「Law&Order」が好きだ!!(邪道にて)

海外ドラマ「Law&Order」が好きです。
とにかく叫びたいので、ブログに叫びます。

本家S21ー7「行き過ぎた教え」

2023-01-31 13:14:32 | シーズン21
富裕層家庭のの生徒の多い私立学校。
校長ヘンリー・グリーソンが銃殺された。
という事件ですね。

校長グリーソンが、差別撤廃に関して厳しい姿勢で臨んでいたということで
不満を持つ保護者も複数いたことが分かる。
中には表だって敵意を見せる保護者もいたようで。
そのことも踏まえて(ってコレしかないけど・笑)
刑事コンビ、バーナード&コスグローヴは、お約束の論戦に。

バーナード&コスグローヴ
「・・・マヌケな歌のせいで退学とはな」
「許せというのか?」
「彼らは歌詞通りに歌っただけだ」
「そんなことは関係ない」
「じゃ禁句なら歌詞に入れるなよ」
「これだってもっと複雑だ」
「わかった、じゃ教えろよ。
 なぜ白人の子が、好きなラップを歌うとマズいんだ?」
「Nワードを白人が使う正当な理由は、絶対ないからだ」
「・・・・・・了解だ」

です。

複数の保護者や生徒が容疑者として浮上するが。
真の容疑者となったのはベネット・リチャードソン。
容疑者のひとりであった生徒のクーパーと喧嘩をし、
事件の夜、クーパーと決着をつけようと呼び出していたのだ。
銃を持って現われたベネット。
驚くクーパー。そこに校長が現われ・・・ベネットは校長の胸に銃弾を・・・

となりましたが・・・
ベネットが17歳ということで、コレがアレコレ葛藤なのか?
と思いましたが、アッサリ解決でしたね。
んじゃ、どこだ?
裕福家庭の保護者のやりたい放題なのか?と思いましたが
まぁ、路線的には同じでしょうかね?

つまり「男らしさ」ということを息子に求めた父親って方向に。
ベネットの部屋は、壁に日本のマンガのイラストでしょうかね?
貼ってあるのか?描いてあるのか?
日本語、ありましたよね。吹き出しの言葉みたいに。

つまり・・・マンガやイラストを描くのが趣味のベネットで。
喧嘩相手のクーパーは、成績優秀&スポーツも上々。
奨学金で学んでいるが・・・そこも父親ジョンは気に入らなかったのかしらね。

喧嘩相手のクーパーに負けるな、勝て!という言葉に
ベネットが選んだのは銃・・・という展開で。

学校でも精神的な不安定さを指摘されつつも、
適切な対処が為されなく、「勝て」一点張りな父親の言葉。
「父に認められたい」為の行動のベネット。

うん、こういう展開は、見ていても面白いし。
今回も面白いと思っています。

ベネットの精神鑑定やその他を考慮して、
適切な子育てではない。これは虐待ではないか、路線の検察。
ベネットではなく、父親をターゲットに変更する。
しかしベネットの証言が必要だ
ベネットの弁護人は免責を要求。無罪放免に。・
だって・・・自分が助かるために父親を売るってことになるのだから・・・

検察トリオ(うぁ、この言葉書くの何年ぶり?笑)
「父親を起訴するのなら、息子を放免せねば」
「父親も罪深いが、実行犯より罪深いのか?」
「父親のせいで息子が銃を持ち、校長が殺されたんですよ」
「それは分かるけど、ベネットの裁判は勝訴が確実だわ。
 それに対して、父親の裁判は微妙よ」
「しかも情緒不安定な17歳の証言が前提だ。
 もし父親の裁判で負けたら、2人とも無罪放免だぞ」
「しかし問題のある子供を収監しても、学校での銃乱射事件は防げません。
 この10年で明らかになっています。
 もっと別のアプローチを試すべきですよ。
 介入すべき大人に、責任を負わせましょう」
「・・・選挙演説なら上出来だが、コレは違うだろ。
 法律に従い、被害者に正義をもたらすんだ」
「勝てます、ジャック・・・」

父親ジョンの裁判となり、ベネットは父親の不利な証言をすることに。
検察は免責を与え、証言させることに。
もし証言を拒んだから、法廷侮辱罪となりグリーソン殺害容疑で裁判にかけられる。
と検察に前もって釘を刺されていたが・・・
やはりベネットは証言を途中からできなくなる。

途中退席となるベネット。
ジョンの弁護人は反対尋問ができない。
なので・・・ベネットの証言全てを取り消すよう申し出る。
判事は了承。
陪審員は応えた範囲のベネットの証言を考慮しないよう指示される。

焦る検察(だよね)
今度は、母親に証言させようと画策する。
息子に為に夫に不利な証言を。
当然断る母親だが・・・

「・・・協力しないと、ベネットが殺人で裁かれることになります」
「・・・私が証言したら?」
「ベネットは裁かれず、本件が終わればあなたと家へ帰れます。
 ・・・グリーソン殺しの罪を誰かが償わねば。
 ベネットか、父親のジョンか。
 我々検察はジョンを望みますが、選ぶのはあなたです」

悩む母親だが、最後には証言すると申し出る。

んで、夫婦間の会話の秘匿特権~~~~~ですね。
あ~懐かしいわ~
これで検察は何度「アレレ」となったやら。
これで被告人は何度逃れられたか(笑)

しかし今回は、子供への虐待は被告特権にならない~が採用されました。
母親が夫に不利な・・・って弁護人の反対尋問も良かったけどね。

S21になってから、反対尋問や最終弁論あっても
「どっちでも転びそう」な事が多くて。
今回も無罪でも通りそう、とは思いましたが有罪でした。

法廷から立ち去ろうとするプライスに母親が
「地獄に墜ちろ」と。
全くその通りで。

サクサク進んでいますが、法定の手続きやアレコレは、ちゃんと踏んでいたと思います。
ただ、この家族の葛藤等々を描ければよかったかなぁ、とも思うし。
ベネットは仮釈放になっていたのだから
自分が刑に服さないために父親に罪を・・・話は
当然家族に共有されていたことでしょうに。
家族のシーンは見せなくいて良いから、
父親&弁護人が、検察に殴り込む(?)シーンとか。
母親が夫と息子の関係性に何か違和感・・・持っていたエピソードなど。
その辺を描いていたら、もっとドラマに濃さをもたらしたかも。
と思いました。

今回の最大の見所は!!!!
プライスが「ジャック」と言ったこと~。
いや以前から言っているだろうが、字幕に出たから(笑)
ココが今回の最大の見せ場、でしたね。

うん、ちょっとおバカさんがでてきたかな~(笑)



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