「Law&Order」が好きだ!!(邪道にて)

海外ドラマ「Law&Order」が好きです。
とにかく叫びたいので、ブログに叫びます。

陪審員の物語

2014-03-28 14:49:51 | その他いろいろ
本の御紹介です。

『私たちが死刑評決しました。』
    フランク・スワートロー
    リンドン・スタンブラー
    グレッグ・ベラトリス(陪審員№1)
    トム・マリノ(陪審員№2)
    マイク・ベルメッシエリ(陪審員№4)
    デニス・リア―(陪審員№5)
    リッシェル・ナイス(陪審員№7)
    ジョン・グイナソ(陪審員№8)
    ジェリー・ザナーツ(陪審員№9)


2002年12月24日クリスマス・イブ
カリフォルニアの静かな街モデスト。
レイシー・ピーターソンが失踪した。
彼女は妊娠8カ月であり、胎児にコナーと名付けていた。

身内だけではなく、多くの人々が捜索に加わった。
そして・・・2003年4月13日&14日、レイシーが遺体で発見された。
同じくコナーも。

そして・・・2003年4月18日、夫であるスコット・ピーターソンが逮捕された。

さて御存知の方もいますかと・・・私は知らなかったが。
アメリカを騒がせたスコット・ピーターソン裁判です。
日本語でも検索可能です。興味のある方はどうぞ。

そして・・・『L&O』でもドラマになっていました。
ちょっと確認・・・S13#23「4組のカップル」ですね。
2003年5月21日初放映・・・逮捕されて約1カ月後・・・恐ろしい・・・(苦笑)
まだ裁判も始まっていないので、詳細は不明状態ですね。

この本は、この裁判で陪審員を務めた方々の物語です。
著作者として名を連ねていますが・・・全員ではない様で。

さて、事件ですが・・・
ピーターソン夫妻は、好青年夫&笑顔ステキ妻の、申し分ないカップル。
そう周囲に思われてきたのですが・・・

では、なぜこの事件に、人々が夢中になったのか?
まるでドラマのような素敵なカップルの殺人事件。
スコットは、レポーター&傍聴人、更には陪審員まで
魅了するほどのハンサムで申し分なしの色男。
妻レイシーは・・・捜索ポスターや写真等しかないが
それでも、笑顔が眩しい、「息子の嫁に欲しい」と親が望む女性。

弁護士は、ハリウッドの有名弁護士。
マイケル・ジャクソン(途中で身を引いたらしい)
ウィノナ・ライダー万引き裁判(これは敗訴)
そしてロス疑惑の三浦和義の弁護もしたとか。
まぁ、ブランドスーツを着こなす、典型的なスター弁護士。

そして対する検察・・・カリフォルニアといってもモデストは田舎町。
その検察官は、地味で実直でスター性など微塵もなく・・・

もう冒頭陳述から「勝負あり」な状態だったらしいが・・・

評決は有罪。そして量刑は死刑。

確たる証拠はない。状況証拠だけに等しい。
凶器、そして動機すら解明されていない裁判。
そしてスコット自身、証言を拒否し、彼の言葉がない裁判でも。

陪審員達にも嵐が。
裁判中に1人、評議中に2人、解任されている(補充陪審員が代わりを)

スコットの愛人の登場。スコットとの会話の録音。
負けが見えた検察に登場したフラダジャー主席地方検察官。
彼女の決して派手では無い、しかし人を説得させる魅力が、功を奏したのか。

そして海に投げ捨てられたレイシーの検視写真。
魚が食い散らかしたのか、レイシーは骸骨になっていた。
医師の証言
「頭部、頸部、上腕、下肢、などがなくなっていました。
 頭がないので、脳を検証することもできません。
 胸も空洞で、心臓も肺も調べることができません。
 腹部も空っぽで肝臓も腎臓もありませんでした」

唯一残っていたのが子宮。
胎児のコナーは、子宮の中で死亡したという。
母体に充満したガスによって、子宮から出されたとのこと。
コナーの写真も。コナーは姿を保っていた。
・・・・子宮に保護されていたのだ・・・・レイシーの最後の力で。

とまぁまぁ・・・まるでドラマ。まるで『L&O』でしょ?
でも本文でも「『L&O』のようにはいかない」風に書かれていましたよ(笑)
序章、他16章ありますが、次の章に行く度に
「チャンチャン!」って音が聞こえる気がしたわ(笑)

陪審員さん方が主役なので、陪審員さん方の感想で話が進みます。
勿論、州によって色々違うのでしょうが、
陪審員席から見た法廷や関係者、そして遺族。
陪審員生活の窮屈さ、そして大変さ。

陪審員選任って、ドラマでは弁護士&検察官が行っていますが
この本では、どちらも専門のやり手コンサルタントを雇っていました。
選任は、特に検察にとって重要なようで・・・
御存知の通り、陪審員12人全員が、有罪としなければ、成立しない。
しかし、弁護側は、1人にだけ有罪に疑問を持たせればいい。
だから、検察側は慎重に慎重に行っていましたね。

選ばれるまでも一苦労。しかし選ばれて嬉しい訳でもない。
そして仲間と対面・・・先ずはニックネーム選び。
どうもニックネームで、互いを呼ぶようですね。

『~TBJ』が、どんなドラマか??ですが
まぁ、ここまで詳しくは描かないだろうし・・・と思っていますが。

私が、オォ!と思ったのは・・・
勿論検察、更に更に弁護側は
やはり陪審員の情に訴えるんだろうなぁ、と思っているのですが。
勿論、この本の中でも、その戦略は取られていますが。
しかし、この裁判の陪審員達は、情もあったろうが、もっと冷静。
しっかり考えていたのには、驚き&さすが、でしたね。

立証責任って、検察なんですよね。
だから弁護側は、何も立証しなくていいし、
検察の提示したものに、反論すればいい訳で。
しかし、この裁判の冒頭陳述で、スター弁護士が意気揚々に語る中で

「・・・(スコットは)冷たい石のようにまちがいなく無実」

こうい表現を使い、検察に挑むような口ぶりだったそうです。

陪審員達は「冷たい石と無実、この2つの言葉が並べて使われるのはおかしい」
と感じたそうです。まぁそれは、単なる言葉の印象かもしれませんが
しかし、何かおかしいと感じた。
そして、その言葉を発した弁護士にも、疑問を感じた。この時は僅かであるが。

さらに、弁護士の挑戦的な態度から
「弁護側が、スコットの無実を証明してくれるに違いない」と
思うようになったそうです。
この思いは、裁判の終盤まであったそうで・・・
「いつ弁護士が、ひっくり返してくれるんだろ?
 いつドラマのように、劇的な逆転劇が起こるんだろ?」
そう思っていたそうです。しかし、それは起こらなかった・・・・

何度も繰り返しますが、陪審員の物語です。
しかし要所要所で、裁判の描写があるので、法廷ものともいえる(勝手に)

興味のある方は、ぜひ!
スッゴク、読み応えあります。
人様の裁判なので、「〇も〇ろいッッ!」は控えましょうね(ウムウム)

最後に・・・本文から・・・
「カリフォルニア州の法律では、死刑判決の出た裁判は
 自動的に同州の最高裁に上訴される。
 しかしそれには、
 第一審の記録すべてを認証する作業を済ませなくてはならない。
 上訴も長い道のりなのだ。
 スコットが死刑に処されるには、まだ20年、
 いやそれ以上かかるかもしれない」

・・・・・・・・・・・・まだスコットは、生きています・・・・
 
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Twitter記事、移動しました

2014-03-25 14:27:02 | その他いろいろ
以前書いていましたTwitterでの呟き感想ですが・・・

カテゴリー「Twitter」から、各エピに移動しました。

・・・・・・・・・・・・・地味に大変でした・・・・(苦)

理由は、まぁ以前から移動したいナァとは思っていました。
S17~20の記事が、殆どなかったので。

で、今回踏み切ったのは・・・
地上波放映で、S17を捜しに訪問されている方がチラホラ・・・

このブログは、まぁ検事長至上主義者の叫び、なんですが、
地味に本家普及も・・・・いや、それは、まぁ言い訳程度ですがね(笑)

ツイで呟いていたんだから・・・・ということで、移動しました。

読んでいただいていた方々は、御承知でしょうが
1日分の記事に、シーズンが入り乱れているものもあります。
つまり・・・例ですが
同じ日付記事に、S17とS5が書いてある風に、ですね。

えっと・・・S17~20を優先で、ということにしました。

だから、S17~20の記事をお探しの方は、
各カテゴリーを御覧になって下さいマセ。

他のシーズンのエピも混在しているモノがありますが
まぁ、御愛嬌ということで・・・・(笑)

では、このように!ってことで(ペコリ)
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シーズン16 #22「最後の手段」

2014-03-25 14:18:03 | シーズン16
えっと・・・・
以前ツイで呟きましたものを、こちらに移動しました。
こちらで、お願いします(ペコリ)

まぁ、この「最後の手段」は、何度も何度も騒いでいますし(笑)

感想をお読みになりたい方は・・・
カテゴリー「S16」と「Best」で、御探し頂けると・・・(丸投げッ)


で、TV東京さんの刑事ドラマ(苦笑)『Law&Order』ですが・・・

まぁ、馴染みの方々では、S17からですね。
S16を放映しないとは・・・勿体ないことですネェ(シミジミ)

ウ~ン、多分「刑事ドラマ」ですので
検察は、まぁ、そんなに・・・でしょうかね??

「1話完結」だから、どれでも同じだろう、とか??

まぁ、それはそれで・・・ですけどネェ。

これは、まぁ私的最高レベルですので。
何度視聴しても、見飽きませんね。
その度に、「アレ?そうだったのかぁ」的発見がある。

さて、アレックスの無残な姿がぁ、ですが。
撮影現場写真で、衝撃(?)な一枚が。
無残な姿アレックス&フォンタナが、楽しげにお喋りを・・・
ウ=ム・・・・何も言わないでおこう・・・・

このエピ検事長は・・・・もう、止めましょうね。
何度も何度も・・・・・でも、言い飽きないわ(笑)

なんかネェ、S14で終了って気持ちが大なんですがね。

このS16のラストも、終わりかぁって気がする。見る度に。
その一方で、ここから始まったって気もしている。
始まりであり終わりでもある。

・・・・・・・・やはり、色んな思いがあるエピなんでしょうねェ。

********************

一度送信して、#21&22の検事長視たら・・・叫びそうになったわぁ(←バカバカバカ)
自然に顔がにやける・・・・アァァ・・・・いつも初視聴時気分なのね・・・・
で、ストーリー追わずに(スマンです)
検事長の顔しか見てないし・・・ホント、そうなんです(←バカバカバカ)

・・・・・・・・・・・・もう、自虐笑みしか浮かばないワァ・・・・・!
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9月7日(土)のつぶやき

2014-03-25 14:05:28 | シーズン16

S16#21仮面の裏:ファルコ再登場で妻子に逃げられてるし。原因は?が私的L&O永遠の謎の1つ(笑)フォンタナとの絡みで、アァお別れなのね、と後に思った。母親に振り回せれ感があるが、実際には父親も結構身勝手。息子がちょっと哀れ。でも殺害者少女怖すぎるし・・・!検察目立たず(笑)


S16#22最後の手段1:このエピの詳細&感想はブログ記事でお願いします。散々喚き散らしていますので(笑)アレックス&フォンタナ退場エピ。アレックス役のAnnie Parisseは、制作側と話し合い「誰が見ても、絶対死んでいる、と思うような死に方にしよう」と合意したとか →


S16#22最後の手段2:まぁこの件は、私的に勝手に思うのですが、クレア退場時に生死不明だったことに由来するのかも。結局ドラマ内では「キンケイドは死んだ」と言及されていないのでは?(と思っているのだが)だから、絶対死んでいる、という姿を目指したらしい。お蔭様で、思惑通りに →


S16#22最後の手段3:あのトランク内での惨い姿・・・結構衝撃的ですが、 Parisse自身は納得&大いに楽しんでいた、とのこと。何度も書きましたが(ゴメン) Parisseの実兄と Waterstonの長女が御夫婦です。切っ掛けが妹&父共演だったら面白いなぁ。実際は知らんが。


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9月5日(木)のつぶやき

2014-03-25 14:04:54 | シーズン16

S5#7私を愛して:妻のミュンヒハウゼン症候群エピ。マッコイが一貫して夫を追及する姿勢が好き。マッコイが妻への不妊手術を主張する部分は、Waterstonが制作側に異を唱え話し合ったという逸話あり。後年カッターに「誰かに止めて欲しかった」と言うエピだが全くそんな雰囲気は皆無(笑)


S5#8選択の余地:当時の上司だった男によるレイプ事件。女性の権利等よりも女性の立場を重く見たような展開で、動きは無いがなかなか良いかと。「恐喝による窃盗(被害者の体が財産)」とマッコイ理論がまかり通る(笑)だがマッコイ最終弁論が全てを語っているかと。妙にお食事シーンが目立ったな


S16#19医者の正義:末期エイズ患者の少女に未承認治験薬を投与したのは、少女を救う為か、それとも医師自身のエイズ療法の為か。無罪だったが難しいエピ。少女の兄の自殺が余計遣り切れなさを感じさせる。そう思いつつ法廷の検事長が素敵過ぎてエピを放置し魅入る幸せを堪能。老マッコイに(笑)


S16#20政界を操る者:潜入捜査中の刑事が殺され、刑事コンビブチ切れ!特に病室でのフォンタナ肘押しシーンに狂喜!検察は知恵比べ風だが、小僧に小馬鹿にされたマッコイがイラッと(笑)「誰に向かって話してる?」「汚れ仕事は人任せの人物だ」はいつ聞いても笑う。ブランチとの論争も楽しいわ


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ち、地上波放映??

2014-03-23 13:34:40 | その他いろいろ
すいませ~ん・・・私は、東京在住ではないので。

えっと・・・・本家、地上波初放映なの?

TV東京さんでって、調べたらあったけど。

キャラ見ると・・・S17からか??

えっと・・・・えっと・・・・どうしてS17から??

・・・・あぁ、オジサン度低下&お嬢さん方登場、だからか?

いっそのこと、S18からの方が、切りが良いと思うのだが。

・・・・・どうして米国視聴率、
シーズン中最も寂しいS17から始めるのか??

検察、1シーズンでマッコイ⇒カッターって・・・・
??????????にならないのか?初視聴の方々は??

ウ~ン、なぜS17からなのか、全く分からん私・・・・
まぁ、いいかぁ。

で、スパドラさん&TV東京さんで
同じような時期に、S17放映するの???フ~ン・・・

あぁ、TV東京さんは、『~LA』を放映していたのか・・・フム。

まぁ、でもS17~20で、終了なんでしょうね。
S1~は、ないと思う・・・・私の考えではね。

カッター・ファンが増えるってことでしょうかね??

私は、どう足掻いても見れないし・・・・まぁ、情報だけ。
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シーズン16 #18「葛藤」<2>

2014-03-22 16:40:22 | シーズン16
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・続きです


フゥ~長くなったわ・・・もう歳だから、疲れるってネェ。
しかし、好きなS16だから、もう少し根性出して!

いつも通り、邪道なドウォーキンに対して
正常に戻すのが、マッコイのお仕事ってことで。
今回のマッコイの最終弁論には、この辺が巧く出ていたかと。

マッコイは、ドウォーキンに警戒心露わ、でしたが(笑)
「もう、こいつの独自理論に振り回されるのは、ゴメンだ」とか?(笑)
視聴者の方々の中でも、そう思う方もいるかと・・・
だって、いつものドラマ、ぶち壊してるんだからネェ。
「また始まった・・・」的思いを持っても、不思議じゃない。

確かに「また始まった・・・」なんですよね。
こう言う風に、独自理論展開弁護士さんは、多々おります。
しかし・・・ドウォーキンの魔術師たる所以は・・・

「もしかしたら、そうかもしれない」
と思わせる「何か」が、あるんですよね~。
あのぉ・・・・陪審員って、
「良い人間でありたい」と思ってるんですよね。
「常識&良識ある人間として、判断したい」って。
だから、必ずしも法に囚われなくても・・・と判断する場合がある。
よく検察が苦々しく言っている「陪審員による法の無視」ですよね。

法よりも、人間としての良識に照らして判断する。
その辺を擽がられると・・・反応しちゃんですよね~。
ただの自己満足的独自理論展開な奴じゃない。
頭が良い&優秀・・・登場時からのドウォーキンへの評価です。

今回、マッコイの最終弁論で、
「(ドウォーキンは)
 皆さんのフェアプレーの精神に、訴えかけているのです」
と言っていますが。
まぁ、私的に、制作側が与えたドウォーキン戦術が
私の読みで合っていたなぁ、という自己満足もあります(照れ笑い)

今回は、マッコイとドウォーキンの会話は、友好的。
・・・・・・・やっと、友情感じたのか、マッコイ(笑)
互いに、感情的には同じようなのだが
仕事では、対立軸にってことかと解釈。
犯罪が、暴力的取調べで解決するのも、良いし。
と思いつつ、大義名分があるのなら
暴力=拷問を許す社会になってもいいのか・・・
・・・・悩むおじさん達・・・あぁ、ランディは若いか(多分)

ドウォーキンの登場エピは、マッコイが反応するので・・・楽しい(笑)
今回も・・・って、過去2回より、大分慣れてきましたが、
楽しく反応してくれたし、仲良くもしてくれたので、
私としては、喜んで視聴できるエピです。

さて、ここでも登場なブラッドリー判事。
私が好きだと言うエピに、何故か多く登場。
最近は、ウォルターなどと呼んでいる時もアリ(笑)

で、ウォルター&ランディ&ジャックのピンチを救ったのは
アレックス姫でした・・・・3人ともホッとした顔して(笑)
ウォルターまで・・・判事だろッ!(笑)

さて、好きなシーンは・・・
アレックスとマッコイのお食事会話で、ドウォーキン乱入時です。
ドウォーキンが、アレックスを誘っていますが、拒否。
そのアレックスの姿を、ちょっと微笑みで見ているマッコイがぁ!!
これは、もう完全に父モードですので・・・好きなんです・・・

それと・・・検事局での、アレックスとマッコイの論争ですかね。
フォンタナの行為等々で、意見交換会。
アレックスを納得させようとするマッコイですが
どうも、自分をも納得させようとしている風が・・・
その迷い風が、良いかと。

あと、ランディの最終弁論時のマッコイ。
ランディにカメラの焦点があるので、背後のマッコイはぼやけ風。
ランディの言葉に、「アァ」とガックリ・・・好きですね~。

ここでも検事長は、楽しい雰囲気で御座いました。
結構笑顔で・・・・イイですネェ。
ここで老マッコイなら・・・
『The Newsroom』では、老々マッコイかぁ??
・・・・ちがう、チャーリーだ・・・私のバカッッ!!(笑)

頭抱えながら、退場します(ペコリ)
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シーズン16 #18「葛藤」<1>

2014-03-22 16:37:25 | シーズン16
えっと~
S16、今初めて真面目に調べています(笑)

今回「葛藤」、現題『Thinking Makes It So』
・・・なんなんだぁ?と調べたら・・・
『ハムレット』の台詞でした。ハムレットの台詞です。
超有名な一節だとか。
まぁ、前後にも言葉がありますので、気になる方は調べてね。

で、意味は・・・
「考えるから、そうなる」「そう思うから、そうなる」
私が所蔵している『ハムレット』(ちくま文庫)では・・・
「主観が善悪を作るんだ」で御座いました。

ブランチとマッコイの会話での、ブランチの言葉でも登場。
由来を知ってから視聴すると・・・
あぁ、ここの台詞かぁ&マッコイ、「ハムレット」って言ってるし。
今回の、ブランチの昔話は、何とか合格、でしたかね?(笑)
何時もの「何故に、ここで、その話を?」色が薄かったし(も一度笑)

さて、ドウォーキン、登場です。
私は、彼を「魔術師」と書いていますが・・・
ドラマ内では、彼をこのように呼んでいたことは、ないと思う・・・
マッコイが「(彼の弁論&言葉は)魔術のようだ・・・・」みたいなことは
言っていたように、記憶しているんだけどねぇ。

エピは、刑事の熱心過ぎる捜査=拷問のような取調べ、が焦点。
相変わらずの、ドウォーキン節が、ですね(笑)

ドウォーキン、最終弁論

「フォンタナ刑事は、ローウェル氏から・・
 “強要自白”と呼ばれるものを得たのです。
 彼は、そう言いました。覚えていませんか?
 いえいえ、皆さん、居眠りをしてはいけない。
 もう一度、私が説明しましょう。
 証言台にいた彼に
 居場所を聞き出すため、虐待行為をしたか・・・私は聞きました。
 その時、Mr.マッコイが顔を真っ赤にして
 偏見を抱かせる、と叫んだ・・・覚えていますか?
 フォンタナ刑事は、虐待行為はしなかったと・・・
 決して否定しなかったのです。確かです。

 私の地元では、否定しなければ・・・その行為の有無は通常・・・
 この偉大なる州の善良な住民として・・・
 そういう行為を、承認してよいのでしょうか?

 皆さんが評議する際に、私が望むのは比較検討です。
 一方はドアを蹴破るフォンタナ刑事。
 もう一方は、礼儀正しくドアをノックするローウェル氏。
 一方は、首根っこをつかんだ者。
 もう一方は、アメを与えた者。
 銃を突きつけた者と、船に乗せた者。
 首をつまみ引きずった者と、手をつないだ者。
 
 3度便器に頭を突っ込んだ者と・・・
 ピザを与え、映画を見せた者・・・

 合法!違法!・・・どちらが?」

単純な動作ですが、両手を効果的に使ったのはさすが!

マッコイ、最終弁論

「皆さんがどう思おうと、今回に事件を審理する場合・・・
 フォンタナ刑事の行為は、除外して考える必要があります。
 法律の定めにより、考慮すべきは、被告人の行為のみです。
 しかし良心ある皆さんが、法廷で聞いたことや
 推測されることを無視するのは、極めて困難でしょう。
 それに弁護人が
 被告人と刑事の行いの、比較検討を求めました。
 皆さんのフェアプレーの精神に、訴えかけているのです。

 悪いことですか?
 いいえ、誰にとっても良いことです。
 公平さがすべて・・・そうでしょうか?
 弁護人の言う公平さに、正義の余地は?
 彼の言う公平さには、他に何も考慮しない。
 しかし正義は違います。 
  
 Mr.ドウォーキンの判断基準では
 レイプ犯と、妻と性交する男を同等に扱う必要がある。
 双方とも、行為は同じだからです。公平です。
 Mr.ドウォーキンの判断基準では
 テロリストの扱いは、テロリストを殺害した兵士と同じ。
 どちらも人間の命を奪ったという意味で、公平です。
 
 Mr.ドウォーキンの判断基準では
 銀行強盗を企て、少女を人質に取った男は
 彼女の面倒をよく見る限り・・・
 少女を救う為に、過度の力を使った刑事よりも
 優遇されなければならない。
 公平ですが、正義でしょうか?

 文明社会の評価基準は、正義の質です。
 この社会では・・・
 誘拐犯と強盗犯は、刑務所に入るべきなのです」

マッコイも、手を効果的に使用。

どちらも、とても親切な最終弁論だったかと。
まぁ、比較するってことで・・・だからかな?


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・続きます(オォ!)
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シーズン16 #17「営利企業アメリカ」

2014-03-21 09:11:51 | シーズン16
えっと・・・戦争ものですね。
で、お約束の軍が介入して・・・アララで終了・・・(ペコリ)

どうでしょ?人気あるのかな?
戦争もの書籍愛読な私は、やはり考えるものがなりましたが。

結局は、一番弱い者にツケが回ってくる・・・
などと考えました。
友人の敵討ちか、と思えども、ンン?分け前欲しさ?
ンン?友人の弟、見捨てる??

・・・・なんか、戦争という背景の元、欲で動いている気がしましたが。
まぁ、戦争自体、そういう部分もあるのですがね。

やはり、メルニックへのマッコイの怒鳴り、ですかね。
まぁ、八つ当たり感もありますが・・・ネェ。
しかしドラマ的には、ここで怒鳴ってもらったから、救われた感あったし。

視聴者も、マッコイ同様、イライラをぶつけたかったんだよ(私は)
出演者の悪な部分を、メルニックが背負うような感じにもなりましたが。

まぁ、マッコイ&メルニック、どちらも互いを熟知なので
マッコイが、メルニックを「売名行為」と断ずるのですから
ある程度は当たり、なんでしょうね。
でも、被告人2人の弁護をするのは、どうよ?と素人ながら思ったが(笑)

メルニック弁護士さん・・・長いですよネェ。
ストーン&マッコイ&カッター・・・全てに登場です。

って、ゴメンなさい。
カッター時代には、登場していなかった・・・
S17登場を、勘違いしていたようです(ペコリ)訂正訂正・・・

・・・私は、マッコイの謎の補佐さんではないか、と思っていますが。
まぁこの時期には、マッコイの補佐がどうの、などとは誰も思わないよね(笑)

では、久々に書き出しを・・・
マッコイの怒鳴り、で御座います。


「・・・自分の売り込みに、依頼人を使うのはやめろ。
 2人を弁護とは、何事だ。
 ・・・自分の力で勝負しろ!
 誰が、この混乱を招いた!
 ・・・・・・
 そこまで無責任な言葉を、聞いたことがない。
 実際には、誰が終身刑に服す?
 有罪になったら、両親に合わせる顔がない」

と、威勢よく怒鳴っていただきましたが・・・
さて、今回は牛山さんにも、怒鳴っていただきましょう(拍手=)
私は、いわゆる「ニューシリーズ」DVD購入&視聴なので
ポチットな!で、あら、牛山さん声が・・・

「スタンドプレーは、いい加減にしろ。
 自分の主張を通すために、依頼人を利用するのはやめろ。
 彼は、別の弁護人をつけるべきだった。
 ・・・ギャンブルなら、自分の金でやれ!
 君の主張など、誰も聞き耳持たん!
 ・・・・・・・
 まったく、
 よくもそこまで無責任極まりない言葉を、口にできるものだ。
 15年から終身刑を受けるのは、
 他ならぬ、君だぞ、ロビー。
 有罪の評決が出たら
 彼の御両親に合わせる顔が、ないだろうな」

さすが、日本語音声は、詳細で雰囲気出ますね。
久々に、牛山さん声を聞きました・・・いや、似合っているなぁ、と。
SWに惚れていなかったら、
日本語音声あるエピは、そちらメインになっていたわよねぇ・・・と思った。

さて、このエピ、ラストのマッコイの言葉に集約されるかと・・・

「振り回されただけだ」

その通り、ですね。
 
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シーズン16 #16「キャリアの代償」

2014-03-20 12:02:44 | シーズン16
これはね・・・初視聴時から、気に入っています。

ソフィア&ケイティ母娘が、全く似てないぞ===はともかく(笑)

焦点が、ソフィアのアリバイになるのですが
それを崩すのに・・・コレですかぁぁ!!と、驚きましたね。

今、米国ファンのレビュー、見てきましたが・・・
綺麗に2つに分かれていましたわ(笑)
好き嫌いがね。

確かに・・・いきなり出すかぁ?という気もする。
それまでケイティを、見せてきたのは、コレですか?てな感じで。

でもねぇ、私は好きなんですよ、このエピ。

マッコイがねぇ・・・親父を許さなかったから。
またソフィアも許さなかったのが。
ここが、好きなんですよ。

まぁ元凶は親父なんですが・・・
ソフィアの呆れ言動も、この親父の暴行の影響大と察するが
しかし我が娘まで、利用する言い訳にはならない。

これが、私の私的読み、なんですが
まぁ検事長・・・というか展開とマッチしたので(ウンウン)
という、単純明快な理由ですね・・・まぁヨイかと(ウンウン2)

これ、ラストの法廷&判事執務室・・・いきなり感満載で。
それまで、ある意味ぬる~い(失礼)展開がァァァ、ですね。
もう怒涛って感じだったわ。

でも、取引なしだから・・
その後法廷で、親父に質問し続けたんだろうネェ。

で、ソフィアは有罪。
オチは、親父の裁判への言及。
「取引きは、しない」・・・・オッ!マッコイさん、ナイス!!と(初視聴時感想)

ただねェ・・・祖父に乱暴され&母親にそれを利用されて・・・
ケイティが哀れだった・・・財産貰っちゃえ==(←バカ?)
・・・などと呟いた次第で御座います。

あぁ、何度見ても面白いワァ・・・
例え、怒涛までぬるくても・・・笑
そして、怒涛の検事長は、間違いなく素敵だった・・・
・・・初視聴時には「ナイス!」「なかなか、良いオヤジだわ」などと・・・
あぁ、あ約2年前に時間が戻っていたら・・・
この辺から視聴中止しておけば・・・こんなバカなことを・・・(ペコリ)
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