「Law&Order」が好きだ!!(邪道にて)

海外ドラマ「Law&Order」が好きです。
とにかく叫びたいので、ブログに叫びます。

シーズン14 #11「ジャングルの掟」追記

2013-06-20 17:12:44 | シーズン14
原題『Darwinian』進化論のダーウィンですね。
ダーウィンの、ダーウィン説の、またはダーウィン信奉者・・・
ジャングルの掟、適者生などなど、言葉も出ていました。

元ネタ、ありました。
Chante Mallardという女性が、
自動車でホームレスの男性と接触事故を起こし、自宅へ運び、放置・・・
つまりドラマの女性のモデル事件ですね。
その後の、ホームレス同士の殴打死亡事件は、ちょっと不明・・・(ペコリ)

さて、まぁ、ホームレス問題に終始でしたね。
前半は、この女性自動車事故がメインでしたが
この放置も、ホームレスだから、ということが要因ですし。
また、セリフでも、言わせていました。

アラン姉「・・・私が普段避けて通る人間になっていた」
事故女性「酔って車の前でよろめくホームレスを、気にする義務が?」
喧嘩を止めに入った警官「宿無しども」「シラミ頭」
そしてエドガーズ自身も
「尻込みしたと噂になったら、格好の的になる。
 ・・・傷つきやすく弱い者が、狙われるんだ」

社会の冷たくとも現実的な視線。
そして、社会の法やモラルが通用しないような世界。
そのような現場で起こった事件。

ガードナーは、(って、私が思うことですよ)
社会が彼らを阻害していると強調しつつ
これは全て個人の責任と言えるのか?
社会の構造や経済性の犠牲になったとは言えないか、と言いつつ
弱肉強食のような、つまりドラマ内では動物って表現でしたが
「弱さにつけ込まれる」ことが、死活問題という実態を訴えていました。

どうも・・・最終弁論聞いていると
ホームレス問題は、決して他人事ではない、と言いつつ
やはり理解できない世界のこと、と言っているように聞こえました。
だから、法で判断できるのか?と。
まぁ、同情的なことも、訴えにはあったでしょうが。

ちょっと前後しますが、巧い!!と思ったのは!!!!
オレンジ、ですね!(キッパリ)
たった1個のオレンジの取り合い。
エドガーズ自身も言っていました「小さくて、安っぽいやつ」
そのオレンジの取り合い。
取り合いをする彼らの、哀しさや切実さ。
そして、周囲につけ込まれないように
強さを見せつけなければならない「ジャングルの掟」
・・・・・・オレンジで、見せるかぁ。感心感心。

さて、マッコイは・・・まぁ最終弁論ですかね。
その前の、反対尋問の「安楽死」には、ヒェ~でしたが(苦笑)
つまり、異なる境遇で生きているし、理解できない部分も多大にあるが
1人の人間、尊厳もプライドも、
そして知性もある1人の人間として、見せたかったかな~?
最終弁論では、まぁお馴染みの手法で。
被害者を忘れないでね、ですね。

ホームレスという境遇にいる人たちを
法で裁くのは、どうだろうか、という問題点に
被害者も同じなのか?と問うていましたね。
被告人に法を適用しないと言うのなら
被害者を殺したのは、一体誰?
そして、殺人も起きなかったと?
・・・・・・・この問い、スッゴク好きだわ======!!(キッパリ)
ウワァ!!思い出しちゃったわ・・・あぁ、これは個人的趣味の世界なので・・・・
・・・・・・・一人でニヤニヤしましょ(ウンウン)

しかし、このエピが、やはり哀しいのは・・・
総括のマッコイの言葉でしょ。

「別のジャングルに移しただけだ」

でしょ。
刑務所という、弱肉強食の世界に移しただけ。
衣食住は保証されているが、その代わり自由に制限が。
そして、今までよりも更に過酷な「ジャンルの掟」が・・・

社会派エピだったので・・・
判事さんも、その方向で。検察トリオ、キャンキャン意見交換。
いやいや、もう喧々囂々大会で・・・有り難うございますッ(ペコリ)

それと、女性の弁護士さん、レムズさんですが。
もう御馴染みの方ですね。
でも華麗に!(笑)弁護士さんも、その他の演じるので・・・
おっと、今回は??と思う方です。

今回検事長は~!
最終弁論、短かったが、オォ!と思いましたね。
いや、この最終弁論、気に入ったナァ。
覚えておこうっと(エヘヘ)

で、裁判所外の階段を降りる検察トリオで
検事長の髪が乱れて・・・・ここ!大騒ぎする場面ですね??ね??
・・・・・私は大騒ぎしましたが・・・エェ!他にいません??(アララ)

と、さぁ!NYに寒い季節がやって参りました~!!
お約束!の!!検事長のブルーのニット帽!!!
もう・・・ネェ・・・まぁS17まで被っているしネェ。
以前いただいたコメントで「案外似合っていると」とありましたが・・・

・・・・・もう慣れたというか・・・何というか・・・
もうコートも諦めたし、セーターも諦めました。
あのポロシャツもTシャツも・・・(シクシク)
・・・・ポロシャツですが・・・・
お宝の中の1枚に、完全素のポロシャツ姿があるのですが・・・
カメラ意識していないので、全くの素だと・・・
ライトグリーンのポロシャツ・・・・
当然洗濯感&着用感満載で・・・・もう素も同じでは~と感無量(?)

私も鍛えられましたが・・・このニット帽には、また修行が足らない様で。
この帽子姿見ると、アァ~という心境に・・・

って、エピ感想よりも、帽子を熱く語ってどうするよ??(笑)
でもS5から、ズ~ッッとブルーなニット帽だし
あぁ、同じものかどうかは不明ですが・・・多分同じでは?
自身は似合ってるとか思ってたのかなぁ。
衣装スタッフさんが、「イイですネェ」とか?(知らんが)
・・・・イカン・・・語ってるし(苦笑)
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シーズン14 #11「ジャングルの掟」

2013-06-20 17:07:50 | シーズン14
公園で、ホームレスの青年アラン・フィッシャーの死体が発見される。
フィッシャーは、統合失調症で、姉が捜していた。
自動車の接触した形跡が。轢き逃げか?

痕跡を残した車は、超高級車。
サッサと持ち主が特定される。女性だ。
刑事コンビの攻撃(?)に、轢き逃げを認める・・・
さらに、事故から暫くの間、フィッシャーはまだ息があったという。
パニックになり、自宅ガレージに放置・・・
その後、様子を見に行ったら、死んでいた・・・・

女性の弁護士レムズ。
依頼人が、事故を起こし放置したことは認める。
しかし死因をハッキリさせたい・・・・フィッシャーの遺体掘り起こしを申請。
判事は、掘り起こしを認める。
解剖の結果、死因は、事故前に殴られたことが原因だと。

レムズ、女性の証拠隠滅や司法妨害は認める、と。
判事、保護観察3年と社会奉仕を。懲役は命じられない、と。

捜査は、振出しに。
事件を洗い直すブリスコー&グリーン。
遺体が見つかった公園から、再スタート!

フィッシャーは、事故の7時間ほど前に、誰かに殴られたと推察される。
誰かとトラブルを?
事件当時のフィッシャーの足取りを辿る。
雑貨店、診療所・・・
フィッシャーと一緒に酒盛りをしていたホームレスを見つける。

フィッシャーは、ある男と喧嘩をしていた。
殴り合いだ。
男は、フィッシャーの頭を歩道に叩きつけていた。
なぜ止めない?警官が止めていた。

目撃者のホームレス&止めに入った警官2人。
面通しから、あるホームレスの男性が特定される。
マックス・エドガーズ。
取調べで、喧嘩を認めるも・・・原因はオレンジだったと。
少しくれないか、と言っただけなのに、
奴はいきなり怒鳴って・・・だから・・・

エドガーズの弁護人ガードナー。
判事の執務室で、マッコイと論争開始!

「・・・必要性が悪に勝ったことを、被告人は示さなければならない」
「ホームレスは、生き残るために何でもする」
「適者生存ね」
「笑えば?無知丸出しよ」(怖ッ)
「幸い法のお蔭で、社会の秩序は保たれている」
「でもホームレスを追い出して、のけ者にしてきた。
 人間扱いせず、社会から遠ざけながら、
 不当にも、社会の法への責任を負わせるのね」
 ・・・・・・・・

法廷は、ホームレスの存在を否定するかのような社会が焦点に。
検察トリオも、大揉め。
世論も騒いでいるのか(?)、
しきりに取引を、と促すブランチ。3人、食っていますね。

ガードナーとマッコイ

「本件は彼だけの問題じゃなく、街全体のホームレスの問題なの」
「君の擁護論では、
 彼は弱肉強食の世界に生きると、言い表すのか?」
「そうは言っていないわ。
 社会が、彼らを動物扱いしてる、と言ったの」
「だが、自由意志があるだろ」
「私たちに排除された彼らに?
 私たちが、野生の世界に追いやったのよ」
「闘争本能は否定しない。だからこそ・・・」
「“法がある”でしょ。話は振出しね。
 その法を作る社会が、彼らを排除したのよ。
 皆一つ間違えば、エドガーズになるのよ」

法廷。
マッコイ、エドガーズへの反対尋問

「・・・では、オレンジを分けてもらえなかったから彼を襲ったと、
 認めるんですね」
「もっと複雑だ」
「ジャングルの掟のことですか?」
「ああ、その通りだ」
「弁護人いわく、“動物のような生活だ”と」
「まぁ、そうだな」
「では、ここで何を?
 我々は、動物を安楽死させても、裁きはしない」(ヒェ~)
「上等だ・・・安楽死できれば本望だ」

「路上生活に飽きました?」
「好んでホームレスになったと、いうのか?」
「あなたには、フィッシャー氏より選択肢があった。
 彼は妄想にとらわれていたが
 あなたは、自らを抑制でき仕事も探せた」
「仕事はあった」
「家も」「あぁ」「車も」「そうだ」「友人も家族も財産も」

「(大声で)それを、全部失ったんだ!何もかも全部だ。
 負け犬になる気持ちが分かるか?
 毎晩湿った段ボールの上で、やるせない思いで寝るんだ!
 ・・・こんははずじゃなかった・・・こんな人生を望んでいない。
 成り行きでこうなったんだ・・・
 胸が痛み、死ぬほどつらかった・・・
(泣きながら、胸を叩いて)ここが痛くて・・・」

「・・・私には・・・人間っぽく・・・聞こえますよ」

最終弁論。ガードナー

「我々は毎朝起きると、目覚まし時計のボタンを押して・・・
 温かく心地よいベッドから出ます。
 そして台所に行き、マフィンとコーヒーで朝食をとる・・・
 でも、我々の大半が知らない人々は、
 ネズミと排泄物に囲まれ、地下鉄のトンネルで目覚めます。
 接触せずに済む限りは、ホームレスについて、
 我々は、正論をぶちます。
 不運は自業自得だと責め、事情も分かっていない。
 彼らの存在を、理解できないのです。

 あの晩、被告人を殺害に駆り立てた恐怖や絶望は
 我々には、到底分からない。
 今夜家に帰り、暖かいベッドに入ったら
 自分の幸せな境遇に、皆感謝すべきです」

マッコイ

「法は人を罰するだけではなく、守るために存在する。
 エドガーズのような被告人に、社会の法が適用されないのなら
 フィッシャーような被害者に、
 社会の正義が適用されないことも意味します。
 それが、皆さんの意見なら
 社会は本当に彼らを、無視してきたんです。
 食べ物も住みかも金もない。
 正義まで、奪う気ですか」

評決。第1級故殺で有罪。

総括。裁判所外。マッコイとセリーナ

「懲役12年です」
「衣食住には、困らないな」
「同情しているの?ジャック」
「オレンジのために殺したんだ。服役は当然だ」
「でも?」
「別のジャングルに移しただけだ」


・・・・・・・・・・・感想は次で
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