「Law&Order」が好きだ!!(邪道にて)

海外ドラマ「Law&Order」が好きです。
とにかく叫びたいので、ブログに叫びます。

SVU S19-7「父の思い出」

2018-07-26 13:49:03 | ~SVU S19
はい、邦題でバレバレ~ですね。
どうして、こんな邦題を・・・・と悔やむというか呆れるというか。

原題『Something Happened』= なにかが起こった、で良いでしょうか?
調べましたら、本のタイトルにもありました。
ジョセフ・ケラー『何が起こったか』、原題が『Something Happened』

ドラマ内容が、このケラー作品を何か・・・は???
だって、私、読んでいないし(笑)

ちょっと変化球なスタイル、ですね。
舞台の2人劇みたいで・・・取調室も何気に豪華??
って・・・・普段はもっと警察の雑な1室って感じですよね?
無機質な・・・
でも今回は、窓もお洒落で・・・高窓ですか?
調度品・・・って椅子と机ですがね。ちょっと豪華?(笑)
と、舞台設定もバッチリ!で御座います。

チーターとレイヨウを、巧く比喩。
チーターに捕獲されるレイヨウは、運の悪い獲物なのか?
それとも、輝かしい選ばれた存在なのか?などと、かなりの変化球。

父親が妹をレイプしていた。
自分も父親に選ばれたかった・・・という一見「なんですと?」ですが。
その理解に苦しむような心理を、
ベンソンの父親と絡めて・・・ですね。

ローレルが、父親から虐待を受けていたという描写が
彼女の妄想・・・・それも願望ってことで。
ここが、着地点・・・・ではなく・・・・

妹リアに嫉妬するローレルに対し、
運がいいのはローレルだと諭し、
そして元凶は父親であると、キッパリ断言する。

ここが着地点・・・・と私は考えましたが。

このようなベンソンの言葉で、
やっと悪夢から醒めたように・・・・なっていたように思えました。

ローレルが被害者となっていたレイプ事件が
ローレルが加害者となった殺人事件で終わる・・・

しかし、メインは、ローレルの父親への思慕、愛情。
妹のように“愛して”もらえなかったという嫉妬。
飢えのように父親への愛を求める・・・・異常ですね。

ハッキリ申し上げると、異常な背景で。
加えて、ローレルとベンソン。
立場がコロコロ変り・・・その都度表情も変わる。

その辺は、面白かったかと思います。

まぁ・・・・これが頻繁だと困るスタイルですね。
ガン見しなきゃ・・・・だからネェ(笑)


・・・・・こんな感想で御勘弁(ペコリ)





SVU S19-6「アリ地獄」追記

2018-07-23 15:02:26 | ~SVU S19
感想です


原題『Unintended Consequences』
意図しない結果、予期せぬ結末、などなど・・・・そんな意味。

一見、どうでしょ?地味ですが・・・・
私は、SVUの良さが出ているエピだと思いましたがね。

その理由は、視点が母親なんですよね。
薬物依存症の娘を持つ母親の視点。

犠牲者となったナタリーの両親。
母親は、ナタリーの遺体との対面時に
夫(父親)から、ちょっと止められていましたは
見るのは親の責任だ風に・・・・見届ける決意で。
また刑事さんズとのやり取りの中でも
「最低の母親。娘を依存症にした」と自虐発言。
まぁコレは、世間の視線を受けて、もありますがね。

これが繰り返させる。
施設の教育係のローズマリーからも。
ローズマリーも、娘アニーを依存症で亡くしている。
ローズマリーも言っています。
「人々の視線を覚えているわ・・・“なぜ娘をあんな目に?”・・・」

ローズマリーは、施設入所者の少女たちに真摯に向き合い
なんとか力になりたい、と思っているのは、読み取れます。
だから、ラストの結果につながる・・・・
依存症の少女たちを食い物にした所長に、手を下す。
同時に、それは母親たる自分をも食い物にしていたのだ、と。
その悔しさ、惨さ、情けなさ・・・・それが殺意になるのは当然。

加えて・・・・ノアの祖母シーラ。
ノアの母親=シーラの娘、エリー。
エリーも薬物依存症で、身内はいないと言っていた。
自分の母親も死んだと・・・・
シーラも、ベンソンに話す。エリーのことを。
仲良し母娘だった・・・・なのにどうして・・・・

このように3人もの母親は話すのですから・・・強力です!(笑)
ナタリーをはじめとする依存症の少女たちのことよりも
母親の心情を描こうとしている、と思いました。
だからある意味ぶれない・・・・
加えて娘たち死亡しているので、
これまた母親の心情に横槍が入らない・・・・だからぶれない。

シンプルな描き方ですが
その分、伝わるものが大きいかと思います。

所長のバークリーをどうしたものか?と
バーバが、組織犯罪などと・・・・マッコイの常套手段を(笑)
しかし結果は、もっとシンプルでストレート。
母親たちの無念を晴らす手段としては、適しているかと。

しかし、気持ちは晴れない。
見ている方も、そうだと思います。
気が晴れるのは、一瞬だけ。
このように弱者を食い物にしようとする奴らは、後を絶たない。

だから・・・・視聴後の気持ちは・・・かなり暗い。
ローズマリーの表情も、「やり遂げた」という表情ではない。
もちろん、娘のアニーが、この施設にいたか?は不明ですしね。
でも、そういう少女たちを食い物にしていたとして
バークリーを殺害した・・・・は納得できますが。
しかしロースマリーの表情は疲れ切り、そして絶望している。

自分のやってきたことの虚しさ。
母親としての悔しさ、無念さ。
そして・・・・・ひとり殺しても何もならない=幾らでも悪党はいる
という絶望・・・・

ベンソンのプライベート話も、巧く絡ませて。
この位なら・・・・今回は許そう、と(偉そうに・笑)

事件をメインにしているように思えたので、それもGoodの要因かな。


地味ですが、SVUらしく良質のエピだったと思います。



SVU S19-6「アリ地獄」

2018-07-23 15:02:10 | ~SVU S19
ある少女の部屋・・・・いきなり2人組の男が押し入り、
乱暴にむりやり少女を連れ去る・・・・誘拐か?

少女の遺体が発見される。薬物の過剰摂取による死。
身元不明だ・・・・まだ10代中ごろの年齢・・・誰が薬物を売ったのか?

薬物から真相を追うSVUメンバー。売人、少女を知っている男。
身元が判明する。
ナタリー・カーティス、15歳。
両親が遺体を特定する・・・・娘のナタリーに間違いない、と。
しかしナタリーは、リハビリ施設に入所しているはずなのに。
サッカーで怪我をし、鎮静剤を処方され、それがきっかけで・・・

薬物リハビリ施設、ラックス。
所長のバークリー。
ナタリーは施設から失踪したという。
警察には届けていない・・・・真面目に探してくれないから。

ナタリーが妊娠していたことが判明する。
妊娠2ヶ月・・・・施設には6ヶ月間いた。
施設入所中に妊娠したことになる。
驚き憤るナタリーの両親。評判の良い施設だと思っていたのに。
嘆くナタリーの母親。
「最低の母親。娘を依存症にした」と世間の目が見ていた、と。
ナタリーのカルテ開示を、両親に依頼するSVUメンバー。

施設での捜査協力を所長に依頼する。
しかし所長は、何かを隠そうとしている風にみえる。
そしてナタリーのカルテ開示を拒否する。
法廷で争うことに。
ラックス側の弁護士。
ナタリーの両親は、入所時に親権を施設に委ねている、と。
バーバは反論するが・・・・判事はラックス側を支持。

その間、捜査を続ける刑事たち。
添い寝クラブ・・・・資産家の老人相手に添い寝する女性のクラブ。
その女性は、元ラックスに入所していた。
ラックスを訴えたそうだが・・・・今は何も言えない、と。
しかし、警察の捜査が入ったことを喜んでいるようだが。

ナタリーのカルテ開示が絶望ならば・・・・
と、ロリンズが勝手に(だよね?)潜入捜査開始。
単身&偽名で、ラックス施設の仕事に興味があると。
施設の教育係のローズマリー。
ローズマリー自身も、娘を薬物依存症で失っている。
それゆえか、施設の入所者たちにも真摯に向き合う。
ロリンズ、お試しに数日働くことに。
ローズマリーがちょっと他の仕事に行った時に・・・
カルテをちょいと・・・・

ベンソンに報告するロリンズ。
保険請求が異常に高額であることに気が付く。
保険会社も絡んでいるのか?
怪しいと思っても・・・非合法の捜査では、どうしようもない。
合法捜査で証拠を集めなければ。

ナタリーは退所して、アルトブルック自立支援所へ行っていた。
しかしまた薬物に手を出して・・・・
と自立支援所で話を聞いていた刑事たちだが・・・・
なにやら声が・・・声をする部屋を開けると、ベッドの上には・・・・
入所者の少女とカウンセラーのアンソニーが絡み合っている。
サクッとアンソニーを逮捕。

DNA検査の結果、ナタリーの子どもの父親はアンソニーと判明する。
アンソニーは、カウンセラーという仕事を隠れ蓑にして
薬物を餌に少女達とセックスをしていたのだ。

所長のバークリーを署に呼ぶ。
バークリーは、架空請求を否定するが・・・・

ベンソン
「・・・・患者は、いいカモよね。
 精神的な障害や薬物依存に苦しむ少女たち。
 親たちは助けたい一心で、何を請求されても素直に支払うわ。
 ひとまず薬物が抜けると、アルトブルックの仲間が再び薬物を与える。
 そしてラックスに戻し、同じ治療を繰り返すんでしょ」

しかしバークリーは、強気だ。裁判になっても・・・・・
証言するのは、薬物依存症、精神疾患、ウソつき、どろぼう・・・・
法廷では自分が勝つ、と。
「薬物欲しさに、体を売るガキ」と、言い放つ。
その言葉に呆れ顔のベンソン&ロリンズ・・・・

ベンソンの執務室 ベンソン&バーバ
少女たちは、カウンセラーのアンソニーをかばっている、と。
・・・・・・・・
「・・・15歳の依存症患者が、セックスを合意できる?」
「・・・現在の法曹界には、明確な答えがない。
 カリシに判例を調べさせるか?」

そこにカリシ&ロリンズ、入室してくる。
「過去半年のアルトブルック入所者は、薬物の授受を認めようとしない」
「レイプや児童虐待で、アンソニーを罪に問うのは厳しいわ」
「少女たちが気の毒だ・・・・
 (カリシ、バーバに向かって)いい方法を考えてくれ」
「ラックスとアルトブルックの接点をつかめ」
「施設の記録に載っていないわ」
「添い寝クラブで働いている元入所者に、話を聞いたでしょ?
 “やっと捜査が入る”と、彼女は言っていたわ。
 アルトブルックのことよ」
「証言しそうな人は?」
「1人いるわ・・・・」

施設の教育係のローズマリーと話すベンソン&ロリンズ。
ロリンズが刑事と知り・・・・不審を抱くが・・・・
刑事さんズ、ローズマリーに証言を頼みたい、と。
カウンセラーが少女たちに薬物を渡していたと聞き、
唖然とするローズマリー・・・・そして・・・・
「私のアニー(娘)は・・・必死に闘ったわ。
 でも何度も滑り落ちた。
 人々の視線を覚えているわ・・・“なぜ娘をあんな目に?”・・・
 克服しても・・・悪党が再び薬物を与える・・・」

バーバ
バークリーのやっていることは、自分では認識していないが、
組織犯罪が成立すると。
オバマ政権の保険制度改革で、依存症治療も適用になった。
そこにバークリーが目を付け・・・・
保険請求を4倍に増やした、と。
バーバ
「・・・麻薬取引、レイプ、保険詐欺・・・十分すぎる」
方針が決まった、とその矢先に・・・・
ロリンズに電話が。ローズマリーからだ。

施設へ赴くベンソン&ロリンズ。
所長室・・・・床に倒れている所長バークリー。
そばには注射器が・・・薬物?過剰摂取か?
ソファに座っているローズマリー。
自分が打ったのだ、と。もう助けられない・・・・
「私を逮捕して」
ローズマリーの言葉・・・・・


感想は次で(ペコリ)


本の御紹介

2018-07-12 12:58:04 | その他いろいろ
まぁ暫定的再開で、本の紹介とは・・・
でもまぁまぁ『L&O』に関することなので(ペコリ)


*************

『21世紀本格ミステリ映像大全』(千街晶之)

えっと、本日図書館で見つけました。
今年の3月頃の出版だそうです。
タイトル通り、
日本&海外の映画やドラマを取り上げています。
日本に限ってですが、アニメやバラエティについても。

作品を取り上げて~がメインですが
関係者のインタビューや考察等もあります。
映像って銘打っているのに、写真などは全くないですね(笑)
文字ばかりです。
まぁスリラーやホラーな作品も紹介されていますね。

その「海外ドラマ」の中で
『LAW&ORDER クリミナルインテント』が紹介されています。
えっと・・・煽り文句は・・・・
「徹底したリアリズムで描くニューヨークの姪探偵」です。
作品全般の紹介もしていますが
特にゴーレンについて考察しています。
リアリズムと姪探偵の融合・・・・
ゴーレンという刑事の誕生、そして『CI』というドラマの見事さ。

ゴーレン・ファンの方々は、読んでも損はないかと。


***********

さて、もう一冊は雑誌です。

『ダ・ヴィンチ 2018年8月号』です。
この雑誌・・・御存知でしょうか?
基本的には、本好き(読書好き)な方々のための雑誌で
本の紹介がメインで・・・・
加えてその時々で、本に囚われない特集もやっています。
この号では「海外ドラマ特集」となっています。
これは・・・・これも本日図書館で見かけたのですが
今月号なので、貸し出し不可で御座います。
最新号が発刊されると、貸し出し可となりますので、予約しました。

中身を見たのですが、まぁ海外ドラマ特集ですね。
イイ男特集もありました(笑)
その中で・・・あぁイイ男ではなく・・・
本家のことも紹介していました。
多分・・・DVDが発売されているからでしょう、と。
だから、意味不明(笑)のニューシリーズの紹介でした。

************

さて~DVDのことですが・・・・
本家は一応S1はあるんですよね。日本語字幕だけですが。
そして・・・ニューシリーズとしてS15~20がある。
こちらは吹き替えと字幕あり、ですね。

そしてSVUがS5まで、ですね。それ以降はない。

そしてそしてLAはありですね。

DVDとしては、CI、TBJ、UKはない。あぁ日本語として、ですね。

で・・・・アマゾンのプライム・ビデオとして・・・
これはDVDではありません。動画配信という形、ですね。
レンタルと購入があります。
これだと・・・UKがあります。S1~5.全話、ですね。
そして本家も・・・ニューシリーズもありますが
本家S10~14があります。
コレ、あまり知られてないかも・・・・
SVUもあります。これはやはりS5くらいまでかな?

ちょっと探し切れない・・・・ゴメン

シーズン購入(レンタル)とエピソード購入(レンタル)ができると思います。

私も他の作品ですが、エピソード購入しています。
好きな作品のお気に入りのエピを、購入。

そういう手もある、ということで。

でも、今更そこまで『L&O』に夢中になる人が・・・いる??
んでCIには何もないの?TBJも??
それ、ちょっとダメダメだよね。

ふ~ん・・・ふみふむ・・・
ちょっとUKのエピ購入を考えますわ、私・・・・


では、こんな情報で(ペコリ)






SVU S19-13「バーバの決意」追記<2>

2018-07-11 14:07:35 | ~SVU S19
えっと・・・・今から好き勝手書きます。
あまり熟考しなくて・・・・頭に浮かんだまま。
ファンの方々には、「御無礼な」と思われる言葉もあるかも?ですが
まぁいつもここではこんな調子なので・・・・
危険を感じたら、最初から読まないで下さいね。

そして・・・
ここでは、ベン・ストーン=ベン様
ピーター・ストーン=ピーター君。
ジャック・マッコイ=検事長orマッコイさんorジャック君またはマッコイなど
と、こんな表記で書きますので。



ベン・ストーンの葬儀 ジャック・マッコイの弔辞

「・・・・まだ私が若く未熟だった頃・・・
 初めての裁判を抱えていた時の話です。
 被告人の弁護士が、有罪になりかねない証拠をうっかり提出してしまい
 被告人を窮地に立たせました。
 私は困惑した。

 そこで私は、若い検事補であれば誰もがするように
 ストーン氏の所へ行った。
 最終弁論を書いていた彼は、話を聞いてくれた。
 “無視すべきか それとも・・・・”
 
 私の言葉を遮り、彼は言いました。
 “できることではなく、結果や影響を考えずにすべきことをしなさい。
  それがモラルというものだ。決して忘れてはならない”

 ・・・・・・・彼を失った今、悲しい世界になった。
 崇高な心が消えてしまった。さようなら、ベン・ストーン・・・」


といきなり!冒頭から!!ベン様さよなら~とは!!
はぁ・・・・ピーター君登場のためには、ベン様まで殺すとは!
恐るべし・・・・と慄いていたら(ウソ)
ベン様の写真が・・・・若い頃=本家出演の頃でしょうね。若い・・・・
対して弔辞を読む検事長は・・・77歳(今年78歳)の老老マッコイですのに。
この差は・・・・一体なんなんだ!!!!?????
と思いながら視聴スタートで御座います(笑)

そして・・・・おっと!若い頃、困った検事長はベン様に縋った、と。
まぁ美しい話をご披露していますが・・・・
あの~ベン様って設定って・・・恐怖の存在のあまり
数々のアシスタント検事補さんが逃げていってしまって・・・・
やっとS1~でロビネットが耐えていたって設定じゃなかったかい?
ン?「若い検事補であれば誰でもがそうするように」
ベン様に助言を求めたと??

いや~私はお目目まん丸クリクリで御座いますよ。
加えて・・・
なんですと?
検事長の担当した事案で、弁護人がミスって、
目の前に有罪=検察勝利が転がってきたと??
で、検事長が「困惑して」・・・・と?
ちょっと~S5登場時に「勝つためなら手段を選ばない」設定のマッコイが?

もうね、突っ込み所が満載・・・というより
本家の設定・・・ってもう大昔ですがね。
もう無視、というか気にしない・・・というか都合よく改ざん・・・

と、堅いこと言わなくても・・・でしょうネェ(笑)
私の覚えている限りですが
検事長の初期エピソードでも、設定などどこ行った~はありましたしね。

でも突っ込みたいから。
コレ目的で、このブログ再開したようなものだからね(笑)


ピーター君&検事長
・・・・・・検事長に弔辞のお礼を言うピーター君。
もぐもぐタイムの検事長。
ピーター君にも「座れ&食え」のダブルコンボで対応。

「・・・・いい葬式だった。
 だが親族が誰も話さなかったのが妙だった」
「家族は俺だけだ」
「“事実推定則”だな」
「・・・生前もほとんど話さなかったので」
「聖人の息子は、大変だったろうな」
「偉人が善人とは限らない」

「・・・・君の初登板の日、みんな彼の家に招かれた。悔しがっていたよ。
 ノーヒットを邪魔されて・・・・すっかりカブス・ファンさ」
「裏切りだ」
「私もそう言った・・・・“シカゴ法律ジャーナル”を毎日読んでいた。
 君の名を探していたんだ」
「何も聞いていない・・・」

・・・・・・はい、ここでピーター君の過去が・・・ですね。
この設定、日本でもどこかで御披露しているの?
ピーター君は法曹界に入る前は、大リーガー選手だったという設定。
シカゴ・カブスの投手だったって設定です。

・・・・・・・なんで、こんな設定を・・・・?とお思いの方々。
これはね、熱い熱いアッチッチのベン様ファン=Michael Moriartyファンの方
なら、もう御承知されていると思うので・・・・
書きませんわ。クイズではないが・・・・そこまで親切でもないので。
調べて下さい・・・・あっという間に分かりますからね。

で、ベン様がピーター君初登板の試合で
同僚を家に呼んで・・・・試合観戦ですって!!まぁまぁ!!!
そんなに同僚と和気あいあいだったとは・・・・
本家ファンを長年続けていましたが、今初めて知りましたわ(笑)
検事長まで御呼ばれして・・・・まぁ!!!

で、ピーター君、「家族は俺だけだ」って・・・ベン様、娘がいる設定なんですが。
えっと・・・・娘さんは・・・・もう父親と縁を切りましたか??
というか、以前にも書きましたが
息子=ピーター君も、いきなり登場ですから・・・ネェ。

んで、聖人、偉人・・・・あぁ善人ではないって(笑)
どこまで持ち上げるのか・・・・

んでんで、『Chicago Justice』は、日本では放映するんですかね?
今のところ・・・・日本では予定は無さそうで。

と、ベン様にかんしてアレコレ書いていますが
検事長が出てくる必要性=必然性が全く分からん。
一応バーバさん退場に華を沿え、ピーター君登場に華を沿え・・・
って、華になっていますかね??

私の目には、食って飲んで・・・てな感じにしか見えませんが。
それが重要?
そうなの?

ピーター君がNYに来る=父親ベン様の葬儀で
ベン様と旧知の検事長が色々世話を=ピーター君がNYに居つく布石
バーバに引導を渡す=だってピーター君の場所を空けないと・・・・

って、別にバーバさんを追い出さなくても
アシスタントから始めてもいいんじゃないの?ピーター君・・・
あぁダメなの・・・そう・・・・(笑)

あぁ、検事長が
最初の妻がオフィスの机で食べるなと・・・はジョークですから(笑)
あれだけ執務室で食っていた人が・・・・今更・・・・
ピーター君に対するジョークだと・・・そうですね?検事長??(笑)

なんか、ホント、マッコイを引っ張ってこなくても・・・だと思うよ。
SVUはS20決定ですが、
今のところS20に検事長が出演する予定は、ないとのこと。

では、このエピの撮影時の写真を御紹介


その1



その2



大分以前の記事です。御覧になった方も多いかと思いますが。
よろしかったらどうぞ!


正直・・・・もう検事長は出さなくても・・・出さないで!!とお願いしたい私。
いや、出演すれば大喜びで見ますが・・・・
もうイイでしょ。『L&O』にジャック・マッコイは。
もう過去の人でイイと思うよ・・・・
ベン様のように偉人や聖人でなくても・・・・
普通のジャック・マッコイで・・・・覚えていてもらえたら・・・・
それで良いんじゃないのかね~。



SVU S19-13「バーバの決意」追記<1>

2018-07-10 14:57:22 | ~SVU S19
まずは・・・・西日本豪雨の被害に遭われた皆様。
心から、本当に心からお見舞いを申しあげます。
とは言っても、何もできない自分であります・・・・
もしこのブログを御覧になっている方がおられたら
SVUファンで覗いて下さる方がおられましたら
そして、ちょっとでも笑って下さったら・・・・と思っています(礼)


バーバ退場、そしてピーター・ストーン登場エピです。
加えて、円滑に進めるためにマッコイまで登場(笑)
ついでにベン・ストーンを殺して・・・じゃなくて葬儀を出して(笑)

本家がズラズラ登場しても、大局に影響がなかったので
この点は一安心でした。
本家関連キャラについては、後にして。
先ずはSVUドラマについて(ペコリ)

このエピ、原題が『The Undiscovered Country』
訳すると、「未知の国」と。
これって、『ハムレット』の台詞では?と私は考えています。
確かにネ、『ハムレット』第三幕第一場のハムレットの独白の中にある言葉。
この独白は、あの有名な「生きるか死ぬか~」から始まります。

では、私が原題が『ハムレット』からだ、と考える理由は・・・・
*ドラマが『ハムレット』状態では?と思うから。
 悩んだ悩んで葛藤して・・・・でも何が正しいのか正しくないのか・・・

*このエピの脚本家がMichael S.Chernuchin。
 そして本家16-18「葛藤」これも、脚本家が同じ。
 この本家エピの原題『Thinking Makes It So』
 これも『ハムレット』の台詞から。第二幕第二場ですね。
 ついでに言いますと、この本家エピの弁護人もドウォーキンですわ。

もちろん「The Undiscovered Country」とい言葉は
『ハムレット』以外にも、多々あると思います。
しかし、私の中では『ハムレット』と考えその視点で視聴すると・・・
あ~ら、よく分かるわってことなので。
結果、『ハムレット』と考えることになっています。

未知の国、というのは『ハムレット』の中では死後の国となります。
色んな方の邦訳がありますので・・・
言葉は異なりますが、意味合いは同じです。

死後の国は未知の国。
そこに旅立って戻った者はいない。
だから、恐れるのだ。
(死後への)恐れのため、(死ねず)この世で苦しみ苦悩する。

って意味です。
つまり・・・・知らない苦労(死後)より、知っている苦労(現世)がまだマシ
だから、この世で苦労して苦悩して悩んで葛藤して~
ってことですね・・・・
シェークスピアさん、ゴメンなさい(笑)

今回のエピ、モデルはチャーリー・ガード事件です。
Wikiでも日本語でありますから・・・・知りたい方はどうぞ。

さて、勿論、バーバが無罪になって万々歳~なエピでは御座いません(ペコリ)
このエピは、登場人物も視聴者も悩め悩めエピ、だと思います。
だから、誰が正解・誰が正しい・誰が悪いってことは無いのですよ。
皆が責任逃れをしている・・・・ドゥルーの母親が言っていますね。
そしてバーバも・・・・父親を殺したという責任を負いたくなかった、と。

人の心の葛藤。それを象徴するシーンがあります。
マギーとアーロンが、取調べの後、抱き合うシーンがあります。
2人とも息子ドゥルーを愛している。しかし考えは異なっている。
そのひとつの心の中の異なる考え・・・葛藤が2人の姿に重なるかと。

とは言っても・・・・バーバの行動には???ですが。
その前に、マッコイとの会話で、父親への思いを語っていますが。
それでも・・・・知り合って間もない人たちの子供を・・・?
それって・・・違和感あるナァと思う。
バーバの親しい人で、その苦しみをバーバも以前から見ていて
そこに自分の父親の姿が重なって・・・という見せ方ならGoodなのになぁって。

このいきなり感は・・・
いくらハムレットがグズグズ悩んで、いきなり殺しちゃった??でも
バーバの行動のフォローには・・・・難しいナァって。

それと、気になったのは・・・・
ストーンとベンソンの会話ですね。裁判所前での。
ベンソン
「法律家は、普通の人間のことしか考えない。
 いいことを教えるわ。普通の人間ってのはね
 空から降ってきたら、地面に落ちるのよ」

・・・・・はい、サッパリ??ですね~(笑)
翻訳した方にはご無礼を承知で申し上げますが、
まず日本語として意味が通じませんが・・・(と私は思いますがね)


はい、探しました。私は英語音声を聞き取るという偉業はできないからね。


That's the thing about you lawyers.
You're always talking about the reasonable man.
Let me tell you something.
You wouldn't know a reasonable man if he fell out of the sky and he landed at your feet.


↑ これが英語での台詞です。ベンソンの台詞。

この「reasonable man」
これを「普通の人間」と訳しているようですね。
確かにそういう意味もあります。
しかし法律用語になりますと・・・・ネットで調べれば出てきますからね。
reasonable man は、
法律上の一般人の意味です
裁判官などが、ある特定の場合にその行動の適正化を測るために想定する一般人って意味。


だから・・・ベンソンは、ストーンに対し
「法律家は、普通の人間のことしか考えない」
というのは、この法律家が想定する人間のことを指していて
「普通の人間ってのはね
 空から降ってきたら、地面に落ちるのよ」
とは、生身の生きている人間を指しているってことかと。
悩み葛藤する生身の人間。
ベンソンのストーンに対する痛烈な嫌味ってことで。

・・・・・・ココ、ちゃんと訳して欲しかったわ・・・・
この場面、ベンソンとストーンの立ち位置=立場の違い
そして事件に対してどう向き合うのか(向き合わねばならないのか)を
描いているシーンなのに・・・・残念ですねぇ(シミジミ)

ドラマは、ベンソンの考えが正しいように見えますが・・・
そうでは、ないですよネェ。
まるでストーンを悪者あつかい・・・ではないですよねぇ。

一応ストーンも頑張っています。
ドゥルーがダウン症だったら?等々、と。
一体、基準はナンなんだって?
周囲が「もう真の意味で“生きていない”というが、その基準は?」
とストーンは問うています。まさしく正しい。

ドゥルーは、自分の意思を表明できない。
自分が生命維持装置を外したいのか、外したくないのか?
決められない・・・・だから周囲が決めようとする。
息子を愛する両親が・・・・

しかし両親は、心底ドゥルーのことを考え悩んでいるのだが
心の奥底で、自分の責任や負い目を加味していないか?
100%以上の純粋さで、ドゥルーのことだけを考えて判断しているのか?
こういうことも問うているかと。

基準がケーズバイケースでは・・・・法はどうなる?
社会の秩序は?
ドラマでは言及していませんが、このストーンの問い掛けは重要です。
と私は思っています。
それは・・・・大きな話になってしまいますが、淘汰につながるのですよ。
以前からこのブログをお読みの方は、「またか~リィンさん~」でしょうが(笑)
ナチスのT4作戦=安楽死計画ですが・・・・
ナチス時代以前から、欧州で浸透していた考えで。
ダーウィンの進化論や優生学・・・・
そこにナチスの人種論などが加わってくる。
そこに障がいをもつ子供がいる親がヒトラーに訴えた。
これは歴史となって残っています。両親の名前も。
自分の子供に「慈悲死」の許可を、と訴えたってことで。
勿論ナチスはこのことを宣伝材料にし、
自分たちの殺人計画を「慈悲による死」と訴えることに。

ストーンが危惧しているのは、こういうことに発展する恐れがある
ってことだと思います。

しかし、ベンソンは負けないで主張する。
案外ベンソンは葛藤しないのね(ゴメン・笑)
でもね、私はSVUはこういう描き方を目指すドラマなんだし~と
思っています。
言い方悪いが、視点が狭いのです。
そりゃそうだ。性犯罪に特化し、そして弱者救済を視点としているのだから。
狭いからぶれない。弱者視点で突っ走る。
これがSVUの魅力でしょ?
あ~SVUメンバーも悩んでいるのよ!失礼な!と仰る方、
おられましたらゴメンなさい。
でもね・・・・まぁ本家と比べたら・・・
今回本家をダシに使っているのですから・・・・大目に見て(ペコリ)

ラスト、バーバの言葉が美しい。
一体誰が考えたのでしょうか・・・・綺麗な終わり方でしたね。

私は、バーバは多様な価値観があることを認識し
そういう価値観を持ちながら(意識しながら)
前へ進もうとしている・・・と。
そう考えると、今からバーバが進もうとしているのは
ある意味「未知の国」なのかもしれない。

そう考えると・・・・
原題の『The Undiscovered Country』も、綺麗におさまるってわけで。

こんなんで、よろしいでしょうかね??
ダメと言われても・・・・これしか出てこないわ(笑)


さて感想はまだ続きます。
さぁ、本家への突っ込み開始の!感想は次で~(ペコリペコリ)









SVU S19-13「バーバの決意」<2>

2018-07-10 14:48:09 | ~SVU S19
・・・・・・・・・・・続きです


バーバの裁判が始まる。

マギーは、ドゥルーは脳活動が停止していると、
医師から告げられていると証言する。
自分は妊娠中、その疾病の可能性を告げられていたが、中絶はしなかった、と。
ストーンは追求する。
「妊娠5ヵ月で殺せず、生後10ヵ月では殺していい。そうですか?」

裁判所前(正しくは階段登りながら)ベンソン&ストーン
・・・・・・・
「・・・・法の世界では、バーバ検事補は重罪犯だ」
「あなた、お子さんは?」
「いない」
「子の痛みは親の痛みだと、彼は知っているわ」
「私もバーバ検事補の行動の意味は理解している」
「・・・それで?」
「認めれば、殺人を肯定することになる。
 これが前例になってしまうんだ」
「まともな人間が、まともなことをしただけよ」
「馬を殺すのとは違う。ドゥルーがダウン症だとしたら?
 白血病や風邪なら?病気ではなく不幸なら?」
「法律家は、普通の人間のことしか考えない。
 いいことを教えてあげるわ。
 普通の人間ってのはね、空から降ってきたら地面に落ちるのよ」

(↑このベンソンの最後の台詞は、後から説明します)

法廷 ドウォーキン、バーバへの質問
・・・・・・・・・・
「殺人は法に反することでは?・・・ではあなたは?」
「殺人罪ではない」
「だがあなたがいる時にドゥルーは死んだ。誰かが何かした」
「だが殺人ではない」
「危うい綱渡りのような発言だ」
「正当防衛だった」
「つまり殺すしかなかった」

「・・・・病室には花が飾ってあった。
 ベビーベッドの隣のテーブルに、オレンジ色のバラがあった。
 ドゥルーは、その美しさが分からない。香りも嗅げない。
 母親がバッハのカンタータを流していた。
 不朽の名作だが、彼には聞こえない。
 雲も見られない。虹も太陽も月も。それらの存在を知ることもない。
 腹が減ることもない。両親の顔も知らない。
 知っているのは、苦しみながら生きることだけだ」

「本当に?」
「医師は脳活動はないと言っている」
「つまり死んでいる」
「言ってみれば」
「法をつかさどる者として、生と死の見分けはつく。
 ロー対ウェイドの裁判では、こう示唆された。
 “生とは自分の力で生きられることだ”と。
 ドゥルーはどうでしたか?。
 つまり彼から奪ったとされる命は、そもそも存在しなかった」

「私の目の前いにいた赤ん坊は、考えを持つことができなかった。
 愛することも憎むことも願うことも。
 私は苦しみを目の当たりにした。言葉では表せない苦痛だ。
 彼を愛する2人が、彼の存在に苦しんでいる。
 私は何とかしたかった。罪を償うことになっても・・・・」

ストーン、バーバへの質問
・・・・・・・・・
「罪の意識はありますか?」「・・・」
「再度聞きます。罪の意識は?」「・・・」
「罪の意識はないのですか?」「ある」

評決 第2級殺人罪について無罪、と。
バーバと抱き合うベンソン。
ドゥルーの両親と握手するストーン。

ベンソンとバーバ
「悪いと思っているわ」
「なぜだ」
「あなたに知らせたから」
「・・・・君とは5年の付き合いだったか?」
「6年よ」

「・・・昔は映画のように白か黒だった。私はゲイリー・クーパーさ。
 絶対的な確信があった。誰が善人で悪人か。
 ・・・・そして君が・・・・現れた・・・
 私の世界に紛れ込んできて、グレーもあるのだと教えてくれた。
 ・・・よせ・・・何も言うな・・・
 気づくと青もあった・・・黄色も赤も。
 私は君になった・・・・心の扉を開けてくれた君に感謝している・・・」

「それで?」
「私は前へ進む」



はい、お疲れ、自分。感想は次ですわ
 








SVU S19-13「バーバの決意」<1>

2018-07-10 14:45:22 | ~SVU S19
ハウスホールダー家の息子生後10ヵ月のドゥルーが誘拐された。
ベビーシッターを脅し閉じ込め、誘拐していったのだ。
母親マギーが帰宅し、事件が発覚した。
捜査を始めるSVUメンバー。
誘拐したのが、ドゥルーの父親アーロンだと判明する。

ドゥルーは、ミトコンドリアDNA枯渇症候群という難病を患っている。
生命維持装置がないと呼吸ができない・・・・取り乱すマギー。
アーロンは、高価な医療道具を購入していることが分かる。
多分ドゥルーのためだろう。
配達した業者から、隠れ家を発見する。
説得しようとするベンソン。銃を置き、家の中に入る。

アーロンは、説明する。
妻のマギーは、ドゥルーを殺そうとしているのだと。
説得に応じ(って持っていた銃は、ペイントボール用だったのよ)
逮捕されるアーロン。

マギーは、ドゥルーの生命維持装置を外すための申し立てを行っていた。
アーロンは、治療方法が見つかる可能性があるかも、と
マギーの行動に反対していたのだ。そのための誘拐・・・・
生きる権利、死ぬ権利・・・・バーバの表情が強張る。

アーロンを起訴しなければならない。
バーバの執務室を訪れたマッコイは、バーバーに示唆する。
そして・・・取引をしろ、と。
バーバの表情は曇ったままだ。いや苦悩といってもいい。
彼は、自分の父親のことを思い出していたのだ。
生命維持装置につながれて生きていた父親。
自分は父親を嫌っていたが・・・毎日見舞いに行っていた。
医師は、もう脳活動が停止していると言う。
生命維持装置を外して、楽にしても・・・・しかし自分はしなかった。
それは・・・・父親の命を奪ったという責任を負えなかったからだ。
自分の気持ちの弱さを悔いているのか・・・・?
酒を飲み続けるバーバだが・・・・

ドゥルーの病室。息子を見守るマギー。
そこにバーバが訪れる。
マギーが話し出す。
裁判所は決定を延期すると。後見人が見つかるまでは、というが。
結局は誰も決断したくないのだ。責任を負いたくない。
裁判所も後見人も・・・医師も・・・そして親である自分たちも・・・
妊娠5ヵ月の時、医師から告げられた。
ミトコンドリアDNA枯渇症候群を患っている可能性があると。
アーロンは中絶しようと言ったが、自分は拒否した。
可能性に賭けようと・・・・なんの可能性?
自分の偽善では?自分の身勝手な偽善のせいで、息子は苦しんでいる・・・

泣き続けるマギーを慰めるバーバ。
立ち上がるマギー・・・生命維持装置に向かう・・・・
手を伸ばす・・・指がスイッチに触れようと・・・しかしできない・・・
泣くマギーに、退室するよう促すバーバ。自分がドゥルーをみているから。

退室するマギー。
優しい表情でドゥルーを見つめるバーバ。
手で十字を切って・・・・

バーバを問い詰めるベンソン。一体何を?
検事局はバーバを起訴するつもりだ。
マッコイに食い下がるベンソン。しかしマッコイは起訴に固まっている。
この事件は、シカゴの検事補ピーター・ストーンに任せると。
ストーンを特別検察官として、担当してもらうとベンソンに告げる。
ストーンは、父親の葬儀のためにNYに来ていたのだ。
しかし実情は・・・事後承諾だったようだが(笑)

バーバは第2級殺人罪で起訴される。
弁護人は、ドウォーキンだ。
といっても・・・今回は奇策はないが(アー残念ざんねん)


・・・・・・・・・・・続きます











SVU S19-5「10年目の再会」

2018-07-03 14:15:44 | ~SVU S19
え~視聴し終わって、真っ先に感じたのは・・・
コレってSVUの案件??でした(笑)

まぁ、そんな事言ったら・・・でうしょネェ。
最初、若い女性が男から逃げてる~てなことと
まぁ性交渉の痕や他の虐待の痕跡もあり~てなことで。
まずはSVUに連絡~なんでしょうけどね。

こういう事件は途中から、他の部門へ~はないのかね?
と、思った次第で。


若い女性が、男から逃げてきたと警官に助けを求める。
性交渉の痕跡、そして身体への虐待の痕。
SVUメンバーが捜査に当たる。

自分のことは何も覚えていない・・・と若い女性。
行方不明者の中に、似た少女を発見する。
エマ・ローレンス。幼稚園の初日に行方不明となった少女。

女性は少しずつ記憶を探っていく。
そうして・・・女性はエマと判断され、両親や兄と対面する。
感激のシーン。両親はエマを連れ帰る。めでたしめでたし・・・

世間の関心も高く、幸運話として取り上げられる。

しかし男の車から逃げ出したと言っていたエマだが
監視カメラから、自分で地下鉄を乗り降りしていたことが判明する。
疑うSVUメンバー。DNA検査は?しかしバーバは思案顔。
世間が美談ともてはやしている今、もしDNA鑑定で本当の親子となったら?
世間の非難の的になる・・・

クレジットカード詐欺で手配されている女、ブリトニー・テイラー。
その顔は、エマそっくり・・・いや本人だろう。

加えて、TVでインタビューを受けるローレンス一家を見ると・・・・
兄グレンが語る誘拐当時の様子が、当時の証言と異なっている。

おかしい・・・グレンに接触するロリンズだが、成果は無い。

おかしいのはエマなのか?それともローレンス一家なのか?
ローレンス一家に不審を抱き・・・とりあえずエマを署へ。

真実を語るエマ。自分はブリトニーであると認める。
実の両親からの虐待・・・21歳という微妙な年齢。
大人用シェルターへ行くのは、嫌だ。
偶然ローレンス夫妻がエマを探すTV番組を見た。
子供の頃のエマと自分は、よく似ている。
必死に娘を探す夫妻・・・・この親の娘になれたら・・・
と思い、ウソをついた、と。

クレジットカード詐欺などでの逮捕を免除する条件で
グレンとの会話の盗聴に協力するブリトニー(エマね)

グレンはエマの行方不明に関与している。それも最悪な事態に。
グレンを署で取り調べる。
ちょっとした喧嘩だった・・・・
TVの前で踊るエマ・・・邪魔だといっても踊るエマ・・・
腹が立ち、クッションで押さえつけた・・・・そうしたら・・・・
しかしグレンもまだ子供だ。では誰が後始末を?

父親のビルが逮捕される。
第3級虚偽親告罪、そして第2級公務執行妨害を認めるビル。
グレンは、第2級故殺罪から減軽され過失致死罪として罰を受ける。

何も知らなかった妻で母であるカレン。
許しを請うビルを背に、法廷を去って行く・・・・
「何もかもを失った」と・・・・・・


まぁ、こういう筋書きで。
ここにベンソンの私的事情
=養子の息子ノアの祖母出現で養子縁組無効の危機が。
養子にする際には、縁者がいないと判断されたのに・・・
いきなり登場ですかい???と前回から思っていたのですが。

今日祖母シーラが語る娘(ノアの母親)エリーとの確執を聞いても
そんな何かすごい特別な事情もなさそうな・・・
なんで徹底的に調べたはず~が身内見つからなかったんだ???
とスゲェ素朴な疑問を持つ私・・・そうだよね??

ラスト、カレンの「全てを失った」風な言葉が
ベンソンの気持ちにちょっと風を送る・・・と、この辺は見事というよりも
まぁ分かるわネェ~とイジワルに見る私。

(ゴメンね~ほら~本日早朝W杯ロシア大会で日本敗退したからサァ)

ベンソンはシーラとノアの面会を承諾し・・・
温かいシーンで、ドラマは終了~で御座います。

父親ビルの言い訳が・・・良い父親風で、どこか変。
子供の喧嘩が重大なことに~と当時そのまま通報すれば・・・
で、ヨカッタのではないか?
それを、家族のため息子のため等等と自分的視点で物事判断するから。
と、狭い了見ではイカンぞ、という教訓話でもある(違うと思うが・笑)

それと・・・バーバが凄く目立つのですが・・・いつも?
それとも退場フラグなのか??

原題『Complicated』日本語のコンプレックスとは違うらしい。
複雑・・・ややっこしい・・・ネガティブな響きがあるそうで。
まぁ、今回にはピッタリでは?と思いました。

それにしても・・・・ブリトニーがエマに成りすまして・・・
そのままで幸せな御一家で過ごすつもりだったのか?
父ビル?と問い掛けたくなるわ。

それが最も怖い・・・と思いません??