「Law&Order」が好きだ!!(邪道にて)

海外ドラマ「Law&Order」が好きです。
とにかく叫びたいので、ブログに叫びます。

SVU S19-11「男性社会」

2018-08-30 13:01:26 | ~SVU S19
大陪審 バーバの弁論

「(陪審員、特に女性を指差したり、顔を見たり)
 “今日の話を理解していませんね”
 “あなたは賢くなさそうだ”
 “その服はなんだ。慈善団体の寄付か?”
 “あなたは仕方なく、ここに呼んだ”
 “あなたの票は、他の人の票ほど価値はない”
 “役立たずだ”
 
 ・・・・・・・・・・・・
 オプティマム航空の社内には、こういう空気が充満しています。
 隣の部屋の男性社員は、女性の半分の労力で倍の給料を稼げます。
 女性が、どんなに昇進を待ち望んでも
 上司のゴルフ仲間に先を越されます。
 苦情を申し立てても、クビにされるか笑い飛ばされるかしかない。

 その理由は?
 最初から嫌々女性を雇っているからです。
 女性社員は長年我慢し、やがて慣れてしまう。
 単なる“割り切り”では済まないことです。
  
 この会社では、女性社員は尊厳を奪われる。
 嫌がらせをする男性や、それを黙認する男性が、そんな体質を作った。
 女性を軽視することや侮辱することが許され
 レイプまでもが許される体質を、です。

 法律では、他人の財産を奪うことは罪とされます。
 私は今日この場で、はっきり申し上げます。
 
 オプティマム航空は
 女性社員たちから 尊厳 自信 自尊心を奪い取りました。
 それらは財産だと思うでしょ?
 (陪審員に向きながら)あなたも、あなたも、あなたも・・・・

 ・・・・・オプティマム航空を重窃盗罪で正式に起訴することを
 認めてください・・・・・」


原題『Flight Risk』= (犯罪者の)逃亡、高飛びって意味がメインです。
資金、国際結婚に関して使われる場合もあるようで。
今回、事件の舞台が航空会社だし、
文字通り飛行機の中の事件がドラマの始まりでして・・・ですね。

オプティマム航空機のフライト中に事件発生。
副操縦士であるタラ・シドナナが、コクピットに立て篭もってしまった。
操縦士であるカーターがトイレに行っている間に。
タラは、飛行機をNYへ戻すつもりだ。
揺れ続ける飛行機。悲鳴があがる。
カーターそして乗客たちは、なんとかコクピットへ・・・
そしてタラは拘束される。

乗客を救ったカーターは、英雄として世間に迎えられる。
一方タラは、アラブ系ということから「テロではないか?」と騒がれる。
FBI登場・・・
しかしSVUには異なる連絡が入る。
タラがレイプを訴えている、と。

タラの話を聞く。
タラは、以前カーターからレイプされた、と。
ショックでしばらく仕事を休んだ・・・
会社にも訴えた。しかし会社は・・・昇進を早めると。
今後カーターと一緒に仕事はさせない・・・だから穏便に、と。

一旦はその条件を飲んだタラ。
どうしても操縦士になりたかった。
しかし会社は、約束を守ろうとしない。
またカーターと組ませている・・・・カーターの側にいたくない!
そう思うと我慢できなかった・・・・
だから飛行機をNYに戻そうとしたのだ、と。

結果的にタラは、乗客を危険に晒した。
連邦犯罪で有罪。2年の服役が決まっている。操縦士の資格も失った。

カーターを起訴する。
しかしタラは、乗客を危険に晒した罪がある
反対にカーターは、乗客を救った英雄だ。
カーターは、当然自分の罪を認めない。
ベンソン、こういう男は必ず前歴がある、と。
その通りで・・・オプティマム航空と退社したジーン。
退社の理由は・・・カーターからのレイプだった。

万事休す。カーターの弁護士は取引に同意する。
第2級レイプ罪2件で10年の刑・・・

しかしバーバは、オプティマム航空を起訴すると言い出す。
女性蔑視だから、では起訴できないとベンソン。
バーバ、大陪審に賭ける、と・・・・

大陪審の結果、起訴が認められる。
女性スタッフの証言。会社全体が女性を低くもているのだ、と。
パワハラ&セクハラなど、日常茶飯事・・・
会社に訴えても不利益を受けるだけ。
だから・・・・何事も無い様にやり過ごすしかない・・・・

社長秘書の女性もバーバのもとへ。
社内の極秘文章・・・・女性の能力を低いと断定する文章・・・


流れは、こんな感じでしたね。
カーターが、あっさり有罪になったので・・・・今度は会社か?
と思ったら・・・・そうなりました(笑)

本家みたいだねって。
マッコイなら言い出しそうだわって思ったがね。

う~ん、振り返ってこのエピ見ると・・・
やはり「バーバ退場の伏線ですかね?」と思ってしまうね。

どこか・・・通常の手法の限界を感じて・・・って。

それとラスト、フィンとドッズの会話・・・
フィンが見せた、あの意味深の書類はなんでしょ?
と???を持ちながら~終わりましたわ。



 
 
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SVU S19-10「マーメイド」

2018-08-27 15:23:37 | ~SVU S19
ウ~ン・・・逃げたナァって印象(ごめん)

バーバが急いで飛び乗った裁判所のエレベーター。
判決の予想などをチラッと携帯電話で話して・・・同乗者の女性に声を掛けられる。

女性は2人連れ。今回の事件の陪審員だったと判明する。
バーバは、自分の落ち度でミスであると認める。
判事は御立腹・・・意図的であるのならば・・・容赦はしない、と。

原題『Pathological』 病理学上の、という意味もあるが
精神疾患、異常な・病的な、という意味もある。
み~んな、当てはまるような気が・・・しません?

それに反して、邦題の綺麗なこと・・・・どうよ???(ごめん2)

元ネタは、ディーディー・ブランチャート事件、だそうです。
宜しかったら・・・・ググって下さいマセ(ペコリ)

代理ミュンヒハウゼン症候群?で収まらなかった・・・・
母親も子供の頃虐待を受けていて・・・
どうも母親自身も、精神的疾患を抱いているという様子で。

娘マリエル(映画『リトル・マーメイド』のアリエルを連想させる)は
自分が幼い頃から苦しんできた疾患が
全て母親の意図的なものであったと知り、母親を拒絶する。

その思いが高じて・・・・マリエルは母親を殺してしまった。
どう防いでも母親は自分を奪いに来る。
病院でも、警察が監視していても。
それならば、母親から逃れる手は・・・と思いつめた犯行。

長年母親からの仕打ちで、自分の人生を歩めなかったマリエル。
しかし、バーバは、異なる動機を導き出す。

支援学校で、親しくしていたコディ。
コディとのレイプ事件が、このエピの発端だった。
そして、コディと会えないことが・・・・動機のひとつとなってしまった。

ココ、ちょっと私はンン?と思ってしまいました。
マリエルが、まぁ薬物の作用を乗り越えて・・・人生を歩みだしたら
支援学校のことは、過去のこと、になるのかナァって考えて。
しかしマリエルは、コディを「自分の王子様」と思っている。

ココ、私の考えの浅さ、でしょうかね?
と、ダメじゃん自分、と思ったのは
マリエルが、最後にロリンズに
「ママを恋しがっちゃダメ?」と訪ねる場面。

自分の母親を殺したことは事実。
マリエルは、ちゃんと自覚して殺したのだから。
しかし、それでも、母親の自分への愛情。そして自分の母親への愛情。
それは・・・公正にいうと歪んだものかもしれないが・・・・
愛情には変わりない。純粋に愛していたのだ、お互いに。

だから・・・それまでは否定しない・・・・と思ったのかナァ。
そう考えると・・・
母親と過ごした時間は、マリエルにとって、大事な時間もあったのかなって。
その中には、コディも含まれていたのかなって。

そんなこと、考えました。
そう考えると、原題の『Pathological』は、深いかナァって。
ちょっと一言では説明できないような、気がしましたね。

と、検察が逃げたのは・・・どうよ?という感じですね。
勿論、逃げたから、ある意味めでたし~ラストなんでしょうがね。

しかし・・・ココは検察に悩んでもらわないと・・・
簡単にしちゃイカンだろって思いましたね。

でも、SVUはコレで良いんだろうナァって。

ベンソンに絡めるのは・・・・私は感心しないけどね。
思わず“息子”と、言い間違えて・・・・でしたね。

ベンソンが一応休暇中なので・・・
ベンソンの自宅が、作戦会議室になりましたとさ。

これって・・・・どうなんですか???と
私は思いましたがね。

と言いつつ・・・・複雑な心理を見せている反面、
ラストの逃げで、う~ん、減点かナァってエピでした。

今視聴しますと、バーバ退場の伏線かいな???って感じも見えますね。









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SVU S19-9「ノアの誘拐」

2018-08-22 16:03:34 | ~SVU S19
ロリンズが怖い・・・・武闘派だったのね・・・
知らなかったわ・・・・

ベンソンの息子であるノアが誘拐される。
と、怒涛の展開というのももどかしいスピーディな展開。

そして誘拐を計画したのは、ノアの祖母であるシーラ。
と、かなり凝った計画で・・・やる気、でしたね。

思いつきというよりも、準備万端!GO!!って感じで(ゴメン)

視聴する前は、あまり期待していなかったのですが、
そのためか・・・案外面白かったです。

ベンソンが、捜査から降りないってのはお約束ですが。
それでも、私には、あまり「もうベンソン、控えて」という思いにはならなかった。
だから・・・・面白いと思ったのだと。

悲しいエピだと思いました。

シーラがね・・・・ベンソンも・・・誘拐した男性も(名前失念・ゴメン)

それぞれが、寂しさ=家族が欲しい、という思いがあって。

シーラがね・・・・もちろん誘拐したってことは××なんでしょうがね。

ベンソンに対して、子供が欲しいのならば、他の子を養子にすればって。
自分にはノアしかいないのだから・・・・
って。
コレ、悲しかったナァ。

シーラも。そしてベンソンも。

だから、私、結構胸に堪えてしまった。思いがけなく(スマン)

親を必要としている子供は、まだ他に沢山いる。
その子たちの中から、選べばいい。
・・・・・そうやって・・・・ノアも選んだんでしょ?

私ね、ベンソンとシーラ、2人の立ち位置=思考の視点が異なっている。
そういう風に思いましたね。
多分、交わらないかと・・・・
少し関係が良好な時期があって・・・・ノアへの愛情で一致していたから。

でも、より愛情を得たい・・・・自分だけに愛情を向けて欲しい。
とまで、シーラが思い詰めるのは・・・娘のことがあるからでしょうネェ。

ベンソンを贔屓するわけではありませんが、
ベンソンは「自分がノアの母親である」という自信が伺えましたね。

過去の清算=娘との関係の贖罪のように、ノアの愛を求めるシーラ。
多分・・・シーラは、ノアしか見えないって感じなのでは?

ではベンソンは・・・ノアと共に人生を歩もうとしている。

その差かな?って思いました。

でも悲しいよね。

んで、ロリンズが・・・誘拐男性の娘さんにまで手錠を・・・・コワッ。
もうね、捜査じゃないし。脅しだわ(笑)
んで、平手打ちしていましたよね。誘拐男性に。
思わず!「本家フォンタナの相棒は、アナタに決定!!」と脳内で決めました(笑)

いやいや、期待値が低かったので・・・思わぬ収穫でした。

ラストの、「皆さん、ベンソン宅で和んでいます」は妥当?余計??
これは・・・判断が分かれるかな?

私・・・?
バーバさんが、普通のおじさんだったので、ヨシッ!!ってことで(笑)






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SVU S19-8「SNSに潜むワナ」

2018-08-21 13:34:06 | ~SVU S19
ケイティ・ミラー。SNSセレブとして有名な女子大学生。
SNSの広告費で稼いでいる。若者のカリスマ的存在。
特に若い女の子は、ケイティのSNSから目が離せない。
憧れの存在だ。

アンディ・マクファーソン。
総合格闘技のチャンピオン。通称モンスター。

2人のデートは、最初は楽しげだった。
しかしアンディが、いきなりケイティを襲う・・・
抵抗するケイティ。しかしアンディは「望んだことだろ」と。

と、こんな流れでスタートのエピソードで御座います。
原題『Intent』 = 意思 意図 故意 目的 などなど…
邦題は被害者側の視点ですが、原題は加害者側視点かと。
まぁ、へザーの意図が焦点ですので。
原題は、その点的を得ていますね(当然ですがね・笑)

ケイティは、アンディにレイプされたと。
しかしアンディは、それはケイティが望んだことだと。
互いに相手からもらったメールの文面を見せて、
自分の正当性を主張するが・・・

実は、ケイティ、アンディ、また弁護士などなど・・・
へザー・パーセルのなりすましによる犯行だと分かる。

両親の世話。父が亡くなった後は、重病の母親の介護。
ネットは、その合間の息抜き・・・
毎日毎日、永遠に続く介護生活。
ちょっとした隙間の自由時間。現実を忘れさせてくれるネットの世界。

悪意は無かった・・・・と主張するへザー。
しかしカリシが発見したへザーの本当の姿は・・・

「不公平よ!!」と法廷で叫ぶへザー。
その気持ちが本音。羨ましかった。妬ましかった。ケイティが。
だから・・・・

・・・・という流れですがね。

でも私は・・・アンディにレイプ犯罪を認めさせる部分が
「ヘェ~」って、思いましたわ。

なりすまし犯を逮捕し、有罪にするためには・・・
レイプの共犯としなければならない。
レイプの実行犯=アンディ。共犯=へザーということで。

しかし・・・アンディの弁護士も言っていましたが、アンディも被害者では?
ケイティと同様に。
レイプの被害者であるケイティを・・・・被害者として扱う反面、
アンディを加害者にする・・・・のは、まぁ道理ですがね。

この点、他に方法があるのでは?バーバさん???と
ちょっとちょっと、と声をかけたくなりましたね。

これはSVUだからってことは・・・・言えますかね?
もっと広範囲な視点で判断できなかっただろうか・・・
う~ん、私は釈然としなかった・・・ですね。

その反面・・・・へザーが故意的にならば、容赦なしって点は
現実的だナァって思うし。
でもこれって、へザーが故意的ではないってことになったら
無罪になるのですかね?
んじゃ、この場合・・・アンディは有罪を認めてて取引しているのだから・・・
アンディの有罪は変わりなし、ですよね。
でも“レイプの共犯者”であるへザーは無罪ってこと・・・

になると・・・・ここも釈然としないなぁって。

SVUのこの視点の“狭さ”は、性犯罪への厳罰化にもつながる反面
今回のように、ちょいと??にもなる。

この辺の微妙さは・・・・慣れるしかないのだろうか??
などと思いながら見ておりました・・・

んで、カリシとロリンズは・・・・ンンン?
この2人の関係が、良くわかっていない私・・・・

んでんで、ノアが~は次回へ続きますってことなのね。



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