「Law&Order」が好きだ!!(邪道にて)

海外ドラマ「Law&Order」が好きです。
とにかく叫びたいので、ブログに叫びます。

SVU S20-20「義父と義娘」

2019-09-30 14:51:36 | ~SVU S20
私は、納得できる話だったと思います。

13歳の少女が妊娠??
義娘と関係を持った(と義娘が証言)した教師を義父が殺害???
んで義父と義娘が、実は結婚していた?????

などなど・・・・書いていてもなかなか衝撃的な事柄が
次から次へと・・・・ですが
これらに目を奪われがちですが・・・

実はテーマとしたものは、非常にシンプルで。

義娘マッケンジーの寂しさが、根底にある、ってことで。

もう義父ギャレットへの感情が
父親への愛か?男性としての愛か?
自分を庇護してくれる相手への愛か?

もう・・・・全部ひっくるめて、でしょうかね。

ベンソンとロリンズが、ちょっと意見交換しています。
子供への虐待として断じようとするベンソン。
確かにその通りだが、13歳でも意思を尊重すべき面もあるのでは?
というロリンズ。

しかし、このドラマでは、
13歳という子供を胃のままに・・・・洗脳とまでは言わないだろうが。
愛情を混濁させている、ってことかな?

法廷(裁判)では、なんか面倒なことになっていましたが
法的には、この義父と義娘の婚姻は有効。
NYの家庭裁判所は、こう判断しました。
そして、婚姻関係が有効ならば、配偶者秘匿特権があり
マッケンジーは、夫=義父に不利になることを話さなくても良い。
てことに・・・

では、検察は、いつも通り(笑)の作戦で。
今度は、教師ドレイファス殺人事件の容疑者として
マッケンジーを起訴するという。
マッケンジーのウソが、事件を招いたのだから・・・・

っと!ギャレットは、自分の身を差し出すことに・・・はお約束で(笑)

ラスト、会いに来たオリビアに冷たいマッケンジー。
しかしオリビアは挫けない。
自分が伝えなければ・・・・

どんなに美しい言葉を使っても、
13歳の子供を搾取したことに変りは無い。
自分で判断できない年齢。そして発する責任を負えない年齢でもある。
自分自身にも、そして他者にも。

護られるべき存在であるマッケンジー。
そして妊娠しているマッケンジーには、同時に責任がある。
13歳でも、同様。母親としての責任と義務が生じる。

それをベンソンは、柔らかい言葉で諭してたと思います。

甘い、といえばそうなのですが
私は、こういう部分もSVUの役割ではないか、と思います。
だから、今回は好感を持ちながら、視聴を終えました。

とはいっても・・・・教師のドレイファスへの殺人事件。
コレって・・・・どういうこと?って思いますが。

ギャレットは、マッケンジーの子供は自分の子、とは知らなかった?
というか、妊娠していることも知らなかった?
妊娠を告げられ、驚いていたようですが・・・・

でも、自分とマッケンジーは“夫婦”なんでしょ?
それなら、マッケンジーの子供=自分の子、と考えるのが道理では?

エッ?マッケンジーが教師と関係を持った・・・と考えた?
それとも、マッケンジーの子供=自分の子と悟られないよに工作した?

でも後から夫婦であるって押し押しって感じでしたが、ネェ。
隠す必要ある?
だって、ミズーリ州ですが合法なんだし。

なぜ教師が死ななければならなかった必然が???でしたが。

ココが引っかかった点ですね。

アッ、ストーンは仕事しているようですが
あまり・・・・いや全然役になっていなかったような・・・
最後の逆転も、もう読めていたので・・・・

もうそろそろ退場ですから、仕事への意欲も低下??(笑)





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SVU S20-19「愛の手ほどき」

2019-09-24 07:57:29 | ~SVU S20
えっと・・・・私は正直納得できないナァ~エピでした。

原題『Dearly Beloved』 親愛なる皆さん。愛すべき人々、などなど・・・
楽曲のタイトルにも使われているフレーズ。
ネット調べでは、牧師など聖職者が聴衆に語りかける言葉、だとか。

博愛といえばそうだし。
今回エピの精神科医ジョシュの言動を
ある意味博愛と解釈すれば・・・・無理やりできるかもね。

本筋のエピソードは、まぁ何回も見たナァてな展開で。
過去に色々やっちまいました!なキティの言動が
段々真実を語っていると分かって来て・・・・

と最後には、ジョシュの婚約者=結婚式直前の女性も
キティ同様ジョシュの魔の手にかかっていたと分かって・・・・

まぁ周囲が「分かる」よりも、本人が「自覚する」方で
ジョシュの犯罪行為が明るみに・・・ですがね。


婚約者が、ラスト、ある意味洗脳から目覚めて・・・が
あまりにも都合よくて・・・・はいはい、ドラマ、ですからネェ(そうそう)


でも、このエピの真のメッセージは、
望まない、殆どの場合犯罪行為である性交渉から
妊娠し、その新たな生命に対して、どう考えるのか・・・・
だった、と思いますが。

ベンソンの出生と絡めているので。
勿論視聴者はベンソンの過去を知っているから
どうしてもベンソン視点で展開を追うのだろうナァって。

これが制作側の作戦=狙い、なんでしょ?って思った。

最初は自分に宿った生命に否定的だったキティが
ラストには「産む」という選択をして・・・・

うんうん、キレイに終わった~ですよね。

キティが新たな生命に対して肯定的になるってことは
ベンソン本人の存在も、肯定的にって展開になる。
このベンソンの存在が肯定的に~は、社会的にってことです。

でも一方では、ベンソン母は、自分に宿った生命に対して
終始肯定的ではなかった、ことも視聴者は分かっている。

だから・・・・このラストは、ベンソン=産むという決意には、優しい目線で。

と言っても、産まないという選択に対して・・・
否定的でもない・・・何も言わない・・・・コレって?どう?

選択肢を与えないエピだナァって、思いました。
窮屈だなって(だからゴメンねって)

私にとっては、居心地の悪いエピでした。



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SVU S20-18「オオカミ型人間」

2019-09-17 14:17:21 | ~SVU S20
えっと・・・・ドラマ自体は・・・・アレレ~てな気がしました。
はい、正直です。ゴメンなさい。

レイプ事件が発端ですが
ドラマの展開は、ミラー弁護士の悪事を暴くてことになり。

私としては、

「それはSVUの仕事?」と、頭にボワンと浮かび続けて・・・

でもラストは良かったと思います。

ニッキ・ステイズンが、泣きながらベンソンに訴えるシーン。
これは・・・・胸に堪えましたね。

やっと被害者の気持ち・・・・を理解した。
と同時に、今まで自分が被害者達に浴びせた言葉や
被告人の無罪や情状酌量を得るために
被害者を責めたりしたことなど・・・・
過去の自分は、性犯罪の被害者のことを真に理解していなかった。

そして・・・・自分が被害者になった今。理解した・・・・


ココ、短いシーンだし
「そんなこと、当たり前では」と思いつつも
私は、胸に堪えましたね。

タイトルは「オオカミ型人間」
コレは、逮捕時のミラーの言葉からですね。

原題は「Blackout」・・・停電って意味は、分かっていますが・・・
記憶喪失や失神という意味も・・・・コレはステイズンのことを指すかと。
そして別の意味として報道管制とか報道統制・・・
これはある意味ミラーが各方面に圧力をかけていたことを指すかと。

ミラーのやっていることは・・・・
法曹界の方々にアレコレやっていることから大事になりますが
子供が
「お前の秘密知っているぞ~
 俺の言うこときかないと、ばらすぞ~」と同じで(笑)

だから・・・・まぁ実際にも、こういう脅迫は多々ありますけどね。

子供かぁ===てな感じがして・・・ネェ(そうだ!笑)

でもラストで復活できたの、終わりよければ!!!てなことで(ペコリ)









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SVU S20-17「6歳の子供たち」

2019-09-09 11:13:19 | ~SVU S20
私は好きですね。凝っていると思います。
もうね、脚本は誰~など調べる元気はありませんが(苦笑)

冒頭の前座小話から、期待感ありました。
SVUの前座小芝居は、それほど・・・と思っていましたが(スンマセン)
今回は、効いていましたわ。誘導も笑いも(笑)

原題『Missing』・・・・その通りで。
まぁ行方不明もありますが、何が消えたのか・・・・
関わった人々の人生、大切なことも失われているようでしたね。


6歳の少女ベイリーが、自動車のトランクの中から発見される。
ベイリーは、父親と公園に来ていた時、はぐれてしまい
「父親の友人」と言う男に付いて行ってしまったのだ。

盗難車である自動車を辿る捜査。
そして代理母であるペイジへの捜査。
ベイリーは、男と「下着姿で寝た」と言っているが、レイプの痕跡は無い。
しかし・・・・どう考えても小児性愛者の犯行としか・・・

この捜査の先々でも、小技が聞いていましたね(笑)
駐車場のお兄さん、腹話術のオジサンなどなど・・・・
別に小技を利かさなくても良い方々が、利かすと・・・笑える(笑)

同時に、カリシのガーデニング知識や
ロリンズのマウア親子の写真と睨めっこからの閃き、などなど・・・
刑事さん方も、それぞれ技あり!で御座いました。
ベンソンも身体を張って・・・・でしたネェ。

ベイリーを誘拐したエマソン。
しかしエマソンの家の庭から、子供の白骨死体が・・・・
エマソンの母親ローワンは、
逃亡中で行方不明の夫ザックの犯行を仄めかすが・・・

加えてベイリーの両親が、ベイリーに証言させないと頑張り出す。
前途多難・・・・
ベイリー誘拐事件、そして白骨化した子供の事件・・・・
一体起訴は出来るのか?

白骨化した子供の身元の候補が挙がる。
ケビン・ブラウン・・・・当時行方不明になっていた子供だ。
姉のダイアンは、ベンソンの言葉に泣き出す。
重病の母親。仕事に専念するしかない父親。
自分が弟ケビンの面倒をみていたが・・・・いなくなってしまった、と。

と、ココで!ロリンズが気がつく。
マウア親子の瞳の色が・・・・親子関係が無いのでは?
そして白骨死体の身元が判明する。
ローワンと親子関係があると。

つまり・・・・と、ココまで転がすか!!!!!という展開で。
いや、この展開はまぁ想定内ですがね。
SVUでは、なかなか珍しい大陪審=ローワンとの取引などなど
時間的には短いですが、展開には重要な要素をサラリと見せて・・・・

先ずは、エマソンが犯したベイリー誘拐に対して証言させて。
それは上手くいったが。
その後に白骨死体がローワンの実の息子であると判明し
つまりは・・・・今現在「息子のエマソン」と名乗っているのは
6歳の時に誘拐されたケビンだと分かって・・・・

証言と引き換えに免責の取引をしたローワン。
当然ローワンの弁護人は噛み付く(大したことは無かったが)
しかし検察=ピーターも、重箱の隅を突いて(笑)
「息子と証言したが、本当の息子じゃない=虚偽だ」ということで。

・・・・・・・ピーター君が、セコイか?お上手か?は自由にご判断を(笑)

ローワンの証言で分かる。
ローワンと夫ザックが、喧嘩をしていた。
ザックがローワンを押したら・・・・側にいたエマソンが会談から転げ落ち・・・・
死んでしまった、と。
どうしようもない・・・・と、息子の遺体を庭に埋めた。
そして・・・・よく似た年齢の子=ケビンを誘拐し・・・自分の子として育てた、と。

と・・・・ここでローワンが今回のラスボスだと判明し(笑)
全く悪びれないローワンの演技は・・・ベテラン女優さんのお陰で
もう不気味を越えて、人として疑問を呈する段階にまで(ウンウン)

平気な顔で、倫理観をぶち壊すのは・・・・ラスボスですね(笑)

でもね、やはりラスト、でしょうネェ。

全てが明るみに出て・・・・
それでも、自分はエマソンでローワンが母親だと主張するケビン。
いや~そりゃそうだろ!って
いきなり「アナタは誘拐されて・・・」」などなど言われて
「はい、そうですか」とは言えないよネェ。

ケビンの葛藤を見ていた姉のダイアン。
去ろうとするダイアンを追いかけるベンソン。
カウンセリングを受けて、時間をかければ・・・・と励ますベンソンに
ダイアンは・・・・・

「・・・・・もう弟じゃないわ。弟は17年前に消えた。
 ・・・・・・・・・・・・
 私たちは人間よ。壊れた花瓶を直すのとは違う。
 ・・・・あなたの正義感に励まされる人もいる。
 でも私は強くない・・・・・」

と言い残し、立ち去るダイアン。見送るしかないベンソン・・・・・

う~ん・・・・簡単に終わらせていますが、難しいですよね。
ベンソンが無用胃で無神経ではない、ですよね。
ベンソンは職務に忠実です。そしてなんとか助けになろうと、真摯に向き合っている。
・・・当事者ではない。
事件が解決すれば・・・・容疑者が逮捕され有罪が出れば・・・・
当事者はこれで終わりではない。
見えない傷と一生闘う事になる・・・・・

その違いが出てきて・・・・怖くて深いラストだったかと。

私は正直、こういうドラマを求めていますので・・・・
今回、十二分に見応えありましたね。
地味です。確かにネ。
しかし、こういうエピにSVUの神髄が詰まっている・・・と思っています。



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SVU S20-16「記憶との闘い」

2019-09-02 15:45:49 | シーズン20
えっと・・・・
S19-14「迫りくる影」の続編、のようなエピです。
というか、思いっきり続編(笑)

原題『Facing Demons』です。
19-14の原題は『Chasing Demons』ですので、呼応してます。
今回は(多分)完結編みたいだろうから・・・悪魔に直面していますが。

さて、続編ですので、キャシディの物語になるのは必然で。

だから・・・・
「このエピは、続編だから」と思えば、筋が通ります。
つまり、キャシディをメイン=キャシディがどのように行動するのか?
もっと直線的に言いますと
キャシディが過去を乗り越える様子のエピ、なんですわ。

となりますと・・・
マイカの自死や、レオンの勇気ある証言は、
もうキャシディの前座状態って言っても宜しいかと状態。

正直、多くのファンが
「キャシディが何とか過去を乗り越えられた。良かった」「
「オリビアとは、深い愛情=友情で結ばれているのね」
と思ったかと思います。

全く正しいと思います。
SVUを長年愛してきたファンの方々なら、そう思うのは当然で。

もうね、今回の容疑者の幼児性愛車までも前座状態で。
もうこの容疑者が罰せられるか否か、よりも
キャシディが証言できるか=過去(悪魔)と直面できるか、
が、焦点になってしまって・・・・

ココが、今回エピの感想に大きく影響しているかと。

私のように、キャラに詳しくないし、キャラの過去の関係に疎い人は
あまり・・・・・どうでもいいって扱いに思えましたね。

正直、弱ったなぁって思いました。申し訳ないが(ペコリ)


性犯罪、そして被害者のこと(心身の被害などなど)を伝えるドラマ・・・・
そう思っていたし
最初はそういう感じのエピソードが多いと思っていましたが・・・

まぁ20シーズンにもなれば・・・・色々ありますよね。
それは承知していますがね。

途中までは、見応えありましたよ。
それは、多分私の中では
ベンソンではなくストーンが関わっていたからだと思います。

ストーンのキャシディに対する態度(言動)は
かなり冷静だし、俯瞰的に思えました。

個人的に、キャシディが銃を持ち・・・を止めたストーンが良かった。
さすがアクション俳優!
って、あまり体を張らない(笑)検事局の中で。異例だわ(笑)

しかしベンソンが関わってくると・・・いきなり愛情(友情?)が覆ってしまって。
私が付いて行けなかった要因ですね。

文句付けな感想で申し訳ありません。
私もね、正直・・・・「もう感想書くの、止めようか」とも思うのよね。
でも、本当に「コレは!」って思えるエピもある。
それを見た時は、本当に「さすがだナァ」って感心する。

それを味わいたいから・・・・見るんだよネェ。






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