「Law&Order」が好きだ!!(邪道にて)

海外ドラマ「Law&Order」が好きです。
とにかく叫びたいので、ブログに叫びます。

9月29日(日)のつぶやき

2013-09-30 05:58:22 | シーズン6

S6#19かばう少年:殺され方に唖然!少年を何とか救ってやろうと頑張るエピ。ブリスコー&カーティスの父親論は注目!面白い。ヴァンの荒業も注目ね。母親を庇う少年に落涙。シフ「母親にどれだけ愛されてるか、現実を見せてやれ」ラスト家裁で母親を捜す少年に涙。マッコイの表情も哀しかったなぁ


S6#20裏の顔:女子学生売春グループを背景の事件。別名「悪知恵大会」(笑)マッコイも娘も悪知恵満載で楽しい。「娘の逃亡費用まで経費に」大陪審での企業腐敗質疑応答はマッコイ節堂々と(笑)しかし誤算は娘盲愛父の存在で。ラスト偉そうに父親を逮捕するも、娘の不敵笑みで負け決定か?ですね



9月27日(金)のつぶやき

2013-09-28 05:50:02 | シーズン17

S6#17偽りの人生:ゲイを理由に解雇された男性の殺害事件。男女構わず手を出す上司の犯行か?ところが上司妻が検察と対決姿勢に。妻のプライドも感じさせてドラマを感じた。ラストの夫の姿も意外性あり。「重犯罪の成功には、協力者が要る」精神的に弱い夫を責めるマッコイ手法が狡猾で素敵だ!笑


S6#18償い1:モデルが無残な姿で殺されている。業界関係者やバスケ選手などに、華麗にクルクルされる刑事コンビ(笑)容疑者としてモデルの運転手が。ストーカーの果ての犯行か。ってことで、最後近くまで振り回されましたね。結局は薬物絡みの殺人で。ラスト、啖呵を切る運転手が哀しいけどね→


S6#18償い2:ファルコ刑事が~Michael Imperioliですね。若いナァ。刑事コンビの会話が笑える。そしてマッコイ格好つけ意味深会話は失笑(ゴメン)したが、27分署バスケ男を取調べ時のマッコイが、素晴らしく難しい表情で・・・見惚れたわ。「先に話した方が終身刑だ」素敵!


S17#15るつぼの街:不法移民問題&宗教対立など並べて・・・強欲で終了。大きく広げて実は欲が動機で、はよくあるパターンだが、各自が問題点を浮き彫りにさせている点が良いかと。コニーの同情も頷けるし。そしてマッコイの非情さも・・・ここ最重要ポイント(笑)酷いよネェ。老マッコイでも


S17#16二度目の対決:マッコイ復讐モード(笑)容疑者の男が、いかにも的嫌な奴なのでラストも納得。で検事長は相変わらずの手段で・・・私は許すがね(笑)過去の妻殺しが常に背後にあって、追い詰めているのは過去?現在?と惑わし感もあり。ラストのマッコイ笑顔・・・もう少しアップで(笑)



9月26日(木)のつぶやき

2013-09-27 06:00:42 | シーズン17

S6#15アンコール:S5#2の続編。前回逃がした男を、追うドラマ。犯人はコイツって分かっているから、追い詰め方が焦点で。妻達を蔑ろにし、結局女性に引導を渡され・・・ギャングが絡んだので?になったが(苦笑)「弁護料がかからず、100万ドル入る」ボーリング場のマッコイの笑顔が可愛い


S6#16家族殺し:別名「探偵マッコイ」(笑)これだけ状況不利な父親ってどうよ・・・結局娘が犯行を計画でして・・・最後のマッコイの推理で終了とは!刑事コンビの地味な捜査が台無しだわ。クレアが友人と共闘が見所?私的には、ポテト食いの検事長がヨカッタが。それとレニーの家庭談義も(笑)


S17#13打ち砕かれた希望:思想信条議論大会。おっと殺人事件もありました~で。事件発端が講演会ですが、何やら事件が後回し感で。キャサディ恋の予感は一体?段々怪しくなるS17・・・(苦笑)容疑者役の方は、ボルジア役Annie Parisseの兄弟。Waterston長女さん夫です


S17#14聖なる殺人1:ゲイの青年が殺害され、新興宗教牧師が容疑者に。ゲイであると暴露されることへの恐れか。とシンプルですが、牧師が殺害を自白する遺書を残し自殺するというオマケで、混乱。夫が自白したのに妻を有罪にできるのか?マッコイの宗教というか考えが結構出ていたようなエピと→


S17#14聖なる殺人2:「地獄を見るぞ。私は反対尋問が楽しみなんだ」マッコイのこの言葉、全編通してお気に入りの1つ。「検事長!ぜひ地獄を!!」などと(笑)被告人が地獄を見る反対尋問はS9#9で登場。ラスト、晴れやかな表情の妻。何やら思案気な表情のマッコイ。この対比が面白いかと。


謝ります&ゴメンなさい1:S17、初視聴時以来真面目に視聴していますが・・・「あんまり~」と思っていたのに、今は「オォなかなか良いぞ」と・・・勿論困ったチャンもありますが。マッコイが大人しくなった印象があったが、酷くて狡猾で喚いて執念深くて配慮がない検事長を見ると、大喜びですわ→


謝ります&ゴメンなさい2:そんな訳でS17良いエピもあるぞ、と。まぁ私の好みにマッチする限りですがね(笑)老マッコイになって、大人な検事長も熱烈大歓迎だが、やはり酷くて狡猾で喚いて執念深くて配慮がない検事長が好きだ=!!こんな奴(私だ)に惚れられるとは・・・検事長にも謝らねば(笑



9月25日(水)のつぶやき

2013-09-26 06:00:03 | シーズン17

S6#13ボルティモアからの刺客:『Homicide』crossoverエピ。NY地下鉄でまかれた金属ヒ素。過去ボルティモアでも同様の事件が。刑事さん方の意地の張り合い(笑)合言葉は「第1級厚顔無恥」法廷のマッコイ法律書ドサッ捨ては有名シーン。最終弁論も陪審員の良識に訴えた御様子


S6#14子を盗む1:ロビネット里帰りエピ。養子先の情報料の値を上げた福祉関係者の殺害。実子の誘拐・・・元薬物依存者の母親の権利か?異人種間の養子問題という新たな視点で。ストーンの「その後」に言及されベン様ファン感涙エピでもある。エピ当時は欧州旅行中。シフ御存知。ハガキ貰った?→


S6#14子を盗む2:ロビの変容に気を取られがちだが、マッコイ本気モードで。大きな問題とするロビに対して、個人の資質を問うマッコイ。評決は審理無効だが、殺害された男性は一体・・・という感は拭えない。「自分のことしか頭にないのだ」マッコイ冷静に吠える。最後雪の中のシーンは、素敵だ!


S17#12善意か売名か1:女優が養子にした子供は死亡し、騒ぎになるのを恐れ別の子とすり替えを・・・いやいや考えるナァと感心。実の父親が銃の暴発で殺人をなどの遠回りもあり、結構見入るエピかと。「彼女はただ・・・何もしない」が最も核心を。「今は早死にした1人の子の話だ」検事長ナイス


S17#12善意か売名か2:初視聴時ビックリしたのがラスト。コニーがマッコイを口説いているのかと?(笑)それもストレートに!(笑)若い娘さんに口説かれて(?)嬉しそうな検事長(違うって)コニー、迫るならカッターにしてくれ~カッターは、コニーにちょっと惚れてる設定なので。頼む(笑)



9月24日(火)のつぶやき

2013-09-25 05:53:12 | シーズン17

S6#9学園の傷:殺人事件が人種間問題に~またこのパターンか?だが結構真っ当なエピ。シフが憤りながら、焦点がぶれない様マッコイに指示していたのがヨカッタ。弁護士、堂々登場したがクールダウンで退場。「君自身の愚かさが、一連の騒動を招いた」審理無効だったが。結構考えさせるエピだった。


S6#1030年前の真相1:30年前の事件に真犯人が?服役中の男性は無罪か?単なる真犯人捜しではなく、当時の事件に関わる人達&当時の法曹人のやり取り等、なかなか骨太&見応えあり、御大シフ戦闘開始。「30年前掘ってやった穴から這い出す気だな。出てくる前に、シャベルで叩け」迫力十分→


S6#1030年前の真相2:男性の当時の恋人の話で、謎は深まる。そして評決は無罪・・・ウムム・・・ですね。マッコイ、今回はサポートに徹する。彼(Waterstion)はサポート役が巧い!と思うのだが(勝手に)駐車場の私服は、マトモというか普通で。まぁいつも通りか(苦笑)でも大喜び


S6#11遺体なき殺人事件1:馬の殺害事件?カーティスの異議あり!も納得ですが、ここから馬の保険金殺人から、資産家未亡人への連続詐欺事件、そして1人の未亡人が殺害されたという疑惑が・・・最初に登場した資産家馬主さんが、おとり捜査に協力する点も、事件の関連性を感じて良かったかと→


S6#11遺体なき殺人事件2:知恵比べ的印象ありで、私は好きですね。クレア役Jill Hennessyの双子の姉妹、代役で登場。どこだ??だから検察はシフ&マッコイ2人メインで。男性陣ギャンギャンは楽しいナァ。マッコイは終始不機嫌でコレも嬉しい(笑)ラストのオチも良く、花丸エピ。


S6#12戦利品:ゴメンなさい。これ、本家エピ中、最も勘弁して~!でして。マッコイ争奪戦なんですが、理由はそれではなく・・・検察の偉そう感がもうMAX嫌で嫌で・・・どこまで偉そうに?男争奪のために、人の人生ぶち壊すな!!です。マッコイの傍聴席キョロキョロだけが救い・・・私的にね。


S17#11亡骸の行方:骨の移植が死因の事件。医療過誤か殺人か?お約束で医療格差が焦点で。派手では無いが、あなたならどうする?的リアル感あり。法定、反対尋問でマッコイ、かなり熱が入っていたような。結果は無罪。放心マッコイ。しかしラストは、自問自答と共に視聴者考えろってことね。アァ



SW IN 『The Killing Fields』 再び 追記

2013-09-23 15:46:15 | SW
感想など・・・・・

先ず思ったのは!!
恐るべし!アカデミーの遺恨!!
いや~・・・『アマデウス』ファンの方が読まれると
「何なんだ~!」ってお思いになるかも。
いやいや、広いお心で接していただけると、有難いかと(一礼)

<1>で、書き忘れたのですが(ゴメンなさい)
SW、『アマデウス』のオーディション、受けていたんですよ。
役は・・・主役?準主役?両方??情報錯綜・・・
まぁ結果的に、残念だったのですが。
で、SWはこの作品で、アカデミー主演男優賞ノミネートで。
でもオスカーは、『アマデウス』主役の方で。

まぁ、やられた!!ってことなんでしょうが。
まぁ、こういう事は勝った負けた、で語るかどうかって気もするし。
そりゃ、賞を受賞すると、その後の仕事等にも影響するし。
悪いことではない。しかし、負けた、とは違うかもしれない。
と、私が書いても、仕方ないのでしょうが(苦笑)
当の役者さん方は、それを踏み台にして、次に進むんでしょうかね・・・

で、このインタビューを記事にしたのは・・・2つの理由からです。

先ず、作品の理解に役立つかとって事。
鑑賞した1人1人が、自分の思い通り考えれば良いのでしょうが
制作側の意図を知るのも面白い。
自分で気づかなかった部分の事を、教えてもらえる可能性もあるし。
私、結構、制作側の話、知るのが好きなんですよ。
だから、この手の本や映像、好んでます(ウンウン)

『The Killing Fields』、ドキュメントを基にした作品です。
インタビューで語られている通り、創作部分もある。
そういう部分も知りたいと思いました。

また、後半残されたプランの、過酷な運命が語られます。
公判の殆どが、プランの描写です。
私、以前書いた感想記事で
「原作であったとされるシドニーの苦悩を、描いた方がよかったのでは」
風に書きました(って、読み直してきました・笑)
その方が、プランとシドニー、両方の苦悩が出て、物語が一方方向ではなくなる。
そう思ったからですが・・・
カットされていたようで・・・
検事長!!カットが多いですネェ(by『Nixon: Director's Cut』)(涙目)
・・・もし将来完全版が出たら・・・買うわッ!(断言)

そして理由の2つ目は・・・
当然!Sam Waterstonの情報は無いか?ですね(ここが最重要ポイント・笑)
購入する前に調べて、特典映像にWaterstonは出演していないのは、分かりましたが
プロデューサーのインタビューから、ちょっとでも出るかも、と期待して購入。

・・・・・・・期待以上で御座いました!有り難うございます(誰に?)

ココで語られているWaterston、とってもイイ人ですよね。
いや、違う、とは言わんが、ね(苦笑)
でも、手放しで「ネッ!こんなにイイ人なんですよ」とも言わんし(検事長、ゴメン)

大作映画で初主演・・・当然成功したいと思ったハズで。
自身の成功のためには、作品の成功が不可欠。
しかし、もう1人の主役は、演技未経験の素人。
こりゃ、困った、と思ったでしょうネェ(当然推測)

しかし、素人のハインから演技を引き出すのが、最重要課題。

私が、Waterstonらしいナァ、と思うのは・・・・
ハインの演技に関することを、制作側の責任だけにせず
(だって、キャスティングしてきたのは、制作側だしネェ)
自分もできる限り、協力しようと思い、行動したことです。
勿論自分の成功のため。もあります。
しかし、そのために自身が汗をかくことを厭わなかった。
ココが、「らしいナァ」」と・・・・!

・・・・・まぁ、もっと私的正直に書きますと・・・
自分で行動したい人なので・・・ジッとしていられなかったかと(笑笑笑)

しかし、結果、ハインの演技は称賛を得ることに。

また、物語の中で、プランがシャンバーグを慕うシーンが多数あります。
それは、友情なのか、仕事なのか、頼りにしてるのか、分かりませんが。
実際に、ハインはWaterstonを頼りにしていた。
その思いは、間違いなく物語の中で、感じることができるとかと。
視線、表情、腕をかけたり、手を置く仕草等々・・・
こういう思いが出ているから
プランが置き去りになった時、観客はシドニーに怒るのでしょう。

ハインとWaterstonの関係は、プラントとシャンバーグに投影されている。
それも、作品の成功の要因の1つだと思います。

さて!
このインタビューを、頭に置きながら鑑賞すると、また異なることが見えるかも。
まぁ、内容な酷なものですので・・・みんな、見てね~とは言いませんがね。

宜しかったら、是非!!
検事長、40代前半で、汗だくで頑張っております!!

SW IN 『The Killing Fields』 再び<4>

2013-09-23 15:45:32 | SW
続きです・・・・・・・


・・・・・・・・・・・・・・・

ハインの政治的な発言について、議論したことを

P「(ハインは)共産主義についての映画だと言ったんだ。
 クメール・ルージュの残虐さを非難する映画ではなく、
 共産主義を非難する映画だと。
だから、彼と議論した。彼が状況を単純化しすぎてる、とね。
それでは、人に理解してもらえない。
共産主義は、複合的なものだ。
これは共産主義ではなく、ゆがんだイデオロギーの結末だ。
マルクス主義から、かけ離れた思想が、
クメール・ルージュの残虐行為につながった。
確かに彼は政治的になった。
でも政治家ほど、政治に精通していたわけじゃない。
母国を取り戻したかっただけだ。
残虐行為が誤りだったと、世に知らしめたかったんだ・・・」

パットナムが活動しているユニセフについて・・・


I「キャストの話になりますが、ジョン・マルコヴィッチが出演してますよね。
当時の彼は、シカゴ以外では無名だった。」

P「この映画は、多くの人にとって初めての映画だった。
 ブルースにとっては、初めて映画化された脚本だし
 マイクがオペレーターを務めた初の映画だった。
 たくさんの人が、映画に新風を吹き込んでくれた。
 マルコヴィッチとサンズにとっても、初の映画。
 サムにとっては、初の大作映画での主演。
 それまでに演じた一番の大役は、オッペンハイマー役だった。
 私が最も経験豊富な人間の1人だったよ。
 まだ42歳だったのに(笑顔)」

I「ウォーターストーンは、『オッペンハイマー』で主役を演じました。
 あの手の作品に出るということは、政治に関心を持っていたはず。
 どうやって出演交渉を?
 お金を出す側を、どう説得しましたか?」

P「サムはすぐOKしてくれた。
 スケジュール調整に、少し問題があっただけだ。
 彼の主演を、スタジオ側に納得させる方が大変だった。
 不運なことに、脚本が他の代理人たちの手に渡って、注目を浴びてしまった。
 あんなことは二度とない。
 アラン・アーキンやダスティ・ホフマンから連絡をもらった。
 脚本を読んだか、代理人から話を聞いて“興味がある”と。
 私ではなく、ワーナーに連絡してきた。
 だからサムを売り込むだけではなく、
 他の俳優じゃダメと示さなきゃならない。
 そこで策略して、この撮影がいかに危険かを、誇張して伝えることにした。
 危険なロケだと、強調したんだ。
 タイとカンボジア間の国境での撮影もあったからね。
 努力の甲斐があって、スターたちは去ってくれた」

I「撮影前、主演の2人は、実際の2人に会いましたか?」

P「ああ、会ったよ。でも深く関わりすぎないようにした。
 実際の2人は、ロケ地に来させなかった。
 ・・・・・・・
 俳優たちが、自分の役割を誤解してしまうんだ。
 接近しすぎた時が、何回かあった。
 実際の当事者たちに、接近しすぎたんだ。
 おかげで、俳優たちが動揺したし、私の方も・・・
 監督のやり方に、任せればよかったのに、事実の再現を望んでしまった。
 この映画では、感動的なシーンは、事実から離れている。
 その好例と言えるのが、プランが田んぼで作業しているシーンだ。
 非常にドラマチックなシーンにした。
 本当は大勢で作業したかは知らないが、うまくいった。
 実際は、少人数で作業してたからといって
 20人に減らしてしまっては意味がない。
 全体主義の中で、一斉に働く姿を見せたかったんだ。
 だからエイゼンシュティンが好きなんだ。
 (ソビエト連邦の映画監督)
  彼は、事実の再現はしない。
  事実を詩的に描いて、ドラマ性を高めたんだ。
  我々も事実のドラマ性を高めて、人を感動させたかった」

・・・・・・・・・・

I「音楽についてですが、大げさすぎず、さりげなく使われている。
 どうやってバランスを保ったのですか?」

P「プロデューサーとして、音楽には気を使ってる。
 音楽のセンスが良くない監督が多いんだ。
 彼らは、不釣り合いな音楽を選びがちだ。
 マイク・オールドフィールドに頼んだ理由は・・・
 この映画では、武器や軍用機を多用してる。
 装甲車がしょっちゅう出てくるし・・・騒々しいしね。
 だから・・・機械的な音楽を作ってくれる作曲家を探した。
 『チューブラー・ベルズ』には、それがあったんだ。
 一貫したテーマがあるが、耳障りな音も入ってる。
 マイクに打診したら、引き受けてくれたが、
 彼が拠点をスイスに移したので、不便この上なかった。
 ほとんどがいい曲だった。うまくいっていない個所が2つある。
 プランが、山の中を逃げるシーンだ。
 病院に着いた時の音楽が、あれでいい。
 その前の方で、音楽が効果を発揮していない部部がある。
 うまくいっていない。

 それに『イマジン』をつかったせいで、こきおろされた。
 あの年・・・雑誌で“文化的最高と最低賞”が発表されて
 『イマジン』を使ったことが、“最低賞”を受賞した。
 いくつかのバージョンを作ってみたが、『イマジン』が一番しっくりきてた。
 雑誌でそれが発表された当日・・・『イマジン』が世界中で1位になったんだ。
 あの日車に乗ってラジオを聞けば、『イマジン』が流れてた。
 だから、間違っていなかったんだ。
 それに、この映画は強烈だから、
  観客は最後の方で、聞き覚えがあって心地よい曲を欲していた。
  それは確かだ。他の曲も使ってみた。マイクの曲も含めてだ。
  でも、騒々しい音楽で終わらせたくなかった。
  緊張を和らげたかったんだ。
  世界中で、何回もこの映画を見た。
  選曲は間違っていない。あれでよかったんだ。
  オールドフィールドの曲も、よかった」


・・・・・・・・・・・・・・・

I「マルコヴィッチの話に戻りますが・・・
 見る人は、彼にある種の期待をすると思うんです。
 彼はリプリー役にぴったりですが、この映画では全く違う。
 なせ彼を選んだのですか?」

P「最もキャスティングが難しい役だった。
 ロッコフは全く協力的でなかったばかりか、シドニーが嫌いだった。
 変わった男で、面倒なことは消えてなくなればいい、と思っている。
 予測不可能な演技をして、少し危ない男を演じられる俳優が必要だった。
 ジョンは、どういう演技をするか分からない。
 本番でも“そう来たか”と思わせるような演技をする。
 彼は、期待に応えてくれたし、映画に入れ込んでた。
 脇役の俳優たちから、崇拝されていたんだ。
 ギャングのボス、みたいにね。
 2つのグループがあった。
 プランとサムは、夜に繰り返して稽古してた。
 いや、ハインとサムだ。繰り返し稽古してた。
 それにジョンを囲んだ、大きなグループができた。
 彼らは、ジョンの自由な点に救われた。過酷な撮影だったからね」

・・・・・・・・・・
編集について

I「そしてついに・・・プレミア上映となりますが、それはイギリスで?」

P「プレミア上映は、ニューヨークでやった。
 もっと大事なのは、シドニーとプランに初めて上映して見せた時だ。
 2人は前の方に座ってたが、映画が終わっても黙りこくっていた。
 10分は、黙っていた。
 シドニーが、やっと立ち上がって、家族といたプランの方へ向かった。
 そして・・・家族全員が立ち上がって輪になり、泣き始めたんだ。
 ローランドと私はとジムは、座ってた。
 彼らは泣き、そして帰っていった。本当に感動的な反応だった。
 映画の成功を確信できた。
 誰も、映画の貪欲さを批判しなかった。
 キッシンジャーからは、政治的に偏ってると非難されたが、
 映画の迫真性や正確さを非難した人はいなかった。
 当事者がまだ生きていると、普通は賛否両輪となるものだ。
 でも当事者全員が、真実が正確に描かれていると認めた。
 私が作った中で、これを超える作品はないと思う・・・・・」


インタビューは以上です。次は感想を。
 

SW IN 『The Killing Fields』 再び<3>

2013-09-21 09:17:47 | SW
続きです・・・・・


・・・・・・・・・・・・

また撮影をタイで行ったことにも触れる。
当時タイは軍が権力を持っており、軍の全面的協力のお蔭で
道路を封鎖したり等の、最良の環境で撮影できた、と。

I「クメール・ルージュが出てくることで、タイから何か反応は?
 ロケ地にカンボジア難民はいましたか?」

P「(頷きながら)出演したカンボジア人は、全員カンボジア難民だった。
 カンボジアには行けない。赤十字のシーンを撮るために、近くまで行った。
 カンボジアのすぐ近くまで行ったが、
まだポル・ポト政権だったから入れなかった。
タイ人は、世界に対して、国境付近の惨状を見せたがっていた。
難民が大量流入してきたことは、彼らにとって大問題だったんだ。
 国境付近で、偶然非常に悲しい光景を見た。
 2000人がカンボジアに送り返される光景だ。
 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によってね。
 私が今ユニセフで働いているのは、
UNHCRの仕事ぶりに感銘を受けたからだ。
国連の人たちは、強くてしかも思いやりがあった・・・・」

I「それを目撃したことで、この映画の重要性を再認識しましたか?」

P「この映画の面白いところは・・・・後のウクライナ大統領とこんなことがあった。
 1885年にキエフでこの映画を上映。好評で上映後に質疑応答があった。
聞かれたのは、ウクライナのことばかり。
当時のウクライナは、東西に地域差があって、
宗教や経済、政治の問題を抱えてた。
その後学校でも上映して、国が分裂する様子を見せて、すごく効果を上げた。
オレンジ革命の時に、内戦の可能性が全くなかったのは、
『キリング・フィールド』を通して、
“内戦はよくない”と教え込まれたからだ。
フィリピンの学校でも、同じ目的で上映された。
イラクでも、上映するといいかも・・・・」

・・・・・・・・・・・・・

P「・・・我々は、キリング・フィールドとプランの体験を
 想像を膨らませて、描かなきゃならなかった。
 彼が人骨の中を歩くシーンは、フィクションだが、
 恐ろしさを描写するため、誇張したフィクションだ。
 ヒントになったのは、アウシュヴィッツについての映画『夜と霧』だ。
 何回も見た。
この手の描写は、一歩間違えればモダンアートのように見えてしまう。 
骨の山が、抽象作品のように見えてしまうんだ。
『夜と霧』で印象的なのは、折り重なった遺体が映っているシーンだ。
その中にいる魅力的な女性の遺体の髪が、そよ風で揺れているんだ。
そこにあるのは、死なのに、動いている。
・・・・・・・・・・・・・
(『キリング・フィールド』で)
水の流れで、手の骨が動いて見えるシーンがある。
身の毛のよだつような人骨だらけのシーンなのに、
手が動いているように見える。
その出どころは、『夜と霧』だ」

I「どんなひどいことが起こっても、人生は続いていく。 
 主役のハイン・S・ニョールは、この上ない演技を見せてくれましたよね?」

P「その通り」

I「どこまで意識してましたか?
 いい演技が必要であると同時に、彼に対する気遣いも必要でしたよね」

P「それに関しては2つある。サムが重要な役割を果たした。
 彼はシドニーそのものだったんだ。俳優の中の俳優で、監督でもある。
 サムがハインに演技指導をした。
二人三脚で、ハインから演技を引き出したんだ。
いつもハインを助けて、リハーサルしてた。
主役が昔ながらの映画スターで、演技は競争だと思っている俳優だったら
ハインは、あそこまでやれなかった。
ハインの好演は、サムのおかげだ。
でも、ハインは体験者でもある。
彼からよく“もっとひどかった”と言われた。
私が、“観客に見せるんだから、これ以上ひどくできない”と答えても
“もっとひどい”と。
確かに彼は体験者だ。絶望的な経験をしてきた。
彼の婚約者は、彼の腕の中で死んだ。
配給された食べ物を彼に与え、自分は餓死したんだ。
すごく痛ましいことに・・・・
ハインは、ロサンゼルスで、ギャングに殺された。
ヤツらは、彼の十字架を奪おうとして、渡さなかったから殺された。
まるで映画のような、すごい話だよ。
婚約者の形見を渡さなくて、命を奪われてしまった」

I「映画よりすごい」

P「その通り。
どんなに苦心して脚本を書いても、事実はそれをはるかにしのいでしまう」

I「映画を作ることで、ある意味でハインの過去が清算されたと思いますか?」

P「つらかったと思う。プラン役の俳優を探すのは、大仕事だった。
 キャスティング担当のパットは、アメリカ中のカンボジア人に会いまくった。
 サンディエゴで結婚式があったんだ。
 その時パットが、披露宴でスピーチしてたハインに目を付けた。
 彼は医師だった。
 出演を依頼したが、
カンボジアでは俳優の地位は低いから、興味を示してくれなかった。
コミュニティー全体の力を借りて、彼を説得したんだ。
彼は重い責任を感じながら、演じていたと思う。
母国を背負って、演じてた。自分の実体験を再現するんだ、とね。
過去の清算どころか、すごくつらかったと思う」


・・・・・・・・・・次回へ

9月20日(金)のつぶやき

2013-09-21 05:42:20 | シーズン17

S6#7屈辱:夫を守ると思われた妻の証言は・・・度重なる夫の浮気が動機の殺人。クレア、殺人事件初担当だとか。なかなか頑張ってると好印象。制作側も、マッコイとの恋愛モードではなく、熱心に仕事する野心家の若手とすれば、良かったのにナァ。男性陣、夫に同情的でソワソワ特にブリスコー(笑)


S6#8天使のために1:再視聴すると、面白かった~。動きは少ないが、若い母親の孤独感や神学論、それに「策略家かマヌケか」不慣れ弁護士(笑)が。カーティスが子育て談義に夢中(?)そしてマッコイ、小馬鹿にした表情が徐々にムカッ。自身が小馬鹿にされたのが、やっと理解できたようで(笑)→


S6#8天使のために2:このエピ、マッコイとクレアが愛人関係にある!という証拠シーン(?)があるとか。さぁ、どこだ?。私は知っているから、「これかぁ?」って思うが。あっという間で見落とす&証拠?という感じ。この2人をカップルにしたいファン、米国では断然多い。制作側の思うツボ(笑)


S17#10役員室への道1:盗聴問題&娼婦との関係で脅された大手企業女性CEOの指図か?裕福な生活を失うことを恐れた娼婦の単独犯行か?とエピは、何となくグルグル。いつの間にか女性の社会進出が焦点に。女性CEOの性格も焦点とは・・・ばらまき過ぎ感は否めない。収拾つかない状態かと→


S17#10役員室への道2:面白セリフあり「お二人は若くて美しい女性が、中年太りの髪の薄いオヤジを好きになるはずがないと?」「言ってて悲しいが、あり得ないね」マッコイの笑顔がキュート!ラスト、コニー上司を無視(笑)で不機嫌風「罪悪感で眠れない?」「ぐっすりだ」そうだろうねェ(笑)



9月19日(木)のつぶやき

2013-09-20 05:53:58 | シーズン6

えっと~『L&O』は、実在の事件をモデルにしているのは、御存知だと思います。ここでは、その事件等に関することは書きません、というか書くスペース無いし(笑)探すと出ていますので。


S6#5洗脳:誘拐され犯罪を犯した女子学生。誘拐犯への恐怖&身を守るために犯罪に組したのか?自身の意思か?警察、サスペンス&バイオレンスだ。女子学生を追及するマッコイに非難集中(笑)「娘は母親の当てつけで殺人犯になったのか。母親のせいで強要に対抗できなかったのか」ラストは温情です


S6#6パラノイア~妄想の敵1:アレって思った方、大正解!エピにも力強さ無いし(ゴメン)コレ、実はS6初回放映予定のエピで。何故放映順が変更になっかたか謎(非公式ガイドより)警察パートのカーティスを見れば、お分かりかと。紹介風&レニーと気が合わんは初回お約束。家族職場訪問も!→


S6#6パラノイア~妄想の敵2:エピは、元気弁護士に助けられた風。マッコイとの共闘作戦は楽しかった。で、検事長、モテ男モードでビックリしたわ(笑)検察も、何となくチグハグ風かもだが、初回と思えば納得か。事件よりも、主要キャラ見せます、といった印象だし、ラストスッキリ感無かったなぁ