)
でもUKのロニーのジョークを吹替えで聞いたら
「あぁ、レニーも吹き替えで聞いたら、また違った面白さもあったかも」
と、思って・・・このDVDを思い出した次第で(ペコリ)
ついでに書きますが、このDVDでもマッコイの吹替えは、牛山さんです。
う~ん、本家S15放映の時、この縁でマッコイ声になったかも?ですね(知らんがね)

更に、まぁ、どうでもイイって言ったらそうなんですがね(苦笑)
警察では、レニー
検察では、シフ&ジェイミー&アビーが、吹替えってことになるかと。

・・・・・いや、私は単に
「ブリスコーのジョークを、吹替えで聞いたら~」って
思っただけなんで・・・でも、多分、見ないと思うが(苦笑苦笑)

また、1998年にWOWOWさんで放映された
『L&O 切り裂かれた死体』(ローガン主演のドラマ)は
吹替えは無かったようですね・・・
「あったよ~」って、もし御存知の方が居られましたら、訂正、よろしくです(ペコリ)

レンタルもないでしょうが・・・あったら、ゴメンね。

もし!「ちょっと挑戦してみよう!」と御思いの方
情報として、お役立て下さい。
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シーズン8 #14「昏睡患者の妊娠」もう一度

2014-09-29 16:18:41 | シーズン8
なかなか好きなエピ。
全話視聴し終わって考えると・・・
ここまで、法がどうだこうだ、ではなく
真正面に、「モラルの問題」と言ってのけるのは、コレだけ?かも?

・・・・・・・・・もし他にもあるって、お分かりの方がいましたら
御連絡、お願いします・・・・
マッコイ・エピ以外は、どうも・・・疎くて・・・(だからゴメンって!)

これS8-2「否認」に通じるものがあって・・・・
しかし、土壇場でシンガー夫=ウェンディ父は
モラルの立場で、踏み止まってくれました・・・。

施設の少女の話は、妹愛の兄ズが感動で。
で、これ・・・あぁ目くらまし、かぁ(苦笑)

検察コンビも、最初は法の話だが
段々「どっちがより悪い」論争になっているし(笑)
これも、珍しいかと。
「法的に正しい」のではなく「倫理的に正しい」論争だから。
勿論、法=倫理って成り立つ場合もあろうが
成り立たない場合も多々ある・・・

私は、このエピ、
もうモラル問題だし・・・って思っています。

で、マッコイがウェンディ母に同情的なのが、どうも??でして(苦笑)
ジェイミーに一票!だわ!!

ジェイミーは、
「娘を守るべき立場の母親が、何やってんの!」的怒りで。
これは、彼女が娘持ち設定であるため、より説得感がある。
加えて、この時期ジェイミー役のCarey Lowellも、娘さんがいますし。

私は、まぁ「守るべき」ってこともあるんだろうが
ウェンディの人権と言う風なものを、完全に無視している。
母親は、自分のことしか考えていない。
その裏には「ウェンディは、もう死んだも同じ」って思っているから。
もう死んでいるも同然=配慮する必要なし、って感じで。

これは、まぁ極端ともいえるが・・・
母親って、子供の人権、無視しがちは、多々あることで・・・
・・・・・・・・・・・・・ちょっと遠い目・・・・笑

それに対して、ハーディングは、まぁ金の為。
これまた、キッパリ分かりやすい方で(笑)
しかし、金の為なら何でも・・・そうですね(苦笑)

金の為に、昏睡した状態の女性にレイプするのと
そういう風に仕向ける=一応懇願な母親と・・・
どちらが・・・・どっちも、怖いんだが・・・
母親が怖い・・・自分を正当化する辺りが、余計怖いし。
ホント、ウェンデイ父が、何とか、だったので
救われ感がありました~って、ラストでストンと落下させているし(笑)

モラルは、ひとつ何とかなっても、
また問題が新たに出てくる・・・人の数だけ、モラルの問題が?(笑)

マッコイ&ジェミーの論争が、夫婦喧嘩に見えて、余計笑えるし。

ウェンディ母親の、自信たっぷり自身正当化は表情が、嫌でした。
リアル感、あったナァ。

邦題「昏睡患者の妊娠」ですが、原題は『Grief』=悲しみ
母親の悲しみってこと??
マッコイが、大いに主張していましたが(笑)
悲しいのはウェンディ、そして産まれた子供、かも・・・・(ウ~ム)

または、ジェイミーにやられてしまったマッコイとか(コレはウソ・笑)
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UK S1-1 「慈悲なき欲心」

2014-09-29 13:17:25 | ~UK S1
UK、登場です!

ベースは 本家S2-18「死のゆりかご」

って、オープニング後に、チャンと出ていました。
「besed on ‘cradle to grave'~」って、ベースの原題、ですね。
そして本家のライターさんの名前も・・・出ていました。

二カ国語&字幕、2種類御用意(笑)
・・・・・DVD化、目指しているのか??(笑2)

内容は、ベースを基調。
勿論細かい部分は、特色出そうって雰囲気ですが
流れは本家を、結構忠実に、ですかね。
私には、そう思えましたが。

皆様、二カ国語?字幕?どちらを御覧になりました?
私は、2つ視聴しました。

警察パート。結構、ジョーク飛ばしています。
加えて、スピード感がある。
字幕は、息遣い&声の調子等々、感じることができ
やはり良いナァ、と思いました。
しかし・・・ロニーが、なかなか口達者で(笑)
この口達者さを味わうには、二カ国語も良いかと。
でも、声の調子というか、高さが二カ国語の刑事コンビ、ちょっと似ていて。
掛け合いになると、ちょっと混乱してしまった・・・
まぁ、慣れると大丈夫かと。

検察パート。
スティールは、結構冷静口調な気がしました。
三大次長検事さんの誰に似ているか・・・?
それとも、Mixか・・・・?
私は、スティールの中に、カッターを見てしまった・・・。
まぁ、これは私の見方、ですからね。御勘弁(ペコリ)
冷静な表面で、中身は熱くってことなのかなぁ~って。
だから、声を荒げると、オッ!熱いナァって思うんだと。

・・・別にローチが英国人だからって訳じゃないと、思うのだが(自分比)

でも・・・ルービックキューブが趣味なのか?
これも、野球ボールを手でポンポンしていたカッターを思い出すし。
まぁ、2人共、思考をまとめたり、深くしたりの小道具なんでしょうが。
こういう部分見ると、カッターかな~って思ったんですわ。

首席検事のキャッスル、そしてスティール・・・
その中に可憐なアリーシャが・・・もう娘さんか姪っ子さん状態。
で、賢いアリーシャが、おじさんの間を華麗に舞うってことで(ホントか?笑)

あぁ、私、法廷のカツラ、全くと言っていい程、気になりませんわ。
ウ~ン、気になる方、います?いるよネェ~?
どうだろ?
欧州歴史本で、こういうカツラが、バンバン出てくるから
違和感ないのかも・・・
あっ、カツラだ~って思っただけでした(笑)

ンン?って思うのは・・・
最初の最初に、このエピを選んだのは?理由があるのか?ってことでして。
キャラの紹介を兼ねている風でもないし・・・・
特別感が無かった・・・・無かったのが理由?
そう考えてしまいましたわ(笑)

それと・・・本家特有の、放り投げ感が無かったですね。
まぁ、それに付随するのですが・・・
本家では、なかなか描写されなかった、被害者等々を見せていた気がしました。
台詞は無くとも、映像で・・・母親、結構映していた、と思う。
ラストも・・・でしたね。
オッと!スティール、被害者への思いやりも大切に!ですか??(などと・笑)

思っていたよりも、本家色が少なかったように思いました。
まず音楽も、格好良いし・・・派手でしたね(笑)
オープニング聞いて「あぁ、別の物語なんだなぁ」って、思いましたよ。
私は、それで良いと思います。

思っていたよりも、面白かったし、満足できた。
それが、私の率直な感想です(ペコリ)

で、困ったのは・・・
いくら別人が演じて&舞台も英国って思ってっても・・・
エピ内容が分かっちゃっているからネェ~流れが(苦笑)
ドラマと一緒に「エッ?どうなるの?」が無い・・・仕方ないがね(苦笑2)

それと・・・・別に毎回、こんな事、書くつもりは無いのですが・・・
ネックは、フランス語の誤訳、でしたね・・・・
「あら、フランス語なら、検事長が、お得意で・・・」
などと思った私は、根っからの検事長至上主義者で、御座いますわ(ペコリペコリ)
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!!!

2014-09-28 15:47:34 | その他いろいろ
S7#12『Barter』・・・・録画成功&ディスク移動完了!
フゥ~、長い道のりであった・・・・もう悔いはないわッ~
と、思ったら~
『Nowhere Man』が、未だだった・・・・(虚脱)

あぁ、今夜から『~UK』ですね。

また主要キャラの名前、憶えないと・・・
どうも、頭に入ってこないんだよナァ。
いや、UKだけじゃなくて、殆どのことで。

刑事のロニー・ブルックス・・・ベテランの方ね。
もう名前も設定も、レニーなんだね。

で、検事のジェームズ・スティールも・・・
マッコイの名前から、なんだぁ~。
(John James "Jack" McCoy だからね)

おや、スパドラさんは
「設定は同じでも、異なるキャラクター像を~」
的なことを仰っていますが・・・そりゃそうだろうよ(笑)
別人が演じるのだから・・・・同じだと怖いし(笑笑)

以前の記事で、UKエピは、本家がベースと書きました。
で、ジロジロ観察して・・・
ひとつだけ!ネタバレ!!(ゴメン)

『Barter』(悪魔との取引)は、UKにはありません・・・
1~8シリーズの中には、無いってことですね。

・・・・・これ知った時、UKに対する思いが1/3程消滅・・・(苦笑)
UK制作側に、質問状でも送りたくなったわ(苦苦笑)

楽しみにしている皆様!
大いに盛り上がって下さいませね。
ウ~ン、笑いが多いと有難いナァ=!
おっと、刑事の若イケメン担当、名前、把握していないわ(笑)
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シーズン0 #17.5「第八の日に」(『The Eighth day』)楽屋落ち

2014-09-26 16:52:36 | シーズン0
楽屋落ち<1>

「ハ~イ、カメラ・チェック・OK!!
 お疲れ様でした~。今日の撮影、終了で~す」

「お疲れ、ベン。しっかし、疲れたなぁ~。
 シリアスなんて、慣れないし・・・・ホント、疲れたワァ」
「そうか?ジャック。私は、それ程じゃ・・・・
 私の決め台詞、なかなか良かっただろ?」
「決め台詞~?そんなの、あったっけ??」
「あっただろ。
 『本来ならば、その椅子には私が座るはずだったんだ』って。
 自分では、決まった!と思ってんだが」

「エッ?アレ、決め台詞なの?
 オレ、泣き言かと思ったよ・・・・そうじゃないのか?」
「・・・・・泣き言って・・・・ジャック・・・・違うだろ・・・」
「そんじゃ、恨み節??」
「・・・・・・・・・帰ろうか・・・・・」



楽屋落ち<2>

マッコイの執務室から退室したストーン。
廊下の窓から、景色を眺めて・・・・

「どうしたんですか?Mr.ストーン」
「あぁ、Miss.ロス・・・いや、別に・・・
「別にって・・・ちょっとお顔が変ですよ・・・
 エエェェ?ちょっと目が・・・涙目に・・・」
「(目をこする(子供かっ))
 いや、そんなことはない・・・」
「一体何が・・・ジャックですね!ジャックが、何かしたんですね!」

「いや、何も・・・・放っておいてくれないか」
「いいえ、ダメです。
 泣いている人を、放っておけません。
 ちょっと、待っていて下さい・・・・!」

いきなりマッコイの執務室ノック&入室、ほぼ同時に。

「ちょっと!!ジャック!!!
 Mr.ストーンに、何したんですか??泣いてるじゃないですか??
 もう、検事長になった時、権力を笠に着るなって、あれ程言ったのに・・・
 いいえ、言い訳なんか聞きたくありません!
 もう、本当に・・・・私の目が届かないなんて、思っていないでしょうね!!」

廊下には職員の山が。
ジェイミーに怒られるマッコイを一目見ようと、押し寄せている。
中には、映像を撮り、早速動画サイトに投稿する輩も・・・・(笑)



・・・・・・・・・・・・スンマセン・・・・終わります(ペコリ)
やっぱり、こっちが本職ね(笑)
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シーズン0 #17「第八の日に」(『The Eighth day』)追記

2014-09-26 16:51:18 | シーズン0
えっと・・・・ゴメンなさい。先に謝っておこう。
ラストが、甘くなってしまった・・・
多分ジャックは、ベンに最後通告は出せないよ~ってことで。

以前アマンダさんが(勝手に出してゴメン)
コメント欄で
「本来ならば、その椅子には、私が座るはずだったんだ、ジャック」
とストーンに言わせたい~!って書かれていたので
それを中心に・・・・で御座います。

ラストがヘタレになってしまって・・・ちょっと苦悩(笑)

タイトル「第八の日に」は
アメリカの小説家ソートン・ワイルダーの作品のタイトル。
当然日本では絶版(笑)
私は持っているが、分厚い&内容難解(笑)

第八の日に、と言うのは
ユダヤ教&キリスト教の「天地創造」から
神は6日間かけて、世界や動物、人を作った。
6日目に、動物(獣&家畜)を作り、神に似せ人を作った。
7日目には、神は休まれた・・・

そして、8日目から、人は生きて行かねばならない。
そういう意味で、人が生きていくために踏み出すってことで。
まぁ、人間の物語って解すれば良いかと(勿論勝手に・笑)

ジャックもベンも、人間ってことで・・・・架空のキャラだが(笑笑)

初シリアスかぁ?
シリアスは、どうも・・・だわねェ。
あぁ、思いついたから、仕方ないかぁ(苦笑)

もし読んでいただいた方々、有り難う御座います(ペコリ)

次で、楽屋落ちを・・・・
書いてるうちに、お笑いネタが思いついたので~(ペコリペコリ)
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シーズン0 #17「第八の日に」(『The Eighth day』)<2>

2014-09-26 16:50:57 | シーズン0
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・続きです


「君は、独自に調査しているはずだ。何を見つけた?
 何かある。そうだろ?そして、それを俺に報告していない」
「報告する必要が無いからだよ、ジャック。
 調査の結果を取捨するのは、私の権限で。それに何が不服なのか?」
「何かを隠している可能性があるからだよ、ベン。
 一体、何を得た?」
「警部補の話の後、私はロレンス・ハリヤノシュに会った。
 家族の悲劇を、重く受け止めている。
 シェネラのカウンセリング、カトリンのダメージ・・・
 カトリン一家は、NYを出る予定だと。カトリンの夫も、同意している」
「・・・・なんだ、それは? 一体、何が真相なんだ?
 金持ちが、一家の恥をひた隠して、終わりだと?」

「何を拘っているんだ、ジャック?
 私には、君が何を言いたいのかが、分からないよ」
「分からないって?ベン!これは、殺人事件ではないのか?」
「殺人・・・・誕生していない胎児のことを言ってるのか?」
「そうだ。出産予定日まであと2週間だった胎児だ。
 銃で殺された・・・胎児の人権・・・君の分野だろ」
「確かに私はカトリック教徒だ。しかし、仕事では持ち込まない」

「その姿勢には賛成だ。まぁ胎児の人権問題活動家は、声を挙げているがな」
「君の標的は、胎児の人権ではないだろ、ジャック?」
「あぁ、そうだ。ハリヤノシュから、何を聞いてきた?ベン?」
「・・・・・何も・・・・」

「君が、私に対して強硬姿勢なら、私も考えがある。
 私は、殺された赤子の後見として、訴訟を起こそうかと思っている」
「何ですって?一体何をやる気なのか??」
「君が隠していることだ・・・そしてハリヤノシュ家が隠していること・・・
 赤子は、医師の判断で帝王切開で産まれ・・・暫くの間生きていた、と。
 そんなんだろ?ベン」
「・・・・・・」
「世間には、銃撃で浮かれる前に命を失った、と伝えられているが、本当は生きていた。
 しばらくの間でも。だから、もう胎児ではない。人間だ。人の権利を有する」
「あぁ、その通りだ。しかし、だれも赤子の殺人事件の犯人捜しを求めていない」
「誰も?違うだろ、ベン?ハリヤノシュ家、がだろ?
 あの一家は知っているのさ。誰が少女に銃を渡しのかを」

「仮に、それが真相だとしても・・・・誰が求めているんだ、ジャック?
 ジェニスは、確かに精神状態が不安定だった。それは一家が知っていた。
 恵まれた生活。世間はそう見ていたが、彼女自身は常に、妹に嫉妬していた。
 自分に比べて、華やかさもない平凡な生活を送る妹を。
 私には、分かるんだ、ジャック。
 才能や容姿、そして財産なんかじゃない。本当に欲しいものは、単純なものなんだよ。
 しかし、それが自分のものにはならない・・・
 幼い子がじゃれつき、大きなお腹を幸せそうに見せつける妹・・・・
 自分には届かない幸せを、見せつけられた・・・ジェニスはそう思った。私はそう考える。
 発作的な行動だったんだろう。
 シェネラに銃を渡し・・・撃て、とは言ってない。そう聞いている。
 ただ、もし撃ったら・・・とは思ったろう。それが罪か?
 もう今では、カトリンも納得している。だから、街を去るんだ。
 これ以上、何をかき回す必要があるんだ?」

「本当にそう思っているのか、ベン?それが真意?
 もしそうなら・・・・一体我々は、何を仕事としているんだ?」
「凶悪な事件ではない。時には片目をつぶる必要もある」
「いつから宗教家になった?我々は検事だぞ。市民に対し責任がある」
「君の言う市民とは、数回息をした赤子のことなのか?
 確かに気の毒だ。それは私も思う。
 しかし、カトリン夫婦が、赤子の殺人事件として、捜査を依頼したのか?
 誰も依頼などしていないはずだ」
「それでも、見逃せない。殺人事件だ。私は、そう認定する」
「それは、君のエゴからの考えじゃないのか、ジャック?
 君の、その正義は、時には人の事を考えない傲慢さに繋がる」

「人のこと?一体、我々は、いつから人の幸せを考慮する必要を持ったのだ?
 罪を正当に裁く。これが仕事ではないのか?」
「その通りだよ、ジャック。私も、その通りのことをしてきた。
 しかし、時には、その正当さが本当に正しいのかどうか
 立ち止まる必要も、あるのではないか?それが今では?」
「ベン・・・・君はジェニスに同情しているのか?
 子供を持てない彼女に・・・・同情する気持ちは私的なものだ。
 それを、仕事に持ち込むとは・・・・君には、失望したよ・・・まさか、君が・・・」

「ジャック・・・君の厳しさは、時には救いである場合もある。
 しかし、血の通わない惨い決断の時もある・・・・
 君の、その冷たさと断じる姿勢には、もう付いていけない・・・
 本来なら、その椅子には、私が座るはずだったんだ、ジャック」

「それは、知っているよ、ベン。
 多くの人が、それを望み、そうなるだろうと期待した。
 しかし、今、この椅子に座っているのは私だ。
 それが、一体何を意味するのか、理解できない程愚かになったとは」

「・・・・・・この事件は、切っ掛けに過ぎない。
 どうも、私の場所は、ここには無さそうだ・・・そうだろ、ジャック?」
「君の検事としての能力は、私以上だよ、ベン。
 それは、全く疑いの余地が無い。私自身がそう言うんだから、間違いない。
 しかし、時には自身の視点が入り込んでしまう。
 勿論、それは検事としての個性であり、特色でもある。
 個人としての資質でもある・・・・それは大いに発揮しても構わない。
 しかし最初に情を絡めては、クリアに見えなくなってしまう。違うか?」

「・・・・・・・出て行け、ということか、ジャック・・・・!」
「それは君次第だろ。今の私には、そうできる権限がある。
 しかし、それを今、君に振るう気はないよ、ベン・・・・」

「・・・・・少しだけ・・・・もう少しだけでいい・・・時間をくれ」
「構わんよ。市長には、うまく言っておこう」

退出するストーン。
閉じた扉を、長い間見つめているマッコイ・・・・・・



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・追記は、次で。
 
 
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シーズン0 #17「第八の日に」(『The Eighth day』)<1>

2014-09-26 16:50:42 | シーズン0
NYで、また悲惨な事件が発生した。
5歳の少女による銃の暴発事件。
被害者は少女シェネラの母親カトリン。
カトリンは、2週間後に第二子を出産予定の妊婦であった。
事件現場は、カトリンの姉ジェニスの家。
いや、館と言うべきか。
姉妹は、NY屈指の資産家ロレンス・ハリヤノシュの娘だ。

カトリンは結婚後、家を出、夫と娘の3人暮らしであった。
カトリンの夫は、労働者階級出身であり、結婚時には世間の注目を集めていた。
父親のロレンスは
「自分も、一介の労働者から這い上がったんだ。何が問題なのだ?」
との名言を発し、娘の結婚を祝福。
資産家とはいえ、社会貢献にも熱心である一家に
世間は、ますます好感を持ち、家業である百貨店の売り上げも順調。
姉のジェニスは、結婚後も夫と共に、実家暮らしである。
夫は、自分の実家の家業に従事している。
ジェニスは、父親の仕事を手伝い、その手腕は高く評価されている。
加えて、美貌の持ち主でもあり、
今回の悲劇に、世間は同情、そして好奇の眼差しを送っている。

マスコミも過熱する中、
ハリヤノシュは、懇意の間である市長に要請。
今回の事件を、徹底的に調査し、公表して欲しい。
世間にも、そして家族にも、禍根を残さないように、と。
市長は、検事局に指示。納得のいく調査を行うように、と。
検事長の指名した担当者は、ベン・ストーン。

銃弾を受けたカトリンは、一命は取り留めた。
しかしお腹の子は、残念な結果となってしまった。
凶器の銃は、ジェニスのもの。登録もしてある。
幼子が起こした悲しい事故・・・・それで着がつくかと・・・


検事局。検事長の執務室。
ベン・ストーンが、入室してくる・・・・

「呼びましたか?」
「あぁ、そこに座ってくれ・・・報告書を読んでいたところだ」
「ハリヤノシュ事件ですね。悲しい事件だ」
「事故と言うことになっているが・・・それが君の最終判断か?」
「ええ、私はそう判断しました。何か、御意見でも?」
「警部補とは、話したのか?」
「えぇ、昨日話しました」
「今朝、私の所にも来た。君が聞く耳を持っていない様子だった、と」
「どういうことですか?」

「警部補の話によると・・・
 撃たれたカトリンの夫、つまり少女の父親だが・・・
 シェネラが『銃は、ジェニおばちゃんがくれた』と言っている、と」
「その話は、私も聞きました・・・
 母親を撃ってしまい、騒ぎになった恐怖から、ウソをついている可能性も。
 実際自分の妹か弟を殺害してしまった訳だし・・・私はそう判断したのだが」
「では、父親から直接、話を聞いていないのか?」
「その必要が、あると?」
「警部補は、父親と話したらしい。
 まぁカトリンの夫だが・・・姉妹の仲は、世間で言うほど良くない、と。
 ジェニスは、表立っては好意的だが、カトリンは常に不信を持っていた、と」

「その話は初耳ですね・・・なぜ、私に報告しないのか?」
「君が、警部補の話に耳を傾けなかったからだろ。
 私は、まだ事故と片付けるのは、乱暴だと思うがね」
「では、ジェニスの意図があった事件だと言うのですか?
 妹を、あわや殺しかけたと。それも妹の娘を使って」
「そういう風にも考えられる。その可能性がゼロとは言えないのでは?」

「・・・・・・・もっと、ざっくばらんに話し合おう。
 私に本当に言いたいことは、何だ?ジャック」
「いいだろ。互いに本音で話そうじゃないか、ベン」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・続きます
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シーズン17 #7「酒の中の真実」

2014-09-24 13:05:55 | シーズン17
原題『In Vino Veritas』ラテン語です。
意味は、邦題そのまんま(笑)
酒の中に真実がある=酒を飲むと本音が出る(ネット調べ)

このエピも、有名人出演とあって、記憶に残っている。
いや、有名人は・・・・私、知らなくて・・・(ゴメンなさい)
やはり、親の酷さと子供の哀れさで、覚えているのが本当。

元ネタは、メル・ギブソン(!)の事件。
2006年7月、飲酒運転で逮捕されたギブソンが
逮捕した警官に、ユダヤ人差別発言をしたのが、ネタだとか。
初放映が、2006年11月・・・・記憶に新しいうちに、でしょうか?(苦笑)

前半は、ミッチ・キャロルの暴言の数々御披露会ってことで。
いやいや、結構酷い言葉、出していますね。
ここまで連発するのは、珍しいかと。
加えて、息子ジョンまで・・・

警察の方々が、家宅捜査の時に
ジョンの部屋(多分)で見つけたポスター・・・・
「ドレスデン・エンジェルズ」とわざわざ字幕まで・・・(ペコリ)

ココ、私的注目!(またかいッ・笑)
えっと、調べましたが(調べたのか?笑)
「ドレスデン・エンジェルズ」という美少女バンドは、発見できませんでした。
・・・・・もし、ドイツ語圏に存在してたら、ゴメンなさい。
モデルになったバンドは「Prussian Blue」というバンド。
双子の美少女バンドで・・・白人至上主義者の御用達バンドってことで。
調べましたら・・・今は活動していませんでした。
今は、もう・・・・この主義を脱したってことで。
当時は、母親が過激な思想で染まっていたようで、その影響でって感じかな。
でも、様々な主義の団体には、このようなバンドはあるんですよ。
って、私が読んだ書籍にも、色々紹介されていた・・・(で、イイのか?自分?)
イケメンお兄さんズバンドもあり、美少女デュオもあり・・・で御座います。
一見、よくあるバンドですが・・・・歌詞は当然超過激を越えて、恐怖状態。

ドレスデン、というのは、御存知ドイツの都市名。
観光地、または陶器でも有名、ですね。
WW2の時、連合国軍が空襲を行い、壊滅的打撃を。
空襲当時は、もう勝敗が分かっている様な状況下、と言われており
なぜここまで過酷に空襲を行ったのか?と論議を呼んでいる場所でもあります。
日本でも空襲の悲惨さは、もう言わなくても御存知でしょうが
ドイツでは、ドレスデン空襲という言葉は、重たい意味を持っているようです。
で、ここでドレスデンとバンド名に・・・・
よく分かっていらっしゃる!と私的に満足満足(???)

・・・・・はい、相変わらず話が、彼方へ行ってしまいましたね。
やはり戦争になると、喰い付きが・・・・脱線脱線(笑)

殺害したのは、息子のジョン。
しかし、ジョンに日常的にユダヤ人差別を植え付けたのは父親ミッチ。
ジョンの弁護士は、これは親による虐待だと主張。
最初は疑問視のコニーも、母親からの話を聞き、納得。
検察は、ジョンの弁護士と協力し、ミッチを追い詰める作戦に。
しかし、これはジョンの証言が必要。
わざと成人と同様に刑事裁判に、として
ジョンを説得する作戦。
父親は自由放免なのに、君は刑務所へ?不公平では?
父親が示唆したことは分かっている。
しかし君の証言が必要なんだ・・・・

一度は納得し、証言に同意するジョン。
しかし法廷では、父親に対する言及はなし・・・

この証言しないってことの原因が
父親が面会に来たからって・・・・ここも、哀しいよネェ(シミジミ)

業を煮やした検察。
結構、マッコイ、父親ターゲットに根性出しております。
マッコイの父親のエピソード、紹介していましたよね。
その時はフ~ンって感じで聞いていましたが
後から~になると、どうも自分の父親への感情も加味しているかと(勝手に分析)

マッコイの執務室
ミッチ・キャロル&弁護士 マッコイ&コニー

「証拠隠滅については、認めよう。でも殺人罪は取り下げろ」
「ジョンは偽証罪に問われる。参考までに、刑期は20年以上よ」
「それは残念だ」
「・・・・(マッコイ・ムカッ)
 息子を愛しているのか、Mr.キャロル?」
「当然だ。なぜ今さら聞く」
「取引きしないのなら、出て行くまでだ。裁判を終わらせたい」
「1回きりの申し出だ。
 親子で罪を認めれば、君の刑期の年数だけ、息子の刑期を減らす」
「バカな」
「息子を愛している、と言うのなら、迷うまでもないはずだ」

「聞いてくれ・・・ジョンは以前から難しい子だ。
 父親としてすべての責任を取るべきだと思うが、絆を築けていない」
「一緒に暮らしてきたのでは」
「あぁ・・・長い時間を過ごした割には、息子のことを知らない。
 あんな犯罪など予想外だ」
「君か?息子か?どちらだ、Mr.キャロル!」
「この年では監獄は無理だ。息子に“すまない”と伝えてくれ」
「・・・自分で言え」

扉を開くマッコイ。そこにジョンの姿が・・・・

って、こんな演出しないでよ~って感じですわ。泣くし。
でも、次が今回の大喜び検事長!!
弁護士&マッコイ
「再度、証言するだろうな」
「間違いなく」

言葉の後、ミッチを睨み付けるのがネェ~ニンマリ、で御座いますよ。
子供は、どこまでも親の愛を求めているんだよねぇ。
でも、身勝手で自分の人生さえ壊そうとする親なら、どこかで決断しなければ・・・

と思いつつ、
ジョンにとって、これが最善の策だったのか・・・とも思う。
そして・・・・母親の存在はどこに???ってことも(苦笑)
差別問題もありだが、家族問題を考えさせられたエピで御座いました。
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シーズン8 #6「孤独な天使」まとめ

2014-09-23 16:29:21 | シーズン8
ゴメンなさい。時間が無いので、簡略化で(ペコリ)

御存知のように『ホミサイド』とのCrossoverです。

『L&O』の方が前編ですね。

後編の方、つまり『ホミサイド』のエピを、私、視聴できましたので
といっても・・・・・自力翻訳になりますが・・・
カテゴリー「シーズン8」に
「Homicide S6#5「Baby It's You  Part2」記事があります。

宜しかったらどうぞ!

もう犯人知っているので、そういう意識で前編を視聴すると・・・
おぉ!
何となく、犯人を匂わせていますね。
でも、この場合、両親どちらにも当てはまるようにも、
演出されている風だし。

もう父親に決まっている、風に思わせているのが、ポイントかと。

コレって、父親が母親、を庇っていたってことなんでしょうネェ。
でも、娘の殺し方が、かなり残忍だし・・・
かなり恨んでいたんだなぁ~って思いましたね。

私は、息子持ちなので、娘さんがいる母親心理は、想像の範囲、ですが
娘さんがいる母親さん方は
また、私とは異なる感想等をお持ちかもしれませんね・・・

と言いつつ!
前編検事長も、お宝クラスで!!!
後編もお宝ですが・・・って、同じ時期撮影なんだから・・・同じだよ(バカ)

この前のエピ#5『Nullification』(「法と自由と正義」)が
大分力入っていたので・・・・
このエピは、力んだ感じが無くて、その分良かったと思います(自分比)
って、なんや言いつつ・・・・お宝検事長視て、大喜びには違いない(笑)

『Baby It's You』は、ちょっと、楽しい気分にさせてくれる。
私の中では、そういうエピになっています。

勿論!お宝検事長の存在が、絶大だから~なんですがネェ。
・・・・・もしかしたら、理由は、それだけ!かもしれない・・・・(自爆)
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